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2004年07月06日
アントシアニン系色素
こんにちは。もう7月ですね!
梅雨が明けてしまったかのように暑い日が続いていますがみなさんはいかがお過ごしですか?夏が大の苦手の私はこれからバテバテの予感です(笑)
先日、母が生のブルーベリーを買ってきました。普段は冷凍のものを買ってきて、ヨーグルトに混ぜて食べたりしていますが、夏はこれもシャーベットのようでとても美味しいんですよ!ただ、何故だか冷凍のものはヨーグルトが濃い紫にすぐ着色してしまう・・・。ちょっと毒々しいまでの色なんです。それ(冷凍のブルーベリー食品)が天然の色素かどうか分かりませんが、ブルーベリーに含まれる色素は「アントシアニン系色素」で、強力な抗酸化活性を持ち、ロドプシン合成に関与するために目にいいと言われています。
その中でも特に活性が高いのは「デルフィニジン」で、カシスに多く含まれているようです。
茄子や、赤ワイン、ハイビスカスなどアントシアニン系色素は色々なものに含まれています。この色はpHによって色の変化を楽しむ事が出来ます。リトマス試験紙みたいなものですね。リトマス試験紙は「リトマスゴケ」という植物から紫色素(アゾリトミン)を取り出して利用しており、pH < 4.5で赤、pH > 8.3で青になります。例えばアルカリイオン水の中に、ハイビスカスのハーブティ(赤)を1滴ずつ加えていくと最初は青色を呈します。ラベンダーのハーブティにレモンの輪切りを入れるとピンク色に変化を楽しむことが出来ます。色ももちろん癒しにつながると思います。
例えば青は冷静になりたい時に。気合を入れたい時は赤など。色が綺麗なハーブティは香りもさることながら色も楽しめるようにガラスのティーカップなどで楽しみたいものですね。ちなみに、桑の葉茶などは、急須で入れて、湯のみでのんでも私はいいと思ってます(笑)話がそれてしまいましたが、このへんで!
投稿者 tsukamoto : 13:59 | コメント (0) | トラックバック
2004年07月13日
ハーブ園を訪ねて その1
こんにちは。ちょっとだけ先週の続きになりますが、2週間程前ですがサントリーが「青いバラ」を開発したという話を知っていますか?花の青い色素はだいたいにおいて「デルフィニジン」によるものが多いのですが、バラの花弁には「デルフィニジン」を合成するために必要な酵素が遺伝子的に機能しないのだそうです。それによって今まで青いバラは不可能とされてきましたが、遺伝子組み換えによって青いバラが出来たという話です。完全な青ではないのは、その他にも補色因子があるからで、だからこそ微妙な色合いを楽しむ事が出来るんですけれどもね。アントシアニン系色素の補足でした。
さて、今回はハーブ園に行ったお話です。普段、家庭菜園レベルでバジルや、セージ、ローズマリーなどは育てる事が出来ても、なかなかお目にかかれないシロモノも沢山あります。時期が丁度良かったのか、驚くほど沢山の種類のハーブを小さい庭園の中で見ることが出来ました。なんと言っても驚いたのはエキナセア!今が丁度開花時期なんですね。とても綺麗な紫で、大きさや形状など「百聞は一見にしかず」とはまさにこのことだと感激しました。エキナセアにも種類は沢山ありますが、薬用によく用いられるのはパープレア、パリダ、アングスティフォリアの3種で、免疫力を上げるハーブとして、インフルエンザや風邪の特効薬だと言われています。エキナセアの成分と効能の結びつきについてはまだ解明されていない部分も多くありますが、マクロファージの活性化、インターフェロンの産出増大、ヒアルロニダーゼ阻害などが報告されています。
ハーブティではちょっと分かりにくいかもしれませんが、ちょっとピリピリするような味の成分はエキナコサイドで、これは抗菌作用があるという報告もあります。植物なのでいろいろな成分がうまく協力し合って、奏効していると考えられますね。今回はエキナセアの話だけになってしまったので、また次回に報告しますね。
