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2004年06月01日

 水虫

こんにちは。
なんだか急に暑くなってダレてる私ですが、みなさんはいかがですか?

暑くなって、湿気が多くなるこの時期は「水虫」などの感染症にかかりやすい時期です。水虫は皮膚の一番外側の層である「角質層」にカビの一種である「白せん菌」が付着することによって起こる皮膚病です。

水虫の種類にもいろいろあり、小さく赤いプツプツした水疱が出来る「小水疱型」、足の指の間がジュクジュクしたかゆみの強い「趾間型」、角質が増殖し皮膚がカサカサした状態の「角化型」の3つに分けられます。「白せん菌」は体のいたる所に感染しますが特に高温多湿の環境を好むため、足に出来やすいのです。症状が重い方はやはり薬剤による治療をおすすめしますが、水虫の予防や軽い方には、精油やクエン酸も効果的です。

最近クエン酸の話が多いですが外用としても役立ちます。皮膚の角質層をクエン酸で弱酸性に保つことにより、細菌や真菌が繁殖しにくくなり、ニオイを防ぐことも出来ます。これに精油の薬理作用をプラスすれば効果も大!

今日は簡単なフットスプレーの作り方をご紹介します。
〈100ml分〉

 ①スプレー容器に消毒用または無水エタノール10mlと
  ティートリーの精油10~15滴加えてよく振り混ぜる。

 ②①に水を90ml入れてからクエン酸1gを加えまたよく振り混ぜて
  クエン酸が溶ければ出来上がり!

ティートリーには「テルピネン-4-オール」が多く含まれ、これが抗真菌作用に特に関係すると考えられています。ティートリーの精油に関しては精油が持つ薬理作用のみが注目され、芳香浴としてのアロマテラピーに用いられることはほとんどありません。ちょっと薬臭いような香りですので苦手な方はレモンの精油を少し加えると爽やかに使用出来ると思います。

まず、足を良く洗い、水分をふき取ってからフットスプレーを噴霧します。しばらくおいてから、余分な水分はふき取り、なるべく足は乾燥させておくようにコットンなど通気性の良い靴下をはく、家では素足でいるなどすると良いでしょう。外出時でも出来るようであれば持ち歩いてスプレーし、ティッシュでふき取るなど軽く足を拭いてあげると更に効果的です。

※クエン酸は傷口にはしみますのでケガがあるところ、
 水虫の症状が悪い所には使用しないでくださいね。
 また冷蔵庫に保管して1週間で使い切るようにしましょう。

今回はちょっと長くなりましたがこのへんで。

投稿者 tsukamoto : 13:48 | コメント (0) | トラックバック

2004年06月08日

 PMS その1

こんにちは。梅雨になってなんだか気分もジメジメした感じの作者です。
みなさんはいかがですか?私のジメジメには少しばかり心当たりがありまして・・・。今回は多くの方がお悩みの「PMS」についてお話しようと思います。

「PMS」とはPreMenstrual Syndromeの略で、「月経前症候群」とも言われ排卵日以降~月経開始2、3日までの間に見られます。これは身体症状と精神症状に大きく大別されます。

身体症状はむくみ、便秘、下腹部の不快感、倦怠感、頭痛、肩こりなどで、精神症状は落ち込み、イライラ、不安、集中力低下、眠気など。期間も症状も人によってマチマチです。原因はいろいろ言われていますが、プロゲステロンが排卵日以降に増加することも一因と考えられています。確かに身体症状も精神症状もホルモン剤を飲んだ時の副作用に似通っています。ただ、自分でもホルモン剤を飲んでいた経験がありますが、身体症状は顕著に現れましたがさほど精神症状は感じませんでした。

ここでエストロゲンとプロゲステロンの分泌と役割についてちょっと説明しますね。エストロゲン(卵胞ホルモン)は月経開始後から徐々に分泌が増え、排卵日直前にピークを迎えます。排卵日まではエストロゲンが子宮内膜を増殖させ、受精卵が着床する準備をしていきますが、その他にもエストロゲンは肌のはり、胸のふくらみなど女性らしさを保つことや、骨の形成、コレステロールの減少にも役立っています。そのため、閉経後には卵巣機能の低下に伴いエストロゲンが激減すると、骨粗しょう症や高コレステロール血症などのリスクが高まるわけなんですね。

プロゲステロンはというと、排卵日を境に分泌を増やし、子宮内膜をさらに弾力のある快適なものにし、受精卵が着床しやすい状態を作ります。プロゲステロンは水分を溜め込む性質を持つため、むくみ、体重増加に関係してきます。つまりPMSの身体症状の一因になりうるわけです。

アロマの話が出ないままに次週へ続きます(^^; 今回はちょっと長くなりましたがこのへんで。

投稿者 tsukamoto : 13:50 | コメント (0) | トラックバック

2004年06月15日

 PMS その2

こんにちは。今週は福島からコラムを書いています。
青い空と白い雲、そして美しい山に囲まれて梅雨の合間に清々しい気分を味わっています。PMSはどこへやら・・・ですね(笑)

さて、先週の話で女性ホルモンの役割については少しご理解頂けたかと思います。PMSの他にPMDD(PreMenstrual Dysphoric Disorder:月経前不機嫌症候群)というものがあり、PMSの2~3%はPMDDであると考えられています。症状は主に不安感、絶望感、過食、過眠など神経症状が主で、特にうつ症状が目立ちます。PMDDの場合は日常生活に支障をきたし、SSRIという抗うつ薬が処方される事もあります。海外ではPMDDに適応される抗うつ剤(やはりSSRIですが)があるくらいです。

