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2005年08月02日
夏休み親子教室 報告
こんにちは。台風一過、素晴らしい青空が広がる福島です。
福島は高村光太郎の「智恵子抄」に出てくる智恵子の生家がありますが、智恵子が言った「ほんとうの空」とはこのように広がる空なのだろうなあとぼんやりと思いながら過ごしています。
さて、今回は前回お話した初の試み、「夏休みアロマ親子教室」のご報告です。
参加者は3歳~9歳くらいの間で、おばあちゃんやお父さんと一緒のお子さんもいらっしゃいました。
夏休みでもご両親が仕事をしていて、参加したいけれど一緒に来られないという方もいらして、お子さんのみの参加も可能にしておけば良かったかなとも思いましたが、ホウ砂の毒性を考えると帰りに食べたりしては大変ですし、良かったのだと思っています。
作り方は前回説明した通りですが、染料と精油を入れることによって、自分だけのオリジナルスライムを
作ることが出来るのが魅力です。染料は赤・青・黄の3種類で、精油にはオレンジ・グレープフルーツ・スペアミント・ラベンダー・ゼラニウムを選びました。赤と黄色を混ぜるとオレンジ、黄色と青を混ぜると緑、などという色選びがすごく楽しかったようです。香りはブレンドではなく、1種類にしていただきました。ラベンダーやゼラニウムの香りを選ぶお子さんはいないかと思いましたが、ラベンダーは知名度で、ゼラニウムには蚊を寄せ付けない働きがあると言われているのでスライムをいじっていて虫よけになるなら一石二鳥だと思いましたのでチョイスしてみました。結果は・・・だれも選びませんでした。
不思議なことにグレープフルーツも殆んど選ばれていませんでした。柑橘系だから喜ぶと思ったのですが、
あの苦みばしった香りが嫌とのことで、一番人気はオレンジ。ちょっと甘いあの香りが大好評でした。
やっぱり子供って「甘いもの(香り)大好き」なんですよね。
二番人気はスペアミント。「ガムと同じ香り!」と言って喜ばれるお子さんが多かったですね。
ペパーミントのようにメントールを含有しないため、香りもきつくなくてやっぱりちょっと甘い感じですし、馴染みがあるんでしょうね。青一色でスペアミントを加えて、夏らしく、見た目も涼しげなスライムも登場(?)していました。まずは、「楽しかった」とか「いい香り」と言うお子さんの笑顔が見られたことがアロマを知って貰う事以上に嬉しかったです。
投稿者 tsukamoto : 11:21 | コメント (0) | トラックバック
2005年08月09日
夏ばてハーブティ
こんにちは。暑い日が続きますね~。「こんな時にはアロマで!」と言いたいところですが、あんまり涼しくならないので冷たいものばかり飲んだり食べたりしてしまっています。
ちなみに今のマイブームは冷やしトマトです。トマトといえば赤い色素のリコピンを豊富に含み、抗酸化物質として知られていますね。クエン酸などの有機酸を含んでいるので夏ばてなどの疲労回復にも良いですし、体を冷やしてくれる野菜ですので 夏には結構おすすめです。リコピンは脂溶性ビタミンの仲間なので老化防止に役立てるのであれば脂肪と一緒に摂取したほうが吸収が良くなり有効性が高まります。
冷え性の人はニンニクやショウガなど体を温めてくれるものと一緒に摂取すると良いでしょう。
前置きが長くなりましたが、今回は夏ばてにおすすめのハーブティです。
暑いとどうしてもビールなど冷たいアルコール類を摂取する機会が増えてきますし、暑さがストレスとなり、自律神経のバランスを崩し、胃腸の機能は低下しがちです。それによる食欲の減退は気力も落ち込みがちになり、さらに夏ばてを悪化させていきます。
胃腸の機能回復という視点から夏ばてにおすすめのハーブティを考えてみたいと思います。レモングラスやレモンバーベナはレモンに似たさわやかな香りが食欲をそそり、消化を助けてくれます。レモングラスはタイ料理によく使われていますね。ふたつをブレンドしてみてもおいしくいただけます。
