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2006年11月07日
熱可楽
こんにちは。私は風邪も治ってやっとスッキリした気分満喫中です。
健康ってありがたいですね。
実は風邪をひいていたときに、クリニックを受診したら
(担当医が私のあまりにもひどい声に笑いながら)
「薬は出しますが、風邪がひどい時には民間療法だけれど
鍋にコーラを入れて温めて、ショウガを入れて飲むといいですよ」
と言われました。
ハーブ・アロマをやっている立場上、これは試してみねば!と思ったのですが、
あまりにも風邪がひどくて作る気力もなく、昏々と寝ていました。
やっと元気になって「あのときの医師の民間療法は有名なのだろうか?!」と
調べてみたら、中国ではポピュラーな飲み物らしく、
「熱可楽」(可楽はコーラのこと)
と言われて親しまれているそうな・・・。
風邪にはよく効くと言われているらしい。
診察してくださった医師は中国人だったのか?!
医師は、ダイエットコーラではダメ、と言っていたので
つまり、コーラに多量に含まれるぶどう糖が良いのであろうと考えました。
それにショウガ・・・それならばジンジャーエールを過熱したら良いのでは?!と
思ったのですが、今は香料程度にしかショウガは入っていないようですね。
(もしかしたら入っていないのかも?)
以前、ジンギスカンキャラメルの回でもお話しましたが、
香料は味覚に直結しやすいので、香りって大事です。
少々話がそれましたが、そこらへんからコーラについてもちょっと調べてみました。
コカ・コーラはジョン・ペンバートンという薬剤師が作り出した飲み物で、
当時(19世紀後半)、ヨーロッパでワインにコカの葉エキスを加えて飲んでいたことが
大流行していたことに目をつけて、それを改良したもの(ワインにコカとカフェイン、
フレーバーを加えたもの)から始まったようです。
当時コカは規制がなかったので合法的な飲み物でした。
コカ・コーラという名前はコカインとカフェインを「コカ」と「コーラナッツ」から抽出したことに
由来し、当初は薬として考えられていたようですが、徐々に飲料に変わっていったようです。
(今は薬理作用のある成分は入っていません)
そういえば、コーラって独特のフレーバーですよね?
これには、オレンジ・レモン・ナツメグ・ネロリ・ライム・バニラなどから抽出されたようです。
結構奥が深いですね。
ちなみにコカ・コーラ意外にもコーラは世の中にいっぱいありますよね?
いまだに販売されているものの中には、「ショウガ」や「カツアーバ」「ガラナ」などが
入っているものがあるようです。
折角なので、「カツアーバ」や「ガラナ」について次回お話したいと思います。
※これを書くにあたり、「ガラナキャラメル」←北海道の名産品?!
を食べましたが、コーラのような風味のキャラメルでした。
コカ・コーラには入っていないのに、かなりそれらしい味です。
最近、不思議キャラメルばかり食べている作者でした(笑)
投稿者 tsukamoto : 18:13 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月14日
ガラナ
こんにちは。急に寒さが厳しくなってきましたね。
寒いのは大好きですが、朝起きるまでに時間がかかるようになってきました。
今朝は寒さに耐えかねて、優雅にも水を沸騰させ、ティーポットに紅茶を入れて
飲みましたが、味がいつもと違う・・・と思ったらティーポットを温め忘れていました。
これほどまでに味が違うものかと調べてみると、
ティーポットを熱湯であたためておくのと、温めないのでは蒸らし時間が終わる3分後には
10℃くらいお湯の温度に差が出ます。寒い時期ならいっそう差が出てきます。
お湯の温度の違いで、抽出される成分が違うので味も違ってきます。
高温で抽出されるのは、カフェインやタンニン、テアフラビンなどのカテキン類。
特にテアフラビンは紅茶の味や色に大きく関与しますので、
重要な成分と言えます。
つまり、ティーポットの温度が下がったことで成分が抽出されにくくなったのです。
どうりで色も味も薄く感じたわけです。
そしてなんだかスッキリもしないのはカフェインの量も少なかったのかもしれません。
ティーポットを温めなかっただけで、こんなに味が違うなんてビックリ!!
