<<メイン>>   植物別 症状別 報告 接客 雑学

« 2004年02月 | メイン | 2004年04月 »

2004年03月02日

 薬学生に会って その1

そろそろ花粉症にお悩みの方もいらっしゃるんではないでしょうか?
春が待ち遠しい反面、花粉症の方には一番ツライ季節になりつつあります
ね。最近、くしゃみ鼻水、マスクの方を見かけるようになりました。花粉が少し
ずつ飛び始めているのでしょうか?

先週は大阪、東京と「就職フェア」なる薬学生を対象に、薬局や製薬会社が
集まって求人説明会を行う弊社開催イベントに「アロマテラピー」のブースを
出して参加しました。

完全なオプション部分で、なんら学生さん達の就職活動に関係はしないので
すが。ずっと緊張しっぱなしではなく、ハーブティを飲んだり、香りを楽しんだ
り、ホッとできる空間としてご利用頂くためです。

大阪会場では、ルームスプレーをプレゼントしました。
柑橘系(赤マンダリン、グレープフルーツ、ベルガモット)、フラワー系(沖縄月
桃、ラベンダー、イランイラン)、花粉症対策系(パイン、ペパーミント、ユーカ
リ)の3種類のうちから1種類を選択して貰いました。
薬学生は全員女子で、一番はじめになくなってしまったのは柑橘系ブレン
ド。僅差でフラワーブレンドが2位。完全な売れ残り状態となったのが花粉症
ブレンドでした(笑)

結果は予想通りだったのですが、花粉症の方も他のブレンドを選んで持ち帰
るという不思議な現象(?)でした。
若い人とお年よりは柑橘系を特に好む傾向があるような気がします。若い人
は自分と同種のものとして、お年よりは自分にないものを得ようとしてこの香
りを欲しがるのではないかと思います。

フラワーブレンドは女性らしい性格の方や、ホルモンバランスが崩れ気味の
方、PMSでお悩みの方によく好まれます。更年期を迎えた方にも人気があり
ます。

そんなわけで学生さんがこの2つのチョイスで悩まれたのはよく分かりまし
た。結局残った花粉症ブレンドはというと・・・弊社スタッフの男性社員に好評
で持ち帰りとなりました。
香りにやはり性差、年齢差はあるなぁとつくづく実感しました。

次回、東京会場の様子をレポートします!

投稿者 tsukamoto : 11:42 | コメント (0) | トラックバック

2004年03月09日

 薬学生に会って その2

さて、早速ですが今回は東京会場のご報告です。

さすが、薬科大が多く集まる東京だけあって沢山の方が参加され、学生さん
の熱気であふれていました。なんだか勢いのようなものすら感じました。
「若くていいなあ」思わず口をついて出てしまった言葉です(笑)

東京会場ではマッサージオイルを作りました。
「アロマテラピーは初めて」という方がほとんどでしたので、ど のような効果を期待してどこをマッサージしたいか聞いてブレン ドレシピを考え、香りを確認した上で精油をキャリアオイルにブ レンドして貰いました。

「肩こり」にはラベンダー+ペパーミント、
「冷え」にはレモン+オレンジ、
「PMS」にはローズ+ネロリなど。
(※それぞれの詳しい症状を聞いた上でブレンドをおすすめしました)

また、その他の使いまわし方法(例えばローズ+ネロリは顔のマッ サージオイルとして使っても効果的など)も説明しました。みんな 楽しそうに作っていましたよ。

私が卒業した薬科大の後輩も来ていましたが、最近はアロマテラピ ーを少々授業に取り入れているため、「アロマテラピーを知ってい る」とのことでした。大学の敷地内にハーブガーデンなども作りな かなか本格的で(実際私も見学しましたが立派なものです)、収穫し たお茶をハーブティとして飲ませてくれるんだそうです。

だんだんアロマテラピーやハーブも薬学に必要な知識のひとつと認 識されるようになってきたんだな、と実感しました。学生さんの中 には「アロマテラピーが出来る薬局に行きたい!」なんていう方も。 熱い想いをぶつけられて、私も頑張らないと負けちゃいそうだなと 危機感を覚えました。

でもまずは、西洋医学をミッチリ叩き込んで「医薬品での治療」が いいのか「ハーブ、アロマの癒し、健康増進」がいいのか、はたま た併用出来るのか線引きが出来る薬剤師さんを目指して欲しいです ね。(私もまだまだ勉強中ですが・・・)

投稿者 tsukamoto : 11:44 | コメント (0) | トラックバック

2004年03月16日

 健康ブームとご相談 その1

最近、メディアで「この症状にはこのハーブ」なんて紹介されている事が多い
せいか、私にも問い合わせがくることがしばしばあります。

この間は小さな頃からアトピーにお悩みの方で、「今年は特に顔にジュクジ
ュクしたような感じがあって外に出られない、ハーブがいいと聞いたが何が
いいのか分からない」というご相談内容のメールでした。

私がこういったメールを頂いた時にお伺いすることがいくつかあります。
1. 何か医薬品を服用しているか
2. 食べ物や医薬品に対するアレルギー、花粉症などはあるかどうか
3. 最近特に変わったことはなかったか(食べ物、薬、ストレスなど)
     ・・・などなど。

