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2005年03月01日
体質学(胚葉学)
こんにちは。先週の金曜日、匂いのメカニズムについてのセミナーに参加しました。
参加者は医療職ではなくてもアロマテラピーやハーブについて深くお勉強なさっている方々ばかりでした。とっても熱心な受講生ばかりで私も負けてはいられないぞ、って思いました。
ところでみなさんは「体質学」というのをご存知ですか?
ヒトが誕生するまでの過程の中で、受精後8週間までを「胚子期」と言い、細胞分裂を繰り返しながら内胚葉・外胚葉・中胚葉が出来上がります。内胚葉では消化管や肝臓、膵臓、肺や気管支などを形成し、中胚葉では循環器や生殖器などの臓器と骨や血管、筋肉などを作ります。また外胚葉では中枢神経、感覚器、表皮、毛髪などが形成されます。この3つの胚葉のうち、特にどこが発達しているかで、素因的な体質が決まるというものなんです。
それぞれ、「外胚葉タイプ」「内胚葉タイプ」「中胚葉タイプ」といい、ある一定の体の特徴や、性格、体質的な傾向があります。
25歳くらいまでは、器官が完全に完成されていないためにタイプの変動もありますが、25歳以降はほとんどタイプが変わらないそうです。
全ての人がもちろんこれに該当するわけではないですが、この体質学をちょっと知っておくと起こしやすい不調を想定することが出来ますし、それによって各個人に好まれやすいハーブや精油が分かりやすくなります。
来週から各タイプについての特徴とおすすめハーブを説明していきたいと思います。
お楽しみにしていてくださいね。
投稿者 tsukamoto : 10:35 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月08日
外胚葉タイプ その1
こんにちは。体質学シリーズの始まりです。結構長いシリーズになることが想定されますので、さっそくお話していきたいと思います。
今回は外胚葉タイプについてです。
外胚葉は中枢神経や感覚器、表皮、汗腺などを形成します。ですから三胚葉の中でも特に外胚葉が発達したタイプは神経や感覚が鋭いタイプと言えます。
外見的な特徴は、全体的にほっそりとした体型で、首が細く、鎖骨が華奢で突出しています。手首は骨ばっていて、手のひらの肉付きが悪く、顔の印象としてはどちらかというと寂しい感じですが、美人タイプです。眉は濃く、目は切れ長の比較的細めで唇は薄いのも特徴にあります。
性格的な特徴は、他人の目などは気にせず、自分の世界にどっぷりつかって興味のあることにのみ集中する自己没頭型と、他人の視線や評価を常に意識し、知性や教養を好み、プライドが高く本音や素顔を見せない一面もある他人意識型の2パターンがありますが、他人意識型が多く見受けられます。
体調的な特徴は、外見がほっそりとした細長い体型が特徴ですので、全体的に内臓の形も下方に長く下がり気味で動きが鈍く、肺が標準より細長いので呼吸が浅くなったり、消化器の機能が弱く栄養の吸収が良くないために血糖値が下がりやすく、空腹になると虚脱感やイライラがつのりやすいのもこのタイプです。
性格タイプとしてもストレスをためやすいので、胃腸の不調を訴えることが多く見受けられます。また、代謝機能も活発ではないので、体内に老廃物が溜まりやすく、むくみやすいタイプです。漢方で言えば「虚証」タイプに近い感じですね。
こういった外胚葉タイプの健康管理は、夜に脂肪分の多い食事を摂ると胃もたれしやすいので控えめにすること、低血糖を起こしやすいのでチョコやアメなどを日中持ち歩く、ストレス解消が上手ではないので、自分なりの上手なストレス解消法を見つけることも大切です。ぬるめのお湯にゆっくりつかるなどもリラックスしたり、冷え症には効果的です。
さて、次回は外胚葉タイプにおすすめのハーブ・アロマをご紹介致しますね。
投稿者 tsukamoto : 10:42 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月15日
外胚葉タイプ その2
こんにちは。今回は外胚葉タイプの2回目です。前回のコラムを読んで、
「私はこのタイプ」とか「違うなぁ」と思った方、多少当てはまる方など様々だと思いますが外胚葉の特徴は、鎖骨と首に現われやすいと言われています。それから肌の色はやや浅黒い方が多いようです。そこをポイントにして考えてみてください。
こういった外胚葉の方に起こりやすいトラブルは、貧血・低血圧・胃腸不全・気力不足・腎臓の不調などがあげられます。体力がないので、あまり強壮作用や刺激が強いハーブは向きません。低血圧や虚弱体質・活動能力の低下や冷え性などには、ローズマリーのハーブティをグレープフルーツジュースで割って飲んでみたり、入浴時にローズマリーの精油を3~5滴加えてみたり、植物油15mlにローズマリー精油1滴+ラベンダー精油1滴を加えて混ぜて、トリートメントをするといいでしょう。
胃腸の不良には、カモミールのハーブティやジンジャーのハーブティがおすすめです。
カモミールに含まれるアピゲニンという成分はGABA受容体に働き、不安を和らげるためにストレスにもいいと言われていますし、臓器に対する直接的な働きかけとしてペクチン様の粘液質を含むため、胃の粘膜保護にも役立ちます。
ジンジャーに含まれるジンギベレンや辛味成分のジンジャロールは消化不良や、血行促進に効果的と言われています。
むくみにはハイビスカスもおすすめ出来ます。利尿効果が期待出来るほか、ハイビスカスの酸味成分であるクエン酸が疲労物質である乳酸排泄を促し、新陳代謝UPにも役立ちます。倦怠感があるときにちょっと飲んでみてもいいでしょう。
その他お料理に取り入れるのであれば、バジルなども気分を明るく、元気にしてくれるのでサラダやピザ、チーズに添えてなど簡単に出来るところから楽しんでみることをおすすめします。バジルは育てやすい植物でもあるので、家庭菜園としてもいいでしょう。
