« 2006年08月 | メイン | 2006年10月 »
2006年09月05日
高血圧とアロマ
こんにちは。
まだまだ暑い日が続いている東京です。
北海道のほうはだいぶ涼しくなってきたと聞きますが、みなさんがお住まいのところは
いかがでしょうか?そろそろ秋の気配を感じますか?
これから涼しくなってくると患者さまの血圧も10くらいは高くなってきますね。
高血圧の患者さまには、ローズマリーやユーカリなどの精油はマッサージなどに
使ってはいけないとよく書いてあります。
逆にラベンダーやカモミールなど鎮静作用を持つ精油は低血圧の方には
使ってはいけないとも言われています。
さて、本当にそうなんでしょうか?そこまで慎重になる必要があるのでしょうか?
ここで「ホメオスタシス」を考えてみましょう。
ホメオスタシスとは、病気や精神的ストレス、物理的ストレス(騒音・化学物質など)
などの外界の変化に対して自律神経・内分泌系(ホルモン)・免疫系が
お互いに相関関係を保ち、一定の安定した状態を保とうとする仕組みを言います。
つまり自律神経が弱っていたら、免疫系や内分泌系がサポート、
内分泌系が弱っていたら自律神経や免疫系がサポート、
免疫系が弱っていたら内分泌系や自律神経系がサポートして
一定の状態を保つようにするんですね。
しかし、これにも限度があってある一定以上の負荷がいずれかにかかった場合、
それぞれ全てのバランスも崩れてきます。
精油は香りをかぐことによって、またトリートメントすることによって
ホメオスタシスの正常化をはかると言われています。
それを考えると、「正常な状態」に保つのですから、心地よいと感じる精油を使うことによって
高い血圧は下げて正常に、低い血圧は上げて正常に導いてくれるもののように考えられます。
実際同じ精油を使ってトリートメントしてみても、
「血圧の高い人は下げ、低い人は上げる」というデータがありました。
私自身はあんまりこだわらなくてもいいのかなって思っています。
そういいつつも血圧を下げるには、それなりの精油を使った方が
効果は高いとも思っています。
ちなみに血圧を下げる成分として知られているのは、
リナロール、シトロネロール、ネロール、ゲラニオールなどです。
みんなアルコール類ですね。
ただし施術される本人がアロマにとっても詳しくて、
「この精油って血圧の高い人にはダメなんですよね」
なんて言われた場合は、精神的な問題で血圧があがり兼ねません。
(ある意味逆プラセボ効果?)
ケースバイケースで使い分けをするといいと思いますが、
好きな香りでホメオスタシスを正常化して毎日楽しく過ごせたらいいですね。
全く関係ないですが、最近の「マイブーム」商品で「幸せになれる香り」を発見し、
それを使うと1日ハッピーになれるまたは気合を入れられるように
暗示にかかるようになりました♪
ボディシャンプーはオジリナルの「幸せの香り」を開発!
・・・と言いたいところですが、先日アロマ講習会にいらっしゃった方のブレンドが
とても気に入って自分でも作ってみました♪
日々、人に教えつつ、自分が一番勉強になっているかもと感じる今日この頃です。
投稿者 tsukamoto : 16:51 | コメント (2) | トラックバック
2006年09月08日
世界平和のお土産。
昨日、北海道へ行った方から「美味しくないと大評判」という
ジンギスカンキャラメルを頂きました。

ラベルのデザインもさることながら、中身はもっとスゴイ!
一口食べたら思わず笑ってしまう味です。
朝食べたら午前中いっぱい気持ちが悪くなりました。
でも笑っちゃうんです。
「これさえあれば世の中戦争なんてなくなって幸せになるのでは?」
と私が言ったら
「送られてきた方は戦争をしかける」
と言われましたが。
そこで何が入っているのか調べてみたら、食塩以外、
ジンギスカンに関与するようなものは入っていませんでした。
「香料」・・・これだ!!
