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2005年11月22日
スペイン旅行記 その1
こんにちは。先週は観光でスペインに行ってきました!
ミハス→コルドバ→グラナダ→セビリア→ラマンチャ地方→トレド→マドリッドと
進みましたが、とても歴史がある国だなぁと感じました。
特にキリスト教、イスラム教との関係が色濃く残されています。
イスラム軍はモロッコからジブラルタル海峡を越えてスペインに侵略してくると
またたく間に征服してしまいます。そして「モスク」と言われるイスラム教の
礼拝施設を作っていきました。
「モスク」には一定の決まりがあって、そのひとつに中庭(パティオ)を
作るということがあります。写真でお見せできないのが残念ですが、
中庭には中心に円形の水場があって、そのまわりをオレンジの木々に
囲まれているのです。
水場は、礼拝堂に入る前に沐浴をして禊をするためです。
モスクは、「レコンキスタ(国土回復運動)」によってキリスト教徒に国土を
奪い返されると、「メスキータ」という名前の礼拝堂になり、モスクを改築し
キリスト教の礼拝堂としました。
私がメスキータに入った時、まずオレンジの甘く爽やかな香りが漂ってきました。
でも、なんでオレンジなんだろう?
セビリアのカテドラルにもオレンジの中庭があったのを思い出しました。
ガイドさんに「どうしてパティオにはオレンジの木が生えているんですか?」
と聞いたら、両手をあげて「さあね?」のポーズをされてしまいました。
ううっ、アロマコラムのネタになると思ったのに・・・とガッカリ。
自分なりにいろいろな情報から推測してみると、イスラム建築の最大のテーマ
は「楽園の探求」であったと考えられています。イスラム教の「楽園」とは
アダムとイブの楽園のように緑と水にあふれ、果実がたくさん食べられるような
場所を指していたようです。ですからパティオをそのような場所に見立てたと
思われます。よって果実だったらなんでも良かったのでは?!
スペインはオレンジの産地ですから、身近なものを植えたのでしょう。
残念ながら深い意味はないようでした。
ちなみに、こういった庭園のようなものを「パイリダエーザ」と呼び、
それがヨーロッパでは「パラダイス」の語源になったそうです。
グレープフルーツの学名は「Citrus paradisi」で、種小名のparadisiは
ご想像がつくと思いますが「パラダイス」を意味しています。
まさに天国の果物なんですね。
今回はアロマがあまり絡みませんでしたが、アロマにもよく出てくる
「宗教」のお話と思っていただければ・・・と思います。
次週も引き続き、スペイン旅行記お付き合いくださいね。
投稿者 tsukamoto : 2005年11月22日 17:17
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