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2003年07月22日
裏付けのまったくない話 その2
先週の沈香の話ですが、先日うさぎ薬局にいらした不眠の方に少しお分けしたところとても気に入っ て頂けたようで、買ってきてと言われました。
やはり精油を温めるのは面倒ですし、いくらティッシュに1、2滴落とせばよいと言ってもすぐに香り が飛んでしまう。お香はいつまでも香りが残っていて良いのだ、とその方はおっしゃってました。
確かに精油よりお香のほうが室内に残りやすいです。精油でベースノートのもの(香りの持続が長い もの。例えばイランイラン、サンダルウッド、ローズなど。分子量が大きめ)
でも翌日まで持ち越し、部屋にしみつくことは余程使わなければありません。もともと、お香と精油は香りの抽出方法(お 香は香木、香草類を粉末状にし、練りあわせて香りを作るのに対し、精油は揮発性芳香成分のみを水 蒸気蒸留などによって抽出する)や使用法も異なるので、違いはあるのでしょう。合成品でない、質 の良いお香を薬局に置くことも考えていきたいなあと思い始めたこのごろです。
話をもとに戻して、恋に効く(?)香りについてお話を続けましょう。
インドネシアの新婚カップルのベッドには、イランイランの花びらが散りばめられていると言います。
イランイランとは"花の中の花"という意味で、エンドルフィンを増やすのだそうです。エンドルフィ ンは、内因性モルヒネ様物質で、オピオイド受容体に結合する物質です。特にβの活性が高いと考え られています。
エンドルフィンが増えると、つまりはモルヒネ様の作用があるわけで、不安や不快感の解消、多幸感 など(良いとこ取りで言えばそんな効果)が期待されます。気分が高揚し、開放され、催淫作用をも たらすのでしょうか。恋に効く媚薬として、また古では瞑想などの宗教儀式の香りとして使用されて きました。原産が東南アジアの花なので、特に東洋でもてはやされたようです。
投稿者 tsukamoto : 2003年07月22日 15:14
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