ショウガやフェンネルなどは胃を温めて、胃の機能を高めてくれるので、吐き気や胃もたれなどにもおすすめできます。フェンネルは漢方では「ウイキョウ」として知られ、胃の痛みや胸やけを抑える「安中散」という漢方薬に配合されています。
カモミールは暑さがストレスとなり、自律神経に不調をきたした胃炎におすすめです。粘液質も含むため、胃の粘膜の保護にも役立ちます。ミント系の味が苦手な方にもカモミールの優しい味なら受け入れられるかもしれませんね。
タイムはチモールなどを含み「抗菌力の王様」として知られ、消化不良や吐き気などにもおすすめできます。食あたりなどにも良いと考えられています。よくお料理でも臭みをとるのに使われていますよね。
みなさんもご自分に合ったハーブやハーブティを楽しんでみてくださいね♪
投稿者 tsukamoto : 11:23 | コメント (0) | トラックバック
2005年08月16日
ビールのおいしい季節です その1
こんにちは。ここのところ急にテロのような(?)雨が降ったり、体力を消耗するような暑さが続いたりと落ち着かないですね。
この時期にひとつだけ嬉しいことはお盆休みで電車がガラガラなことです。
こういう時こそ都内を満喫するべきでしょう!暑いですけど。
さて、今回はこの時期には欠かせないビールのお話です。
以前私はストレスやダイエットから無月経になったことがあり、治療をしていました。 それとビールに何の関係が?と思う方もいらっしゃるでしょうが少しお話をさせてください。私の無月経はステージⅡという無月経のうちでもやや重度に入るものでした。最初は某大学病院で治療をしていましたが、一向に改善されないまま一年以上が経過しました。最後に婦人科の先生がおっしゃった言葉は「まだ妊娠する予定ないんでしょ?だったらとりあえずこの方法でいいじゃない」でした。
ここでの治療は根本の改善ではなく、月経を薬剤によって誘発し、卵巣の機能低下を防ぐいわばとりあえずの対症療法とも呼べるものでした。
「生理なんて面倒なだけ」と思っていた私でしたが、なくなってみるとこんなに治療が大変でつらいものだったんだと痛感しました。
そこで私は小さな産婦人科のクリニックへと場所を変え、また治療を開始しました。先生は私の病状と治療方法についてきちんと説明をしてくださいました。私には「カウフマン療法」という自然な月経周期に近いようにまずエストロゲンを、それから1週間~10日くらいの間にエストロゲンとプロゲステロンの合剤を投与して、月経を促します。それを半年ほど繰り返し卵巣に忘れてしまった月経周期を思い出させるはずみとするのです。
だいぶ前置きが長くなりましたが、私はカウフマン療法を半年行った後、3ヶ月自然月経が来るのを待つよう医師に言われました。「ただ待ってるだけも芸がない」と丁度その頃夏場だったこともあって枝豆とビールを毎日のように摂取していました。何かで聞きかじった程度の知識しか当時ありませんでしたが薬と違って食べ物だったら摂取しても悪い方向にはいかないだろうと解釈したのです。その当時から「大豆イソフラボン」は有名だったので 枝豆を食べるのは良いにしてもビールって何だろう?そのときは考えもしませんでしたが、ちょっと考えてみたいと思います。
そもそもビールって何で出来ているの?ということになるのですが、モルト・ホップ・ビール酵母・水が主な原料です。この中で注目したいのが「ホップ」なんです。長くなりましたので次回このホップについてお話したいと思います。
投稿者 tsukamoto : 11:24 | コメント (0) | トラックバック
2005年08月23日
ビールのおいしい季節です その2
こんにちは。まだまだ暑い日が続いていますね。夏バテしたりしていませんか?