紅茶は作法(?)が面倒だと思っていましたが、美味しい紅茶を飲むにはそれなりの
理屈があったわけですね。
また、抽出時間が長すぎてもタンニンの苦味が強くなるために適度な抽出時間が
必要なのです。朝からパパっと飲むには不適なものだということが分かりました(笑)
さて、前置きが長くなりましたが、今回はとあるコーラに含まれているガラナについて
お話したいと思います。
ガラナは、アマゾン原産の植物で、原住民はこの実をローストしたものを
ペースト状にして食料に混ぜ、治療(主に滋養・強壮、下痢止めなど)に用いていたそうです。
主成分はカフェインで5%以上含まれており、お茶の2%、コーヒーの1%などと比べても
その含有率の高さが分かります。
カフェインが入っていれば、交感神経が活性化されますね。
「元気が出る」というのはガフェインからきているのでしょう。
最近ではガラナの抽出液が、カフェインとジンセンの混合抽出液よりも
神経の活性化や、強壮、記憶力UP効果が高いという研究もあります。
植物は微量な成分も重要な働きをする(相加・相乗作用を示す)ことが
あるので、ガラナにもそういったことがあるのかもしれません。
また、大腸菌やサルモネラ菌に抗菌作用を持つことが知られていますし、
血小板凝集抑制や、血栓溶解作用があるとも言われています。
少し前になりますが、スキマスイッチというアーティストが、
かなりアップテンポの「ガラナ」という歌をリリースしました。
タイトルの「ガラナ」はやはりこのガラナの植物からとったそうで、
「ガラナが強壮作用がある植物だと聞いて名づけた」そうです。
アマゾン原産で、温暖なところに生育するガラナですが、
日本では北海道でガラナドリンクやガラナキャラメルなどが
地域限定商品として販売されているようです。
品種が違うので、寒さにも強いのでしょうか?
眠くなった時、ちょっと元気を出したい時、
ガラナをみかけたらちょっと試してみてはいかがですか?
投稿者 tsukamoto : 16:45 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月21日
AEAJ認定アロマテラピーインストラクターを独学で取得しよう!
薬剤師くらいの知識があれば、あとは頑張れば2次試験の論文もなんとか合格するかも?!
年々難しくなってはいますが、やってみる価値ありますよ♪
アロマの勉強にも、体のメカニズムを復習する上でも役に立つと思います。
投稿者 tsukamoto : 16:09 | コメント (0) | トラックバック
アロマテラピーの勉強法?
こんにちは。
ファーマネクストとアポプラスステーション共催の「薬剤師のためのアロマセミナー」
第1回にご参加くださいました皆様、どうもありがとうございました。
無事、東京・大阪・仙台と終了することが出来たわけですが、
これも本当にみなさまのおかげです!
特にグリーンフラスコの林眞一郎先生には東京会場での講演などもお願いし、
ご迷惑をおかけしました。
あれ以降、自己管理の大切さを思い知った塚本でした。
そのセミナーで、沢山の薬剤師さんからいろいろアロマに関するご意見を頂いたので、
それについて少々ご報告したいと思います。
・
薬剤師が取り組むアロマテラピーで一番問題になる点は何だと思いますか?
という質問に、半数以上の方が
・
自分自身の知識不足
と答えていらっしゃいました。
確かに体系だったアロマテラピーのマニュアルのようなものはないのが現状です。
私自身、たしかにこうしてセミナーを開催させていただきましたが、
経験則によるところが大きいのです。
勉強方法やおすすめのスクールを教えて欲しい!
とよく聞かれますが、さて・・・?と正直考えてしまいます。
私もハーバルセラピスト(アロマテラピー・バッチフラワー・ハーブ、カウンセリング
をひと通り勉強し、試験に合格すると貰える某スクールのディプロマ)の資格を取得し、
うさぎ薬局へ転職したのですが、実際どれくらい役に立ったかというと「基礎知識」程度です。
しかも理論だけで、軟膏や化粧水なども満足に作れず、
薬局でいろいろ教えて貰いながら、患者さんからの質問などの実践を通して
自分なりの考えやレシピを少しずつ身につけていきました。
でも、まず最初自分で出来る勉強って何?
