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2006年03月07日
精油の成分について その1
こんにちは。先日、オレンジの成分を使った育毛剤を販売するという新聞記事を見ました。
成分中のリモネンが血行を促進する働きがあるからかな、と思いながら。
(本当のところは果皮を使っているか果実を使っているか種を使っているかなどの
記載もなかったので何がどう育毛にいいのかは分かりません)
しかし、精油の成分がちょっと分かるとなんとなく「こういう風に使うのかな~」なんて
推測をすることは出来ます。
精油の成分は①テルペン系炭化水素類②アルコール類③エステル類④アルデヒド類
⑤フェノール類⑥ケトン類⑦オキサイド類⑧ラクトン類に分類されます。
おおよそ同じ系統のものはある程度似通った働きをします。
まずは①テルペン系炭化水素からお話したいと思います。
テルペン系炭化水素は成分名に「~EN」という語尾がつきます。
これからお話するもの全てにある一定の名前の法則があるので
化学式などが分からなくてもある程度は名前から「こんな働きかな」と想像出来るのです。
テルペン系炭化水素はリモネン、ピネン、シメン、カマズレンなどです。
語尾がみんな「~EN」で終わっていますよね。
テルペン系炭化水素は血行促進や、利尿、炎症を抑える働きなどが主な作用です。
リモネンは血行促進に役立つことは先ほどもお話しました。
リモネンという名前はレモンに含まれていたことから命名されましたが、
柑橘系の精油に多く含まれる成分です。
冬至のときにゆず湯に入ると体がポカポカしますよね。
やはり血行促進によるものではないでしょうか?
ちなみにゆずの精油をお風呂に入れて入ってみると痺れるような感覚が・・・。
精油は植物の有効成分を濃縮したものだということ、
刺激性があるものもあるということを実感した一瞬でした。
この話はしばらく続きますので今回はこのへんで。
投稿者 tsukamoto : 09:00 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月10日
ファイナルファンタジーポーション!

出ました!ファイナルファンタジーポーション!
実はファイナルファンタジーが好きで
発売を楽しみにしているのですが、
コンビニで「ポーション」を発見!!
「ポーション」とはゲーム上では体力を回復するアイテムです。
それだけだったらアロマコラムには不向きな内容ですが
「ポーション」には エルダー、カモミール、セージ、タイム、ヒソップ、
フェンネル、マージョラム、ローズマリー、バジル、メリッサが入っているんです。
ゲームの世界は「薬草で癒す」というイメージがありますが
製造側もそれを考えて作ったのでしょうか?
ちなみに色は水色でちょっとビックリ。味はオロナミンCみたいな感じでしょうか?
一度おためしあれ♪
投稿者 tsukamoto : 13:38 | コメント (5) | トラックバック
2006年03月14日
精油の成分について その2(火傷)
こんにちは。だんだん暖かくなってきましたね。
週末、私はアイロンをかけていて腿にスチーム蒸気をかけてしまい、火傷をしてしまいました。
痛くなかったので気づかなかったのですが、足に跡があって「何だろう?」と触ってみると
軽い水ぶくれが出来ていて破れてしまいました。しばらく放っておいたのですが、
「この歳では傷が残ってしまう!」とハタと気が付きました。
(実は別のところのケガが半年経っても消えないで残ってしまっているのです)
かと言って痛くもない程度で皮膚科にかかるのもなんだし・・・と、とりあえずラベンダーを
ふりかけて絆創膏を貼っておきました。
というのも、アロマテラピーという言葉が生まれたのは1937年のことなんですが、
フランスの化学者、ルネ・モーリス・ガットフォセが精油の研究をしていたところ
爆発事故を起こし火傷を負い、とっさに近くにあったラベンダーの精油をふりかけたところ
みるみる傷が治ったということからだったのです。
西洋医学だと火傷がひどい時は化膿止め(抗生物質)や炎症を抑える薬が処方されますが、