PMSにしろ、PMDDにしろ、神経症状に特に関与するのはホルモンバランスの急激な変化によるものではないかと私は考えています。月経の直前にエストロゲンもプロゲステロンも急激に減少します。エストロゲンとプロゲステロンは脳下垂体からそれぞれ分泌を命令するホルモン(FSH、LH)によって量がコントロールされていますが、月経の直前に急にそれらが減少したことに対応出来ず、一時的に命令系統が混乱するのではないでしょうか。

脳下垂体のすぐ近くには視床下部があり、視床下部は自律神経の最高中枢です。ホルモンバランスの乱れによって、自律神経のバランスが崩れることになんら不思議はありません。もともと免疫、ホルモン、自律神経は密接な関わりをもっていますしね。その他にも原因はあると思いますが、とにかくホルモンが関与しているのは間違いないことだと思います。ホルモンバランスはストレス、睡眠、食生活、ライフサイクルなどの影響をとても受けやすいものです。ご自身の中に心当たりがある場合にはまず、そこから考え直してはみませんか?

この話、もう少しお付き合いくださいね。

投稿者 tsukamoto : 13:55 | コメント (0) | トラックバック

2004年06月22日

 PMS その3

こんにちは。先週福島の薬局で「ルイボス」をアイスティにして試飲して頂いたら飛ぶように売れました。私も飲みましたが確かに美味しい!暑い夏にはオススメのアイスハーブティのひとつです。SOD様作用があると言われているため、アレルギーや動脈硬化の予防、美容にも効果的ではないかと思います。即効性はないので続けることが大切ですけどね(笑)

さて、先週の続きです。先月の私のPMSは不安感と肩こりでした。月経5日前くらいから些細なことで落ち込んだり、不安を感じました。その不安が極度になってきたのか月経直前には肩こりどころか、肩に痛みを感じるようになり、首や肩にペパーミントの精油をペタペタ塗っていた程です。

それがPMSだと気付いたのはつい最近のこと。それまではPMSのような症状がなかったのです。私は数年前から生理不順に悩まされ、排卵がなかったのでそのような症状がみられなかったのだと思います。PMSは排卵があり、ホルモンの周期が正常である女性に見られるそうです。あって幸せなものなんですよ!幽霊もカラクリが分かれば怖くないですがそれと同様にPMSも「この不安感はPMSなんだ」と思えば原因は分かっているのでさほど心配もなくなるのではないでしょうか?PMDDの場合は、やはり一度専門の医師に相談をした方が良いかとは思いますが・・・。

しかしながら原因は分かってもやっぱりPMSは軽い方がいいに決まっていますよね!足のむくみが気になる方はジュニパー、サイプレス、グレープフルーツを1:1:1でキャリアオイルにブレンドし、足をマッサージすると良いと思います。血行を促進し、老廃物の排泄や利尿に効果があると言われているブレンドです。おなかの張りや精神的な不安には月経の始まる1週間くらい前からエストロゲン様作用があると言われるスクラレオールを含むクラリセージやホルモン分泌を調整すると言われるゼラニウムを1:1でキャリアオイルにブレンドしておなかをマッサージするのもひとつの方法です。(あくまでも一例です)

やっとアロマの話も出てきましたので(笑)このお話、もう1週程お付き合いくださいね!

投稿者 tsukamoto : 13:56 | コメント (0) | トラックバック

2004年06月29日

 PMS その4

こんにちは。PMSの話も1ヶ月にわたっての超大作?になってしまいました。PMSに関しては女性ならみなさんお悩みの方も多く、関心もすごく高い話題です。PMSが自分だけじゃないとか、そういうものだと分かって安心した、という意見も頂きました。そうです!多くの方がみんな同じ悩みを持っているんです。

前回はアロマテラピーでの対処法の一例をご紹介しましたので、今回はハーブのご紹介を致します。味としてはどれも「美味しい!」というものではありませんので、ドライハーブとして販売もされていますが、チンキやサプリメントとして販売されていることが多いです。チンキですと飲み物の中にちょっと混ぜたりすることも出来ますし、サプリメントに比べて「薬を飲んでいる」というような感覚に陥らず、「魔法の小ビン」を持っているようでなんとなく楽しい気分になります。それに有効成分もハーブティで飲むよりも多く含まれていますしね。

まずご紹介したいのはチェストベリー、ブラックコホッシュ。チェストベリーは脳下垂体に直接働きかけ、FSHの分泌を促し、ブラックコホッシュはエストロゲンに似た働きをすると言われています。PMSにはホルモンバランスの乱れが大きく関与していると考えられますから、症状の緩和が期待できますね。また、チェストベリーにはドパミン様の作用もあると言われていますのでPMSの神経症状のひとつである不安・うつ症状の緩和にも役立つことと思います。

下腹部に痛みや不快感を感じるならば、ラズベリーリーフのお茶を飲むのもオススメ。「安産のお茶」として知られていますが、子宮の収縮を調整すると言われていますので実はPMSにも効果が期待出来るんです。

うつ、不安症状が強い時にはやはりセントジョーンズワートがおすすめですが、お薬を飲んでいらっしゃる方はお薬の効果が減弱するおそれがありますので、さけた方が良いでしょう。

今回はハーブ療法の中でも有名なものをピックアップしましたが、これもあくまで一例です。他にもいろいろな症状が考えられますので自分の症状に合ったものを見つけたいですね。また、ホルモン療法をされていらっしゃる方は今回ご紹介したハーブはラズベリーリーフを除き服用しないようにしてくださいね。

投稿者 tsukamoto : 13:57 | コメント (0) | トラックバック