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2003年05月13日

 うさぎ薬局日記 その3

前回の続きです。この方に私はだいたいこのようなことを答えました。

「まず、誰にでも良いという健康食品は存在しないですし、またそれほど効果があるものであれば厚生省が認可するだけの結果を持ち合わせているはずです。
残念ながらあなたに合う物ではなかったのだと思われます。体が弱っている時は、アロマテラピーや作用の強いハーブではあなたの体がその力についていけずに、負けてしまうこともあります。

まずは体を元に戻す努力をしましょう。直接疾患に働きかけるものではなく、間接的にまず体に働きかけてみましょう。今は比較的飲みやすいネトルやルイボスなどのハーブティで血液の浄化をはかり、体を強くすることがおすすめです。水分はなるべくこまめにとりましょう。

体の節々が痛いのであれば、イブニングプリムローズ、セントジョーンズワートなどの浸出油をホホバ油などに2割程度混ぜて、精油を入れずにそっとなでてあげましょう。精油はもっと調子が良くなってから使用することをおすすめします。また、ハーブティも薄めで飲み、体に合わないと思ったら中止しましょう。まずは体を通常の状態に戻すことが先決です。
医薬品をあまり使用したくないと思っても今は先生から処方された薬を服用することが大切です」

ハーブやアロマテラピーで体が良くなるのであれば、医薬品は要らないわけです。
確かに効果が実証されているものも少なくないですが、盲信し、またそれを他人に押し付けるのは大問題。医薬品と上手につきあいつつ、植物療法も取り入れる、そんな線引きが出来るのが薬剤師のスキルなのかな、とまだまだ修行が足りないながらにも思うのでした。

ちなみにこの後、この患者さんからは信用を勝ち得たようで、他で調剤して貰っていた処方箋も持ってきて下さったのですが、トランキライザーをいくつか服用していました。その時にハーブティは購入されませんでしたが、そのうちにエアフレッシュナーや化粧水を作ってみたいとおっしゃってました。
もう少し調子が良くなってきたら一緒に作りたいと思います。

投稿者 tsukamoto : 2003年05月13日 15:01

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