私はちょっとバテ気味です。早く冬にならないかな~と今から思ってます(笑)
さて、今回はビールの原料ホップのお話。
ビールの中でのホップの役割とは、ビールに透明感を出したり、爽快な苦味感を出したり、泡立ちを良くしたりといったものです。
ホップの苦味成分はフムロンが醸造中に変化して出来るイソフムロンによるものの
ようです。イソフムロン類は血糖効果作用や殺菌作用があるとも考えられている重要な成分のひとつと言えます。
ハーブとしてのホップもビール同様に雌花を使います。雄花は一切用いないので
ホップの花言葉は「不公平」なのだそうです。
雌花は成長するに従って色を変えていき、黄緑→黄褐色→茶色となっていきます。
ハーブでは鎮静作用があると言われていますがどういうメカニズムなのかは
不明です。ホップの香りをかいだだけでも気分が落ち着いてよく眠れるとも
言われていますので香りによる脳への働きかけもあるかもしれませんね。
ちなみにうつ病の方にはホップは禁忌との文献もあります。そこまで効果があるか
どうかは分かりませんが、PMSや更年期などのイライラ・不眠にはバレリアンやパッションフラワーとのブレンドが良いと言われています。
しかしどちらも美味しくないのでチンキやサプリとして摂取したほうがいいでしょう。
今回、このコラムを書くにあたりたくさんのビール情報を収集しましたが、
その中でひとつ女性ホルモンに関する研究をしていたところがありました。
ビールの中のホップに含まれる成分中に女性ホルモンのエストロゲン様の作用が
あり、骨密度を減少させる働きがあるというのです。
女性は閉経後にエストロゲンの減少によって骨粗鬆症にかかりやすくなるため、
骨量減少を抑制する薬剤やビタミンDやKなどを服用しますが、もしかしたらビールを
飲むことはエストロゲンの増加につながるのかもしれませんね。
ハーブの文献の中にホップにはエストロゲン様の作用があることを示唆したものもあります。
もし、ビールにエストロゲン様の作用があるのであれば、枝豆と一緒に摂取する
ということは多少、私の無月経には効果があったのかもしれません。
ちなみに私の無月経が治ったのは枝豆+ビール効果ではなかったと思いますが、
医師に1クールのカウフマン療法で4年近く止まっていた月経が再開したのは
奇跡に近いと言われました。ビールも適量なら良いかもしれないですね。
(※治療することが大事であってむやみやたらにビールをすすめているわけでは
ありませんのでお間違えのないようにお願い致します)
投稿者 tsukamoto : 11:26 | コメント (0) | トラックバック
2005年08月30日
タイム
こんにちは。最近ではスーパーでも様々なハーブが売られていますね。
ローズマリー、バジル、ペパーミント、セージ、タイムなど食事のちょっとしたアクセントに今では抵抗なく使われているように思います。
今日はそんなお料理にもよく用いられるタイムについてお話します。
タイムの学名は「Thymus vulgaris」で、“勇気”をあらわすギリシャ語の「thumos」が語源で、古代ギリシャでは「タイムの香りがする」というのは男性にとって最高の誉め言葉だったそうです。
タイムにはチモール、カルバクロールなどのフェノール類を含有するので抗菌力が非常に高く、はるか昔から邪気や憂鬱な気分を取り除いたり、死体の防腐処理などに使用していたようです。また、ギリシャ・ローマではタイムを焚いて室内をタイムの香りで満たし、害虫を寄せ付けないように工夫していたこともあるようです。
タイムを濃く煎じたものはフケや抜け毛にも良いといわれています。これもきっとタイムが持つ抗菌作用によって皮膚を清潔に保つということによるのでしょうね。
現在精油では「タイム・リナロール」「タイム・ツヤノール」「タイム・ゲラニオール」
「タイム・チモール」「タイム・サツレオイデス」などのケモタイプが存在するようですがだいたいのものは各種感染症を中心に短期間用いることが多いようです。
タイムには作用が強い分、神経毒性なども考えられ、妊婦には禁忌のものが
ほとんどですが、タイム・ゲラニオールは子宮の収縮を調整してくれるので
分娩時に有用であると言われています。タイム・リナロールはフェノール類の含有量も少なく、使い勝手は一番良い精油だと思います。
しかし、治療として自己判断で使用することはもちろん危険性を伴いますので
不可です。
ハーブ(食事)として適量を妊婦が摂取することは、精油の含有量も少ないので危険ではありませんの安心してくださいね。
ちなみにタイムはワイルドタイムから分化して出来たもので、歴史的にはワイルドタイム(セルピウム)の方が古いようです。
素敵な伝承として聖アグネスの祝日の前日(1月20日)に若い女性が靴の片方に
タイムの枝を入れ、もう片方にローズマリーの枝を入れておくと将来の夫の姿が
夢に現れるというものがありました。確か似たような言い伝えがセントジョーンズワートにもありましたが、ロマンティックなお話ですね。
(しかし若い女性とはいったいいくつまで?笑)
投稿者 tsukamoto : 10:28 | コメント (0) | トラックバック