投稿者 tsukamoto : 14:00 | コメント (0) | トラックバック
2004年07月20日
ハーブ園を訪ねて その2
こんにちは。暑い日が続いていますね。
先週は福島におりましたが、雨が続き肌寒い感じでしたので風邪の患者さんも多く見受けられました。みなさんも夏風邪などにはお気をつけくださいね。今週はいろいろご報告したい事もありますが、ハーブの写真をもうちょっとお見せしたいので先週の続きです。
まずはコンフリーです。コンフリーは内服の場合、4~6週間の摂取で重篤な肝障害の危険性(ピロリジンアルカロイドやエチミジンが原因と考えられています)があるということで、カナダでは食品としての摂取は禁止になっています。日本では最近になって厚生労働省のほうからも注意を喚起する(摂取を控える・販売を自粛するなど)情報提供がありました。
先日ご質問のメールも頂きましたが、ドッグフードに入っているものもあるとか。様々なビタミンやミネラル、クロロフィルがバランス良く含まれているからでしょうが、個体が小さい動物などへの摂取はやはり控えて頂きたいと思いますね。
それから、チェストツリーです。メディカルハーブとしての使用部位は果実なのでチェストベリーとして親しまれています。チェストベリーは脳下垂体に作用して、プロゲステロンの分泌を促進したり、プロラクチンの分泌を減少させて月経前の乳房痛を緩和すると考えられています。チンキやカプセル剤、ハーブティなどの形で販売されていますが、PMSや更年期障害にも効果が期待されています。私も月経不全の時にお世話になったハーブです。
今の時期、いろいろなハーブが花をつけて私達を楽しませてくれますので是非お近くのハーブ園にお出かけになってはいかがですか?
投稿者 tsukamoto : 14:01 | コメント (0) | トラックバック
2004年07月27日
月桃 その1
こんにちは。猛暑が続きますね。
こうなると食欲も失せたり、胃もたれしやすくなりますが、レモングラスのハーブティで消化を促進したり、キャベツを食べて荒れた胃の粘膜を修復したりするといいと思います。「キャベツがハーブなの!?」と聞かれそうですが、西洋で昔から傷や関節炎、胃腸薬などにも使われて家庭の常備薬のように使われていたようです。現在でもキャベツに含まれる成分MMSC(メチルメチオニンスルホニルクロライド)が胃腸薬の主要成分になっているものがありますよね。キャベツに似た名前の胃腸薬あたりの(笑)。食欲がない時に、私はよくニンニクと一緒にスープを作って食べています。
前置きが長くなりましたが、今回は胃にもちょっと関係のある「月桃」の話をしようと思います。みなさんは「月桃」(げっとう)をご存知ですか?最近では様々なメディアで報告されていますのでご存知の方も多いのでは?と思います。去痰、抗菌、消臭、防虫、解毒、健胃などいろいろ効果があると言われています。ショウガ科の植物なので、ショウガ同様に健胃としての効果が期待されるのでしょうか?ハーブティとしても販売されているので、やはり胃が弱っている時に飲むのはいいようですね。
「月桃」は中国から伝えられた名前で、その他にも「さんにん」(沖縄での呼び方)や「シェルジンジャー」(ハワイでの呼び方)など呼び方はいろいろあります。この精油が販売されてすぐに、私はこの精油の香りを試したのですが、ツンとするようなちょっと嫌な感じを受け、それきりになっていましたが、良い香りだと購入される方も多くいらっしゃり、「本当にひとそれぞれ好みが違う」とその時は感じました。ある日、再び私も香りを試してみると、今度は甘くていい香りに感じました。クラリセージもなのですが、月経周期によって香りの感じ方に違いを感じる精油があるように思います。またまた長くなってしまったので、次週に続きます。
投稿者 tsukamoto : 14:02 | コメント (0) | トラックバック