味覚は「甘味」「酸味」「苦味」「塩味」は嗅覚が関与しなくても
感じることが出来ますが、複雑な味になってくると強く香りが関与してきます。
たとえば、風邪をひいているときに食べ物の味が分からなかったり
することがありますよね?
これは鼻が詰まって嗅覚がおかしくなっていることで起こります。
逆にこれは香料によってジンギスカンの味が再現(?)されているのです。
ということは、鼻をつまんで食べれば、ジンギスカンキャラメルも
きっと味がしないに違いない!!
・・・そう思いましたが、もうひとつ食べる勇気が持てず(笑)
手に入る方、どなたかお試ししてみてください♪
しかし、これでも美味しくなったと言います。
オソロシイ食べ物です。
ラベンダーキャラメルで癒されました。
投稿者 tsukamoto : 11:40 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月12日
ジャスミンでダイエット?!
こんにちは。今週はちょっとドンヨリしたお天気ですね。
気分がこういう時は滅入りがち。
私はペパーミントの香りをこめかみなどに塗ってリフレッシュしています。
先日「裏コラム」で紹介した「ジンギスカンキャラメル」は、
会社内で配りまくり、犠牲者を増殖しました。
やっぱり香りによって味覚はかなり左右されるようです。
100%ジュースでも毎年味が変わったりしないように、香料で一定の味を保っているとのこと。
ジンギスカンキャラメルを渡そうとした上司が渡す前にアロマコラムを読んで教えてくれました(笑)
味覚と嗅覚、本当に奥深い領域ですね。
さて、最近でアロマネタというと(実は最近情報収集を怠っていたので申し訳ないのですが)
「ジャスミンの香りでダイエット」です。
そんなマッサージオイルが発売されたようです。
どうもそのメーカーさんはアロマについて全社的に熱心に取り組んでいらっしゃるようで、
アロマをシート状にして衣類に貼り付け、気化した精油成分を体内に経皮吸収させるなど
いろいろな商品開発をなさっているようです。
某薬科大学の教授との共同研究で、
高脂肪食を摂取させているマウスにジャスミンの芳香成分を含むテープ剤を巻きつけて
経皮吸収させると、腹部の皮下脂肪が抑えられるというものらしい。
特に有効成分についてふれておらず、メカニズムは不明です。
製品はマッサージオイルで、自分でストレッチしたりマッサージをしながら
体を引き締めていこうというもの。
「これで痩せる!!」
とか書いてないあたり、私は好感を持ちました。
値段は1万4000円近かったので好感は持ちにくかったですが(笑)、
ジャスミンは精油1ml得るのに8000個もの精油がいると言われていますから
高価な精油ですし、逆にあまり安く販売されていても不安感になります・・・。
もし、ジャスミンの精油にダイエット効果があるなら
植物油に自分でジャスミンをブレンドしてマッサージしたほうが安上がりです。多分。
ジャスミンはマタニティブルーにもいいと言われていますし、気分の開放にも役立ちます。
元々「太る」ということは「体の中に溜め込む」ということです。
気持ちを体の中に溜め込みやすい人は、代謝が悪くなり老廃物を体の中に
溜め込みやすく出来ているとも言われています。
余計な老廃物が、脂肪や糖分の排泄を阻害してしまうことも・・・。
この場合はマウスの経皮吸収での実験ですのでジャスミンの精油成分が薬理的に
何か効果が見られるのかもしれませんが、私たちには嗅覚も大きな要素になっています。
ストレスを溜め込まない香りを使って体の循環を良くし、リフレッシュするだけでも
ダイエットに充分効果があるのかもしれません。
薄着の季節はそろそろ終わりになってきますが、
自分の体のメンテナンスを怠らないように気をつけたいものです♪
投稿者 tsukamoto : 13:51 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月13日
ゼリーキャンドル

最近、段々アロマ講習会のネタがグレードアップしてきました。
参加者の方々も「なんか目新しいもの」を期待されていらっしゃるようで
そういう時は受講者も多いです。
うさぎ薬局の10月アロマ講習会は試作の結果「ジェルキャンドル」に決定!!