と聞かれたら、おそらく「日本アロマ環境協会(AEAJ)」の「アロマテラピー検定1級」取得を
おすすめすると思います。
アロマの基本的使い方・安全性・薬事法を理解するとっかかりとしては
よくまとめられていて勉強しやすいと思います。
(合格するにはアロマテラピー検定1級・2級の本が必要です。
アフィリエイト
「アロマテラピー基礎の基礎」を参照してください)
そしてある程度自信がついてきたら!
AEAJ認定アロマテラピーインストラクターの試験に向けて勉強してみては
いかがでしょうか?
これは、体のメカニズムや恒常性などを再確認するのにも役立ちますし、
独学でアロマをもう少し掘り下げて勉強できるいいチャンスだと思います。
また、やはり勉強だけではなく、実践が必要になってきますから
薬局で実践出来なくても、アロマのサークルなどに参加して
いろいろな人の声を聞くのもとても役に立ちますよ♪
自分で楽しんでみてもいいですしね!
私はよく自分を実験台(?)にしていろいろ試してみました。
「自分がこれで良くなったから他の人にもいい」とは限らないので
そこらへんも念頭に入れてアドバイス出来るようになるといいですね。
まずは出来ることから実践していってください。
自分が実践することで、そしてその楽しさ、素晴らしさが
他の人に伝わりやすくなります。
頭でっかちにならないように、バランス良く取り組んでいけたらいいなと思います。
投稿者 tsukamoto : 16:45 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月28日
フェロモン・体臭は紙一重?
こんにちは。日々、寒くなってきましたね。
東京ではここのところ急に木々が色づき始めました。
紅葉の秘密はコチラを参照してくださいね♪
さて、今日は「ニオイ」について書こうと思います。
たまたま見ていたメルマガに、
「ローズマリーとセントジョーンズワートは体臭を抑える」と書いてありました。
通常汗や垢などを皮膚の常在菌が分解する時にニオイ物質であるカプロン酸や
イソ吉草酸が発生します。
常在菌は酵素を出して汗や垢を分解しますが、その酵素の働きを
ローズマリーやセントジョーンズワートが弱めて、ニオイを抑えるのだそうです。
今後、制汗剤として開発予定とか!
どんどんケア用品にハーブやアロマが取り入れられていきますね。
ローズマリーは爽やかな香りですし、制汗剤として喜ばれそうです。
楽しみですね~。
・・・とは逆に以前はワキの下のニオイはフェロモン様のニオイ物質と
されていたようです。
その昔、フランスではスライスしたリンゴを女性がワキの下に挟んで
ニオイを移したものを好きな男性に渡したということがあったとのこと!
アポクリン腺から分泌される香りには、フェロモン様物質が含まれるというのです。
1982年には、月経不順の女性を2群に分け、
片方には男性のワキの下の分泌物(A)を、もう一方はプラセボ(B)をかがせて
3ヵ月半後には、(A)の群が月経周期28日、(B)群が月経周期41日という
研究結果を出した人もいます。
人間の嗅覚には「鋤鼻器官」といってフェロモンを感知する器官があると
言われていますが、人類の進化と共に廃れていったのだそうです。
現在、人間のフェロモンに関してはいろいろな説が唱えられていますが
ホルモン様作用のようなものを指しているのかもしれません。
ニオイだけで理性を失わせるほど異性をひきつけることは不可能です。
特に現代では体臭がないほうがいいとされ、制汗剤が売れているくらいです。
今の世の中にはあまり役立たない話ですが、
「そんな時もあったのか」
と思うとちょっと面白いですね。
ちなみに俗説ですが、耳のうしろをこすってみると自分の体臭なんだそうです。
気になる方はちょっと試してみては???
投稿者 tsukamoto : 17:21 | コメント (0) | トラックバック