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2005年01月11日
新居でのアロマ・ハーブ生活
明けましておめでとうございます。このまま順調にいくと今年の3月にはこのHPも2年目になります。嬉しかったことや落ち込んだことなどアロマやハーブを通じていろいろ書いてきましたが、今後もそういったことを薬理学的視点や、伝承的部分を含めてお話していければいいかなって思いますのでよろしくお願いします。
さて、今回は個人的なことですが年末に引越しをして一人暮らしを始めた先でのアロマ・ハーブ生活についてお話します。まず生活するには「食」が大切!近所のスーパーでローズマリーとバジルを買いました。まず一品目は「カボチャのローズマリー炒め」です。「なんでも簡単でないと続かない」がモットーの私はお料理も簡単でないとダメ。カボチャをレンジで軽くチンして薄切りにし、油をひいたフライパンにカボチャを炒めてローズマリーとバルサミコ酢を加えてからめるだけ。これは簡単で美味しいです。
バジルはミートソースを作る時に入れても、ピザパンを作る時にちょっと乗っけてもいいので多用出来て重宝しています。バジルには「スイートバジル」や「トロピカルバジル」などがありますが、一般的に食品で売られているのは「スイートバジル」ですね。これはリナロールの量が多く含まれるのでリラックス効果なんかもあります。一方トロピカルバジルは「メチルチャビコール」というエーテル類を多く含みますのでリラックス効果も前者より期待出来そうですが、刺激性や発ガン性のおそれがあるために精油で使う場合は注意が必要です。食べ物で摂る分くらいには問題にならないでしょうが、多分スーパーなどでは見かけることはないと思います。
それから洗濯や掃除の時には精油が大活躍です。特にレモンやペパーミントは手放せなくなっています。レモンもペパーミントも抗菌作用にすぐれ、消臭に効果的です。私は洗濯のすすぎの時にレモンやペパーミント、ラベンダーなどを入れていますが、レモンは衣服にシミをつけることもあるので大切な衣類にはさけた方が無難です。台所の汚れやニオイにはレモンの精油を落としてクレンザーで掃除するとスッキリして香りも良いのでお掃除が楽しくなってきます。是非みなさんもお試しくださいね。
投稿者 tsukamoto : 10:23 | コメント (0) | トラックバック
2005年01月18日
ポリフェノール
こんにちは。そろそろ花粉が飛び始めているようですね。
私の周りのひとも鼻をグシュグシュしたり、なんだかツラそうにしています。
ペパーミントのお茶を試して頂くと、やっぱりスッキリするそうです。
それは「ミントポリフェノール」によるものでヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質が肥満細胞から放出するのを抑制するらしいのです。ポリフェノールは赤ワインから始まってチョコレート、緑茶、大豆などいろいろなものでとりあげられていますが、いったいどんな効果があるというのでしょう?そもそもポリフェノールって何?ということを今回はお話していきたいと思います。
ポリフェノールは「ポリ(いくつもがくっついた)+フェノール(フェノール類)」ということなので、同一分子内に二個以上のフェノール性水酸基を持つ化合物の総称です。ポリフェノールは化学構造式から、「フラボノイド系」をはじめ、「リグナン系」「フェニルカルボン酸系」「クルクミン系」「クマリン系」に分けられます。お茶に含まれる「カテキン」も、大豆に含まれる「イソフラボン」もブルーベリーに含まれる「デルフィニジン」も「フラボノイド系」に含まれています。
また更にフラボノイド系もその基本骨格となる構造式にカルボニル基や水酸基などがつくことによって薬理作用も名称も違ってきます。例えば「イソフラボン類」「アントシアニジン類」「カテキン類」「フラボン類」などがあります。血液をサラサラにしてくれるというケルセチン(タマネギなどに含まれています)、その配糖体のルチン(ソバなどに含まれています)はフラボノール類ですし、ダイゼイン・ゲニステインなど大豆に含まれるイソフラボン類は女性ホルモンのエストロゲンに構造が似ているために女性ホルモン様の働きをすると考えられています。
ちなみにミントポリフェノールは、フラボン類に属しています。
「フラボノイド系の○○に属するから××の作用を発揮する」ということではないですが、 ある程度は構造によって薬理作用を絞ることは出来ると思います。またフラボノイド系のほとんどが抗酸化作用を持っていますが、イソフラボン類にはその作用があまり見られないようです。今回はちょっと難しい話になりましたが、ポリフェノールやフラボノイドという言葉をたくさん耳にするようになったので整理してみました。他にもポリフェノールにはたくさんの薬理作用が考えられていますが、今回はこのへんで。
投稿者 tsukamoto : 10:25 | コメント (0) | トラックバック
2005年01月25日
統合医療展に行ってきました
こんにちは。先週は福島のうさぎ薬局に行っていました。雪が降って寒かったですが、アロマの講習会にはたくさんの方が来てくださいました。軟膏やジェル化粧水などを作りましたが、時期的なこともあって花粉症のお話をすると、みなさん興味津々。ハーブティやユーカリの精油が飛ぶように売れていきました。花粉症でお悩みの方が多い事にビックリしました。
さて、今回は先週横浜で行われた「統合医療展」のご報告です。 展示ブースと講演ブースがあって、展示ブースの方にはサプリメントやハーブなどもありましたが、抗癌系のキノコ類が多くあったように思います。精油もありました。精油は化粧品としての認可を取り、原液での塗布も可能であるというのです。しかし、一般的に精油は原液塗布が不可能なのでは・・・?と思い成分に違いがあるのか聞いてみましたが、ピュアナチュラルで、雑貨扱いの精油と成分に違いはないそうなんです。認可がおりているかおりていないかの違いで精油の安全性について違いを語ることは出来ないと私は思いました。もちろん、雑貨扱いの精油の中には品質に保証が出来ない合成品もあります。しかし化粧品の認可がなくても100%植物由来成分の精油がたくさんあることも事実ですし、たとえ100%植物由来であっても安全性については保証ができません。そこでは「頭皮の脱毛がなくなってもとに戻った」とかこれを使って良くなったとかいろいろ言われましたが、医薬品でさえ全ての人に効果があるわけではないので、そういう表現は出来れば避けていただきたいなあと思いました。統合医療としてのハーブ・アロマは個人ではセルフケアの段階で使用するものであって、治療で用いる場合には医師のもとで行うのが望ましい形であり、それが統合医療なんだと思います。これから統合医療を推進していくなかで、正確で安全な情報提供を消費者にしていくことが必要であると感じました。 また、統合医療と薬剤師のかかわりについての講演も聴いてきましたが、とにかく自分の病態に合ったものをチョイスし、専門家が管理することが大切であるという話がありました。通信販売のサプリメントがうけるのは日本だけでアメリカではまったく売れないのだそうです。それは通信販売では安全性や有効性、それから自分に合っているかどうかが分からないからです。私も薬剤師として何が出来るのかを考えていきたいと思いました。
投稿者 tsukamoto : 10:27 | コメント (0) | トラックバック