特殊なジェルを使うので、溶かすのも95度~105度の間と
気難しい素材です。
溶けないからといって電子レンジを使うと、ダンゴのようになります。
中にビーズや金魚の飾りを入れても可愛い♪
色も香りも自分の好みで自由自在なので
プレゼントとしても喜ばれそう(*^^)v
福島の方は是非この機会にご参加くださいませ。
(詳細は後日うさぎ薬局HPに掲載予定です)
投稿者 tsukamoto : 14:35 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月19日
魔女の香り???
こんにちは。台風も去って急に暑くなりましたね。
私は今日から福島のうさぎ薬局に来ていますが、福島も結構な暑さです。
勝手に寒いと思って、厚着してきて汗をかいてしまいました。
みなさん、9月17日は何の日かご存知ですが?
自分の誕生日???違います(笑)
ドイツの薬草学の魔女とも言われた「ヒルデガルド・フォン・ビンゲン」の命日なんだそうです。
彼女は修道女で、修道院の中庭にたくさんのハーブを植えて育てました。
彼女の著書「Physica」にはヒソップ、アグリモニー、ヘンルーダ、カモミールなどが
記載されており、それぞれの効果的な使い方が書いてあるのだとか。
私も会社でいろいろ変な(?)アロマグッズを作っていたりすると
「魔女」なんて言われることがありますが、自分がかなりまともな部類であることは
間違いのないところです。もうちょっと不思議くらいが本当は
発想力が豊かで良かったかもしれません(笑)
昨日はそんなわけで(?)ヒルデガルドの作ったドイツの修道院の中の薬草園や
香水作りのセミナーに参加してきたのです。
「ハーブやアロマを知るにはまず植物をしらなくっちゃ」
講師の先生がおっしゃいます。
まさにその通り!!
小石川植物園や東邦大学のメディシナルハーブ園などがオススメとのこと。
私も何度か母校の東邦大学のメディシナルハーブ園には行ったことがありますが
これがなかなか素晴らしいのです。
やっぱり初夏がおすすめでそろそろ終わりかけかとは思いますが。
いろいろお話をお伺いしたあと、香水作りを始めました。
実は香水なんてあんまり興味ない、というか香りを自分につける習慣がないので
(むかしむかし、薬剤師はニオイで医薬品を判断することがあるから香水はもっての外
と言われたことに起因しているのかもしれません)
ドイツでの薬草園事情のついでくらいに思って参加したのですが、ハマりました!!
講師の先生がおっしゃるには、
香水が熟成するまでには2ヶ月かかるから「2ヵ月後になりたい自分」
をイメージして作るといいわよ。とのことでした。
先生、魔女です。私はすっかり洗脳されました(笑)最近、私は将来のあるべき自分の姿について考えることが多く、
その言葉に惹きつけられるような感じがしたのです。
2ヵ月後の自分を想像するのはとっても楽しかったです。
そして香水を作り始め、完成とともに香水に名前をつけるようにいわれました。
名前によってまた香水に力が宿るのだそうです。
(本当に魔女の世界に突入しました・笑)
そしてみんなで自分の作った香水の名前を披露。
インスピレーションが大事なようです。
それから、作った香水が「失敗した」なんて思ったらその時点で効果はなくなるとのこと。
「世界でイチバン」と思って熟成するのだそうです。
幸いにもなかなかいい香りに仕上がったので、2ヵ月後がとっても楽しみ♪
朝、鎖骨の下につけるのがポイントだとか。
周りにいる、ちょっと気持ちが落ち込んだ人も自分の香水の香りでハッピーになるとも
魔女先生はおっしゃってました。
今日、作って1日なのに鎖骨の下につけてみると
「いいにおい」
と職場の人に言われました。
ちょっとなのに香るようです。
そして2ヵ月後の自分はどんな自分になってその香水をつけているのか考えると
とってもハッピーな気分です。
今回は完全に現代のヒルデガルドに洗脳された塚本でした(笑)

投稿者 tsukamoto : 15:31 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月26日
感じない香り???
