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2005年12月20日

 更年期 その1

さて、 今回は18日に更年期におけるケアという感じで少しお話してきたのでそれをまとめてみようか
と思います。「更年期と薬剤師の関わり」というテーマを頂いていましたが、薬局で更年期障害を
訴える方は非常に少なく正直困ってしまいました。
(これはうさぎ薬局に高齢者が多く来局されるからで他の薬局ではご相談も多いのかもしれません)
そのような訳で、症状や治療、おすすめのハーブなどについてお話をさせて頂いたのです。

1.症状
症状は身体症状と精神症状に分けられ、身体症状としてはほてりやのぼせが一番多く、女性の3/4
の方が体験するそうです。その他、しびれや動悸・息切れ・めまい・頭痛・肩こり・腰痛などがあります。
精神症状としてはイライラ・抑うつ・不安・ヒステリーなどです。
精神症状はPMSの方にも当てはまりますね。

2.薬物療法
ほてり・のぼせに一番効果的と考えられているのは「ホルモン補充療法」で、エストロゲンを補充する
方法ですが、エストロゲンのみを服用すると子宮内膜癌などのリスクが高まるのでプロゲスチンという
プロゲステロンに似た合成ホルモンも服用します。
めまいには自律神経調整剤、肩こり・腰痛・頭痛などには鎮痛剤、こりをほぐすのにビタミンE、
しびれなどにはビタミンB12、などをよく使います。特にビタミンは長期に服用しないと作用が現れ
にくいために効果を実感するのはなかなか難しいですが、体に合えば改善がみられます。
精神症状には抗うつ剤・抗不安剤・向精神薬などを用います。

上記の方法は「対症療法」と言ってその症状のみを抑えるために服用するのであって
根本の改善にはなりません。そのため、体質的な改善(全体的な症状の緩和)には漢方薬が
いいのかと思います。

更年期に適応のある漢方薬は 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)・加味逍遥散(かみしょうようさん)・ 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)・ 温清飲(うんせいいん)・半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)などがあります。特に 「女性のための漢方」としては最初の3つが有名です。これは月経不順やPMSにも使われる
漢方薬です。

今回はハーブやアロマの話が出ませんね、と思っている方もいらっしゃると思いますが
ここで登場です!生薬とハーブは呼び方が違うものの、重複しているものが多いのです。
ではでは。長くなりそうなのでまた来週に続きます♪

投稿者 tsukamoto : 2005年12月20日 10:33

コメント

リニューアルおめでとうございます。
毎週火曜に更新なんですね。

もしよかったら、寒がりの私に向いている
ハーブを教えてください。また来ます。

投稿者 reiko : 2005年12月20日 09:46

コメントありがとうございました。
お返事遅くなってごめんなさい!
寒がりの方には体を温めてくれるようなハーブが
いいですよね。

風邪にヨーロッパで親しまれているハーブは
エルダーフラワーです。これに含まれているフラボノイドは
発汗作用や炎症を抑える働きを持っていると言われています。
味もクセがなくて美味しいですよ。
ハチミツを加えて飲んでみてはいかが?

投稿者 塚本麻美 : 2005年12月27日 19:15

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