ラベンダーの2大精油成分のうちのひとつ、リナロールには抗菌作用があると言われていますし、
他のラベンダーの成分にも細胞修復作用や抗炎症作用があると考えられていますので
偶然にもガットフォセは火傷にはうってつけな精油をチョイスしたわけです。
リナロールは前回のコラムの中の②アルコール類に分類され、
アルコール類は
全て「~OL」の語尾で終わります。リナロールもそうなってますよね。
一般的にはモノテルペン類よりも抗菌作用が強くなったような感じでしょうか。
しかもラベンダーは刺激性が低いために、火傷などのダメージを受けた肌にも
痛みを感じることなく使えます。これがペパーミントやユーカリなんかだったら沁みて
「因幡の白兎状態」だったでしょうね(笑)
ペパーミントに含まれているメントールもアルコール類ですが、リナロールと違って
こちらは刺激性が高いですね。メントールにも抗菌作用はあると考えられています。
ちなみに火傷や切り傷などは、乾燥させるのは現在では間違いだと言われています。
「モイストヒーリング(湿潤療法)」というものが一般的になっていて、
傷口を湿潤させておいたほうが治癒力が高まり、傷跡の残りも少ないそうです。
火傷の水ぶくれなどは破ってしまっては本当はダメ。
水ぶくれの中に傷を早く治すための物質が入っているそうです。
さて、今更ラベンダーをつけてみましたが、本当に傷の治りは早いのでしょうか?
それよりも跡がのこらなければいいな、と願わずにはいられない作者でした。
以上今回は番外編的内容+アルコール類の簡単なお話でした。
※治療として精油を推奨しているものではありませんので誤解のありませんように。
投稿者 tsukamoto : 09:12 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月18日
祝!3周年!
本日でアロマコラムも丸3周年を迎えました。
これもひとえにみなさまからの励ましのお言葉があったおかげです。
「読んでるよ」「頑張って」など嬉しい言葉を沢山頂きました。
本当にありがとうございます、とともに今後とも宜しくお願い致します。
今日は歯磨き粉を買い忘れ、近所で買おうと思ったら売ってなかったので
急遽、重曹で歯磨き粉を作ってみました。
重曹を水で練って、ペパーミントを加えるだけ。
「まずそう・・・」
正直そう思いましたが、使ってみると重曹のナトリウム分で少ししょっぱい感じ
はしましたが、意外にさっぱり。明日歯磨き粉は買いに行くにしても
今日はこれで十分代用できそう♪

投稿者 tsukamoto : 18:01 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月21日
精油の成分について その3
こんにちは。そろそろ春といった感じがしますが、
福島ではまだ雪が降ることがあるそうです。
今日の夜から福島へ向かいますが寒いのでしょうか。
先日お話した、火傷の結果ですが、3箇所あったので、小さいところは
ラベンダーを塗っただけ、他はラベンダーを塗った上に体液で治すという
絆創膏を貼りました。絆創膏のほうはいつまで経っても治る気配がなく、
湿潤を保っていますが、ラベンダーを塗っただけのほうはカサブタが出来て
跡も少なく治りました。傷が小さかったこともあったと思います。
跡が残っては困るので絆創膏の痒みに耐えながら必死に頑張っています。
今後、どうなるかは随時ご報告致しますね。
さて、今回は精油の成分の3回目。
火傷の時ラベンダーを塗ったのが良かったのはアルコール類であるリナロールによるものが
大きかったかと思いますがラベンダーには800種くらいの有機化合物が含まれていると
言われていますので一体どれがどう効果があるのかハッキリとは分かりません。
おおよそアルコール類にはテルペン系炭化水素類よりも強い抗菌作用があるのでは
ないかと考えられています。ティートリーに含まれる「テルピネンー4-オール」も
アルコール類で抗菌・抗ウィルス作用がよく知られています。
有名な精油の中でアルコール類でありながら特異的な働きが考えられているのは
クラリセージの中に含まれているスクラレオールです。