こんにちは。だいぶ秋らしくなってきたような感じですがいかがお過ごしですか?
そろそろ紅葉シーズンに向けての計画を立てたいものですね。
先週末、私はうさぎ薬局でアロマテラピー検定対策講座の講師を務めてきたのですが、
明るい方ばかりで、教える私のほうが元気を貰っちゃいました!
患者さんにお薬を渡すときもそうですが、私が先に笑顔を見せれば
患者さんも笑顔で応えてくれます。
まずは自分が心を開くことが大切ですが、逆に元気を分けて貰うこともありますね。
元気な人達と一緒だと私もやっぱり楽しい!
そうやって毎日を過ごしたいと思う今日この頃です。
スクールでは色々な香りをかいでいただきますが、
これはアロマの歴史を教えているときのことです。
イエスキリストの誕生物語の中で、イエスが誕生した馬屋に東方の三賢人が
現れて「黄金」「乳香」「没薬」を捧げたというくだりがあります。
そこで香りをかいでいただくわけですが、「没薬(ミルラ)」をかいだ受講生は
後から聞いたところ、全く香りを感じなかったのだそうです。
私が「ミルラは精神を研ぎ澄ます香りと言われ、以前は宗教儀式でも用いられたようですが
この香りはあんまり好きな人がいなくて売れない精油NO1なんですよ。
それにシンナミックアルデヒドが含まれていてアルデヒド類は防腐効果が高いため、
経験からミイラ作りにも使われたそうですが、そんな感じの香りですよね」
などという話をしたわけですが、香りが感じられないからちっとも分からなかったようで、
ちょっと心配になったそうです。
私は以前からいろいろな人に香りをかいでいただき、感想を聞く機会が多かったのですが
そうすると何人かにひとりは「サンダルウッドがにおわない」と言うのです。
(あまりミルラをかいでいただくことがなかったのでミルラは今回初でしたが)
もちろん、他の精油はしっかり識別出来るにも関わらず、です。
一昨年、嗅上皮にある嗅細胞に1000種類のニオイ受容体が存在し、
複雑な香りに関しては、いくつかのニオイ受容体からの情報を使って認識するということで
ノーベル医学生理学賞を2人の化学者が受賞しました。
認知症の初期には嗅覚が低下すると言われていますが、
今回はそれとも違う・・・。
香りを嗅ぎ続けると、鼻は慣れてしまうものですが、
ニオイ受容体のなんらかの異常によってそういったようなことが起こるのか、
それともニオイ受容体からの情報がうまく伝達出来ないのか???
ハッキリ言って全くの謎なんですが、サンダルウッドに多いのは確かです。
ミルラもということになると宗教儀式に用いられるような香りは
意識を惑わせるのみでなく、嗅覚を惑わせるような働きがあるのでしょうか?
フランキンセンスやイランイランなど宗教儀式に用いた香りで
そういう経験をお持ちの方、是非ご一報くださいませ。
投稿者 tsukamoto : 18:09 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月29日
レモングラス

昨日は伊豆にドライブに行きました。
海の見える植物園のようなところに入ってみたら大きなレモングラスが!
精油を採るレモングラスの学名は「Cymbopogon flexuosus」「Cymbopogon citratus」
の2種類があります。
学名のうち属名のCymbopogonは「ひげのついた小さな穂」というこの形状から
命名されたもので、種小名の「flexuosus」は湾曲したという意味からのようです。
見たまんまの名前ですよね(笑)
ちなみに「citratus」は、シトラスのようなという意味からきていますので
レモンのような爽やかな香りから命名されたのですね。
投稿者 tsukamoto : 12:32 | コメント (0) | トラックバック