かながわ薬剤師学術大会の参加報告です。
神奈川県内の薬剤師で構成する県病院薬剤師会と県薬剤師会は11月3日、パシフィコ横浜で「かながわ薬剤師学術大会」を開催しました。。
サリドマイド薬害問題や、諸外国における薬剤師の役割に関する講演を中心に一般会員の口頭発表やポスター発表などが行われ、両会員ら約1100人が参加して盛り上がりました。
この大会は、病院勤務の薬剤師と薬局の開局薬剤師が連携して地域医療に貢献することを目的に、2002年から毎年合同で開催しています。他の県もぜひこの事例を手本にして開催してほしいですね!
7回目の今回は、薬害への理解を深めるため、サリドマイド被害者支援を行う財団法人「いしずえ」常務理事で、被害者の増山ゆかりさんが特別講演の演者として招かれました。
増山さんは講演で、サリドマイドが本年再び承認され多発性骨髄腫という特殊な疾患の治療目的で医療現場で使えるようになりますが、「薬剤師のような薬の専門家の沈黙が、薬害被害の拡大をもたらしてしまう。薬剤師の能力が本来の薬剤師法第1条の文言どおりに発揮されれば、薬害は防げるので最も期待している」と話されました。
今年から神奈川県薬剤師会と友好団体提携している韓国の京畿道(キョンギドウ)薬師会の朴基培(パクギーバイ)会長が自ら講演。「世界の薬剤師に学ぶ」として、韓国や欧米の医療における薬剤師の役割、薬剤師教育の違いについて紹介しました。日本が進んでいる点や学ぶべき点も明確になってくると思います。
1点残念なことは学術大会のマナーを守って頂けない参加者が一部で見受けられました。このような病院薬剤師と保険薬局薬剤師の協業が世界に発信できる折角の機会であるのにちょっと残念に思います。
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