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2003年11月04日

 日本のアロマ その1

こんにちは。
今回は昨日手に入れた精油についてご紹介しますね。

精油って沢山ありますが、昨日私は初めて"シソ"の精油を見かけたのです。 雑貨扱いではなく、きちんと精油扱いをしているショップでです。香りを かいでみるとおにぎりに入っていそうな香り(ちょっとしょっぱいような 感じ)でした。

シソは葉や茎が紫色のものを「紫蘇」といい、緑色のものを「大葉、青シソ」 と呼びます。薬用植物として使われるのは「紫蘇」のほうで紫色は”アントシ アニン”によるものです。

シソの芳香成分の主成分はぺリラアルデヒドで強い防腐力を有します。シソ の葉は、食欲増進、毒消しとして昔から利用されていました。

例えば刺身によく大葉が添えられているのは、いろどりだけではなく長持ち させるためだったわけです。こんな所にも昔から脈々と受け継がれている伝 承的な効果が生きているのですね。

シソの精油はどのように使うのか販売員の方にお伺いしてみると、”神経の 活性化”や”お掃除”に使えるのだそうです。
確かに爽やかな香りは、同じシソ科のペパーミントのようですから”神経の 活性化”は期待できそうですし、抗菌力の強さは”伝承的”にもすでによく 知られるところですが、化学的にも防腐力については研究され、実証済みで す。

バケツの中に1滴落として雑巾がけすれば、抗菌効果も期待出来るわけですね。 アトピーの治療にも用いられることがあるそうで、皮膚を清潔に保つには役に 立ちそうだな、とは思いましたが、香りをかいで"ご飯が食べたくなる"が一番 の感想でした。
やはり昔から使われてきたように"食欲増進"に効果あり!なのです(笑)

投稿者 tsukamoto : 15:31 | コメント (0) | トラックバック

2003年11月11日

 リコピン

めっきり寒くなってきましたが、お変わりないですか?

この時期になってくると、風邪をひく人や喘息で咳き込む人も増えてきます。 喘息患者には、リコピンの血中濃度が低い人が多く、その方たちのリコピンの 血中濃度を上昇させると喘息症状や、受診回数が減少したという報告もあります。

きちんとした相関性は見つかっていませんが、リコピンは抗酸化作用が強力で、 血液の浄化・アレルギー物質の除去・細胞の老化を防止などの効果が期待できま す。そういったことから喘息も軽減する可能性はありますよね。

ところでこのリコピン、トマトに多いと思われていますが、実はローズヒップに も多く含まれているのです。
ローズヒップにはトマトの約8倍のリコピンが含まれていると考えられています。 しかしながら、トマトL玉2個でだいたい必要と言われる15mgを摂取できるのに 対し、ローズヒップはティースプーンで15杯程度必要になります。
しかもリコピンはカロチノイドの一種ですから、脂溶性のため、お茶として摂取す ることが出来ず、食べなければいけないわけです。 それはトマトよりリコピンの含有量が多くても困難・・・。

しかし、ローズヒップにはビタミンP(フラボノイド)が含まれていますから、お 茶として飲んでも活性酸素除去作用はもちろん期待できますがリコピン程パワーは ないようです。

ちなみにリコピンの試薬を服用するよりも、トマトとして摂取した方がリコピンの 吸収率はいいそうで、ハーブと同じようにまだ分かっていない微量成分がなんらか の補助効果を発揮しているのかもしれませんね。

投稿者 tsukamoto : 15:32 | コメント (0) | トラックバック

2003年11月18日

 紅葉の秘密

すっかり寒くなってきましたね。 うさぎ薬局のある福島県はもう紅葉も終わり、
冬将軍の到来も間近です。関東南部では紅葉がまだ少し見られますよね。
今年は見ていませんが神宮外苑のイチョウ並木もさぞ綺麗だったことでしょう。

さて、今回はそんな「紅葉」がテーマです。
紅葉はモミジの真っ赤も素敵ですが、イチョウの黄色もとても風情がありますよね。
何故植物によって赤や黄色といった違いがでてくるのでしょうか?
これには、葉緑素(クロロフィル)と植物色素に深い関係があるのです。
植物の葉にはクロロフィルが含まれ、特に春から初夏にかけて活発に合成されます。
イチョウの黄色は「カロチノイド」の黄色ですがクロロフィルの合成が活発なときは
その緑色に隠されてしまっているのです。
ところが秋になって、寒さのために葉が養分を運ばなくなり、クロロフィルが合成で
きなくなると隠れていた「カロチノイド」の黄色が現れてくるわけですね。

同じようにモミジの赤もクロロフィルに隠されてしまっているのでしょうか?
これはちょっと違います。モミジの赤は、ブルーベリーなどに含まれる
アントシアニン系の色素で、葉が緑のうちには含まれません。
寒さによって、葉と幹の間で養分のやりとりが行われなくなると、光合成で
ため込まれた糖分からアントシアニン色素が作られていき、クロロフィルの緑の色素
が消失していくことで美しい赤を魅せてくれます。

この他にも、紫色や、茶色などの葉の色がありますが、これらも同じようなしくみによって私たちを楽しませてくれるのです。

投稿者 tsukamoto : 15:33 | コメント (0) | トラックバック

2003年11月25日

 脳の疲れにはチョコレート?その1

連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?

私は先週のコラムでお話をしてから神宮外苑のイチョウ並木が気になり、
お散歩に出かけてきました。もう少し色づいてもいいかなあ
というくらいでしたが、雰囲気があって素敵でしたよ。

ところで、今日は少しだけ宣伝があります。
「安心素材でナチュラル生活」(青春出版社 1300円)という本の監修を
させて頂きまして、本日(11月25日)発売です。重曹、クエン酸、エタノール、
精製水など薬剤師にとって身近なものを使ってスキンケア、ヘアケア、
お掃除までしちゃおう、というものです。よろしかったらご覧になってください。

それから、先日メールを頂いた薬剤師さんと「こころの訴えに気づくことが
とても大切。 医師に話したいけれど、忙しそうだし話せなかった、といって
話していかれる方も結構いらっしゃいますよね」といって服薬指導にも、
薬の説明だけでない「カウンセリング能力は必要」説を唱えていました。

それとはちょっと外れるかもしれませんが、自分なりに考えている「アロマテラピー、ハーブと医薬品のカウンセリングスキル」について同じく本日発売の「アロマトピア」(フレグランスジャーナル社)に掲載されています。

・・・というような文学的な(?)仕事をここ1ヶ月程していたところ、今までに使用していないような脳細胞を総動員していたせいか、普段あまり食べないチョコレートを朝から食べ、周りに驚かれることも しばしばでした。よく甘い物を欲しがるのは疲れている証拠と言いますが、チョコレートを食べないと 思考回路が停止した状態で何も言葉が浮かんでこないのです。生まれてはじめての体験だったような気が します。

次週は、そんなチョコレートとハーブの関係についてお話します。
今回は宣伝に終わってしまってごめんなさい!

投稿者 tsukamoto : 15:34 | コメント (0) | トラックバック