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2005年05月10日

 ハーブ・アロマの勧め方 その3

こんにちは。GWもあっという間に終わってしまいましたね。

また「気合を入れて頑張るぞー!」って思っていますが、なかなか最初はそういう気持ちに切りかえにくいですよね。私は月曜日の朝はいつも白衣の襟に「ローズマリー」の精油を落として香りをかぎながら仕事をしていました。意識もキリッとしてミスしにくくなる気がします。

そんな方法を消費者におすすめするのもいいですよね。とにかく自分で体験したことをおすすめするのが一番です。ハーブにしてもアロマにしても「自分はこういう風に試したらこうなった」などというのが良いでしょうね。説明は必ず薬事法に触れないように注意しましょう。ご存知のことと思いますが「~に効果がある」「シミが消える」「痩せる」などと言ってはいけません。薬事法がらみで言えば、アロマコスメを作って販売するのも違反になります。必ず販売には許可が必要です。

これは実例ですが、肺ガンの患者さまに服薬指導をしていたら、いきなりサプリメントの本を取り出されて、「病院で貰った抗がん剤副作用の説明書を読んだら怖くて飲みたくなくなったの。これはどうかしら?」と某ハーブ(?)サプリを指し示されたことがあります。1時間かけて説得し、結局はサプリではなく抗がん剤服用に納得してくださいました。確かにそれは抗がん作用があると言われているものではありましたが、そういうことは絶対に避けて頂きたいですね。もっとハーブやアロマテラピーはセルフメディケーションの範囲で活躍してくれることを願っています。

今まで胚葉学の話を多々してまいりましたが、「皮脳同根」という言葉があります。
まだ私たちが胎児の姿になる前の状態の胚子期では、外胚葉・中胚葉・内胚葉という層に分かれて、それぞれ特有な組織と器官系を生じさせるという話はしましたよね?
皮膚と脳は同じ、外胚葉に由来してつくられるのです。 ですから皮膚と脳には深い関連があると考えられています。人に触られると心地よく感じるのはそういうところからきているのかもしれませんね。アロマテラピーでのタッチングにもこういった効果ももちろんあるのだと思います。

投稿者 tsukamoto : 11:07 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月17日

 オリビアを聴きながら

こんにちは。さてさてやっとこ別の話題にとりかかろうかと思います。
最近、近所を歩いていたら桃のような香りがしてきました。
「なんだっけ?」一瞬そう思いましたが、ジャスミンの匂いだと分かりました。
そのときに「オリビアを聴きながら」で「ジャスミンティは眠り誘う薬~」ってあるのを思い出したので今回は「ジャスミンティ」を調べてみました。

ジャスミンの精油は酢酸ベンジルを主成分としているので鎮静的働きが考えられますが、逆にβ-エンドルフィンの分泌を促進し、気分を高揚させる働きがあるとも言われています。

そういった高揚感を高める働きから昔は宗教儀式に用いることもあったようです。落ち込んだ時や、興奮して眠れない時のどちらにも効果が期待出来るということですね。

ひとつ疑問に思ったのが「オリビアを聴きながら」のジャスミンティはハーブティのジャスミンティなのか、中国茶のジャスミンティなのかということでした。
・・・というのはハーブティの専門店ではジャスミンの花のみ、中国茶では緑茶やウーロン茶にジャスミンの花で香り付けをしたものを「ジャスミンティ」としているのです。緑茶にはカフェインが入っているので眠れなくなってしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。ちなみに沖縄の「さんぴん茶」は中国茶のジャスミンティを指し、沖縄ではかなり親しまれているようです。ジャスミンのみですと香りがキツくなってしまいますし、一般的に手に入りやすいのは中国茶の方のジャスミンティなので、きっと中国茶の方なんでしょうけれど、ジャスミンのハーブを買って自分の好みで紅茶や緑茶とアレンジしてみても良いでしょうね。

とある会社の実験では、中国茶のジャスミンティは緑茶とジャスミンをブレンドすることに緑茶だけでもジャスミンだけでも得られない香気成分が生まれるようです。
香りの世界は本当に奥深いと感じました。
関係ないですが、「オリビアを聴きながら」の歌って結構コワイ歌ですよね(笑)

投稿者 tsukamoto : 11:09 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月31日

 シナモン

こんにちは。最近早朝覚醒気味の作者です。朝何をしようかと考えてしまいますがのんきに本を読んだり、テレビを見たりしています。そんなある日、テレビを見ていたらシナモンについてやっていました。シナモンには短時間では樟脳(カンファー)よりも強い防虫効果があったのです。これにはビックリでした。シナモンの成分中のシンナミックアルデヒドは、防腐効果が高く、古来ではミイラの製造にも使用されていたようです。防虫効果も高いのですね。そういえばどちらもクスノキ科の植物ですが防虫効果はクスノキ科にはよくみられるのでしょうか?

基本的にアルデヒド類を多く含む精油は防腐効果が高いことが知られていますが、皮膚刺激性もあるので精油を用いる場合には注意が必要です。
例えばお刺身についてくるシソの葉(大葉)にはペリラアルデヒドが多く含まれていて、昔、冷蔵庫がなかった頃にお刺身を長持ちさせる(防腐効果を期待して)ために添えられていたそうです。その名残りが今に至っているのでしょうね。

話は変わりますが、シナモン(Cinnamomum cassia Blume)とニッキ(Cinnamomum zeylanicum Nees)はほぼ同様に使用されていますが厳密に言うと違うものなのだそうです。そういえば、シナモンのほうが甘い香りで辛味がマイルドな気がします。ニッキアメって辛味のほうが気になりますよね。それはそれて良いのですけれど。ちなみに日本薬局方で規定されているものは桂皮といって、芳香性健胃薬や頭痛・発汗などに漢方では用いられます。これはニッキを用いています。しかし桂皮油(精油)になるとシナモンを使ってもニッキを使っても良いと規定されています。もちろん、シナモンやニッキにも種類がありますので学名で規定されていますが、面白いですよね。

スパイスに分類されますので、基本的に体力不足の方はこのハーブに負けてしまって「嫌い」と感じる方が多いように思います。
今回はそんなシナモンのマメ知識でした。

投稿者 tsukamoto : 11:10 | コメント (0) | トラックバック