原因があるならばそれを取り除けば症状は軽減するでしょうし、ハーブは医
薬品と相互作用があったり、アレルギーを引き起こす場合もあります。そうい
った事に細かく対応出来るのは薬剤師だからかな、と薬局でハーブや精油
を扱う意義について私は考えています。

それはハーブや精油に限らず、食品についても言えますね。
例えば「朝、脳を活性化するにはチョコレートがいい」という事を聞いて、糖尿
病患者さんが食べたりしたらどうでしょうか?また「牛乳でカルシウムを補給
し、骨を強くしよう」なんて言ってもそれだけではなく、ビタミンD、ビタミンCな
ども必要だということを消費者は気付いているのでしょうか?
また、乳脂肪のとりすぎに気をつけないといけない方もいらっしゃるでしょう。

情報が錯綜するこの世の中、食べ物やハーブといえどもやりすぎには気をつ
け、自分に合った物をバランスよくとって頂きたい、そう願わずにはいられま
せん。
また、来週に続きますね!

投稿者 tsukamoto : 11:46 | コメント (0) | トラックバック

2004年03月23日

 健康ブームとご相談 その2

こんにちは。
とうとう東京は桜も咲き始めましたね!
先週は福島のうさぎ薬局で薬剤師業務やアロマテラピーの講習会などをし
ておりました。福島も陽気がいい日は暖かくて気持ちがいいですが、桜はま
だもうちょっと先のようです。

さて、今回は「健康ブームとご相談 その2」なんですが、某番組で「フィーバ
ーフューが偏頭痛にいい」とやっていたそうで、それについてのお問い合わ
せを先週うさぎ薬局で何件か頂きました。

だいたい、フューバーフューの取り扱いをしているハーブショップも少ないで
すし、偏頭痛に効果があると言われているもののどの程度効果があるのか
全く分からない状況です。ハーブの品質にもメーカー毎で差があるでしょうし
ね。

「パルテノリド」というフィーバーフュー中の成分が、セロトニン受容体に結合
し「イミグラン」のように血管収縮によって頭痛を抑える、また「アスピリン」の
ようにプロスタグランジン合成酵素を阻害するとも言われています。そう考え
るとすごく効果がありそうなんですが、パルテノリドでない成分が効果を発揮
するとも言われています。

それにパルテノリドはセスキテルペンラクトン類に属するために、おそらくハ
ーブティで飲んでも深刻にお悩みの方には効果はあまり期待出来ないので
はないのかな、と思ったりするのですが、お問い合わせの方は「薬が少しで
も減らせて楽になれれば」と真剣なわけです。その気持ちはよく分かります。
だからこそ、そのような方にハーブティはおすすめ出来ないのです。本当に
お悩みの方なら、少なくとも水溶性成分だけでなく、様々な有効成分を高濃
度含有していると思われるカプセル剤やチンキ剤を継続服用すべきです。
私はそのように考えています。
また、本当にプロスタグランジン合成阻害作用があるとしたら、ボルタレンの
ように妊婦への投与は避けないといけません。

最近の健康ブームは本当に薬剤師も無視できないものだ、とつくづく実感し
た次第です。ハーブ、食品などはあくまでも健康増進程度に考え、これで治
そうなんて思わないようにきちんと話をすることも大切です。日常生活に上
手に取り入れてほしいものですね!

投稿者 tsukamoto : 11:47 | コメント (0) | トラックバック

2004年03月30日

 むくみとハイビスカス

みなさん、お変わりありませんか?私は最近、なんだかむくんでだるい・・・
そんな感じが続いていました。

本当はラシックス(利尿剤)でも飲んでスッキリさせたいのですが、飲むのをや
めたらまたむくんでしまうし、悪循環になるので利尿作用が有よく知られてい
るハーブティを飲むことにし、やっぱり美味しい方がいいと思ってハイビスカ
スを選びました。

ハイビスカス、ローズヒップのブレンドです。1日4,5杯くらい飲んだとこ
ろ、2日もするとむくみがとれてスッキリしてきました。同時にだるさもとれ
てきて、なんだか気分爽快!それに、常習性便秘が解消されました。
これはいったいどういうことなんでしょう?

利尿作用は豊富に含まれているカリウムが効果を発揮しているようです。まあ、
むくみがとれればだるさも緩和されるとは思うんですが、ハイビスカスにはク
エン酸も多く含まれているのです。だからそのまま飲むと酸っぱいですよね?

クエン酸は疲労物質である乳酸(解糖系で嫌気的にグルコースより生成される)
の排泄を促進させます。人の健康な体内は弱アルカリ性に保たれているため、
乳酸が体内にたまると体が酸性に傾き、倦怠感を与えます。クエン酸摂取によ
りTCAサイクルを活発にさせ、乳酸を排泄させれば、疲れにくい体になるわ
けなんですね。

また、TCAサイクルは脂質代謝、糖代謝に特に関与し、またATPという高
エネルギー体を作り新陳代謝を活発にするため、理論上はダイエットにも効果
的な感じがします。
しかし、太っている原因が何かも分からずにむやみにクエン酸を摂取してもあ
まり効果はないと思いますけど・・・。

私の場合は、多分代謝が良くなってお通じも良くなったのかなと考えています。
皆さんも夏に向けて今からハイビスカスのハーブティをお飲みになってみては
いかが?!

投稿者 tsukamoto : 11:47 | コメント (0) | トラックバック