クラリセージはPMS(月経前症候群)や生理痛、更年期障害などによく用いられる精油
で女性ホルモンを補う働きをしてくれると考えられていますが、
その女性ホルモン様の働きをするのがスクラレオールと言われています。
ラベンダーといえばリラックスするというのがよく知られていますが「酢酸リナリル」と
いう成分が入っていることによるといわれています。それは「エステル類」に相当しますが、
エステル類はリラックスに効果があるものが多いようです。
エステル類は語尾に決まりはなく、「酢酸~」や「~アセテート」(どちらも酢酸を意味します)
「~エステル」などと表記されています。
例えば酢酸リナリルとリナリルアセテートは同じ成分を別表記したものですし、
ローマンカモミールに含まれる「アンゲリカ酸エステル」などもリラックス成分ですね。
エステル類はそういうわけでリラックス作用や鎮痙作用などが知られていますが
これにもまた例外的なものがありまして、なかなか手には入りにくいかもしれませんが
ウィンターグリーンに含まれる「サリチル酸」はエステルでありながら消炎作用があり、
医薬品では湿布によく用いられています。
最近肩こりがひどい私も愛用しています♪
今週はこのへんで。また来週火傷の報告と共に情報発信しますね。
投稿者 tsukamoto : 08:13 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月28日
精油の成分について その4
こんにちは。週末に春の第1回アロマテラピーアドバイザー養成講座を終えて、
ホッと一息つきました。
いつもながら「教えたいこと」がちゃんと伝わっているのか、アロマテラピーが楽しいと感じて
頂けたのか、心配もあるのですが、少しでもアロマを身近に感じてくれたらいいなぁと思ってます。
ところで火傷に塗ったラベンダーの効果ですが、私には???で、効果があったのかなかったのか
ハッキリ分かりませんでした。治りが早まるわけでもなかったような。いまだに完治せず、です。
やはりアロマをよく使っている方によれば、ラベンダーとティートリーの軟膏の方がラベンダーを
直接かけるより効果があるような気がする、とのこと。
軟膏を作って塗ってみたらこれはなかなか良い感じです。
ラベンダーを直接かけると、沁みないですが患部が乾燥してしまい、治りが遅くなるのかもしれません。
ミツロウには消炎効果も期待出来ますから、しばらくはこれを使って様子を見ようと思います。
さて、今回は精油の成分についての4回目。
アルデヒド類についてお話しようと思います。アルデヒド類は成分の語尾に「アール」か「アルデヒド」が
つきます。シトラールやシンナミックアルデヒドといった成分はアルデヒド類ですね。
アルデヒド類には防腐効果が高いものが多いです。昔ミイラを作るのに使われたというミルラにも
「クミンアルデヒド」というアルデヒドが含まれています。
また、昔は冷蔵庫がなかったのでお刺身が傷みにくいように紫蘇が添えられていたといいます。
その紫蘇にも「ペリラアルデヒド」というアルデヒド類が含まれているのです。
昔の人は経験から紫蘇の防腐効果を知っていたのでしょうね。
一度、紫蘇の精油を売っているのを見て、店員さんに「何に使うんですか?」と聞いたら
「床ずれに良い」とおっしゃっていたけれど、ちょっと試すのはコワイですね。
話は少しずれますが以前病院に勤めていた時に床ずれ用に「緑茶軟膏」を作っていました。
緑茶に含まれるカテキンに抗菌効果があるので良いのだとか。
また、アルデヒド類の吸入は心を落ち着かせる作用があると言われています。
ミルラは精神を落ち着かせる香りとも言われていますし
(あまりこの香りを好きだという方には巡り会ったことがないですが・・・)
そういった働きもあるのかもしれません。
そのような訳で、アルデヒド類はなかなかスグレモノではあるのですが、
皮膚刺激性もありますので、刺激に敏感な方、皮膚が弱い方などは注意が必要です。
精油のいいところだけでなく毒性についても知った上で上手に付き合っていきたいですね。
投稿者 tsukamoto : 10:28 | コメント (2) | トラックバック