青々とした葉が、見てるだけでも元気を与えてくれますよね。
投稿者 tsukamoto : 10:56 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月17日
NPO法人薬と健康を考える会
薬局版BSCを中心に様々な活動をしています。
http://www.npo-kenkou.ne.jp/
投稿者 tsukamoto : 15:14 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月22日
中胚葉タイプ その1
こんにちは。私事(?)ではありますが、今週の土曜日から福島のうさぎ薬局で日本アロマテラピー協会認定アロマテラピーアドバイザー認定校を開校することとなりました。初の試みなのでちょっとドキドキしますが、アロマテラピーの普及に少しでも貢献できればいいなあと思います。
さて、本題。今回は中胚葉タイプについてお話します。
中胚葉は骨、筋肉、循環器、泌尿器、生殖器などを形成します。ですから三胚葉の中でも特に中胚葉が発達したタイプは運動能力に長けたエネルギッシュなタイプと言えます。
外見的な特徴は、全体的にがっしりした骨太の筋肉質です。腕や脚なども太くしっかりしています。顔は大き目で、形は四角かベース型で頬骨が発達しています。眉毛も濃い目で唇も厚め、鼻はしっかりしているので顔にインパクトがあるかもしれませんね。手のひらは広く大きくて、手の指は指骨が発達して大きく、長い指をしています。
性格的な特徴は、真面目で粘り強く、完璧を求めるタイプと言えます。
普段は感情をむき出しにしないで、ため込んでしまうため、落ち着いているようにも見えますが、怒りが限界に達すると手がつけられないような一面もあります。器用に立ち回ることは苦手ですが、頼まれたことは責任を持ってやり通すため、他人からの信頼は高いと言えます。
体調的な特徴は、筋肉・骨格が発達し運動能力に長けているため、運動不足が体の不調を招くことがあります。運動不足によって循環器の機能が低下し、むくみや低血圧、神経痛、貧血などを引き起こすタイプです。
また、性格的に自分の中にいろいろなものをため込むので、体の解毒器官である肝臓に負担がかかりやすくなります。粘り強く物事に当たるため、限界まで頑張ってしまい、それがストレスとなって自律神経失調や、うつ病、生理不順などにもなりがちです。
こういった中胚葉タイプの健康管理は、体が発達しているため、充分な栄養素を摂取することが大切です。生理期間中は鉄分を普段より多めにとり、貧血に注意しましょう。またストレスを抱え込みやすいので、充分な休養や気分転換に運動をすることも忘れずに。
さて、次回は中胚葉タイプにおすすめのハーブ・アロマをご紹介致しますね。
投稿者 tsukamoto : 10:57 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月25日
香りの効果
記事がありません!?
投稿者 tsukamoto : 10:32 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月29日
中胚葉タイプ その2
こんにちは。アロマテラピーアドバイザー養成講座もなんとか1回目を無事終了し、卒業生を作ることが出来ました。定員が6名というこじんまりしたものなので、アットホームな雰囲気で和やかに出来たのも嬉しかったです。
さて、今回は中胚葉タイプの不調についてでしたね。中胚葉の方は筋肉と骨格に特に特徴が出やすいようです。私の知り合いにも一見してこのタイプという人がいましたが、トライアスロンにはまっているようなスポーツウーマンでした。彼女は曲がったことが嫌いで信念を貫き、信頼も厚いタイプですが、滅多にひとに弱みを見せることはなく、自分の中に抱え込んでしまっているように感じました。そう、中胚葉のタイプは「なんでも抱え込みやすい」のです。
ストレスを抱え込むと、中胚葉タイプの場合特に血液循環も悪くなり、むくんだり、血が汚れがちになります。血液が汚れると解毒器官の肝臓はオーバーワークとなって肝機能が低下しやすくなります。こんなときにはダンデライオンがおすすめです。ダンデライオンの根に含まれるタラキサシンが胆汁分泌を促進し、肝臓の負担を軽減します。根を炒ったものは「タンポポコーヒー」として広く知られ、コーヒーのような色と味があり、シングルハーブでも飲みやすいので人気が高いハーブのひとつと言えます。
根にもカリウムが含まれ、利尿作用が期待出来ますが、肝臓よりむくみが気になる方はダンデライオンの葉の部分をハーブティとして飲むことをおすすめします。とあるハーブの専門書には「フロセミドに匹敵する」とも書かれています。ただ残念なことになかなか手に入りにくいのも事実なんですけどね。
また、運動不足によって上手にストレスが発散できないと精神的な不調に陥りやすくなります。不眠や月経不順、胃の不調などがあります。
もともとエネルギーにあふれたタイプですので、フローラル系より柑橘系の香りを好む傾向があるように思います。柑橘系の中でもストレスに対して一番力があると考えられているベルガモットの芳香浴もいいでしょう。グレープフルーツの香りも元気づけてくれる香りなのでおすすめです。
胃の不調にはレモングラスのハーブティがおすすめです。消化を助けてスッキリさせてくれるでしょう。タイ料理などにはよくレモングラスが含まれたものが多いですから食べ物から摂取するのもいいですね。そういえば、先ほどお話した私の知り合いも、アジア料理がとても大好きでした。中胚葉のタイプには取り入れやすいハーブだと思いますよ。
ではでは。次回は内肺葉についてお話致します。
投稿者 tsukamoto : 10:58 | コメント (0) | トラックバック