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【薬剤師】業界情報日々高度化するがん治療に貢献する「がん専門薬剤師」とは一体...?

2015年10月22日:

がん専門薬剤師は「一般社団法人 日本医療薬学会」が認定している制度です。日々進歩しているがん医療に対応できるよう"がん領域の薬物療法等に一定水準以上の実力を有し、医療現場において活躍しうる薬剤師"を養成することを目的にしています。

またこの資格は厚生労働省にも認められており、平成22年5月14日付で、薬剤師としては唯一医療法上広告が可能な専門性に関する資格としても認定されています。平成27年9月3日現在、全国には434名の「がん専門薬剤師」が存在。日本医療薬学会のホームページから、名簿を閲覧することも可能になっています。この「がん専門薬剤師」とこれに関わる研修施設などについて、ご紹介していきます。

がん専門薬剤師
認定されるために必要なこと

以下、"一般社団法人日本医療薬学会がん専門薬剤師認定制度規程"より抜粋しています。

  • 1.
    日本国の薬剤師免許を有していること
  • 2.
    薬剤師として5年以上の実務経験があること
  • 3.
    一般社団法人 日本医療薬学会の会員であること
  • 4.
    認定薬剤師(※1)あるいは日本臨床薬理学会認定薬剤師であること
  • 5.
    がん薬物療法に関する5年以上の研修歴(※2)を有すること
  • 6.
    がん領域の講習会を50単位以上(※3)履修したこと
  • 7.
    がん患者への薬学的介入実績50症例を提出すること

上記7項目を満たしたうえで、さらに「がん専門薬剤師認定試験」に合格することが必要です。

  • ※1
    日本医療薬学会、または日本病院薬剤師会生涯研修履修、薬剤師認定制度認証機構により認証された認定薬剤師を、「認定薬剤師」としています。
  • ※2
    認定されたがん専門薬剤師研修施設において行われる研修を対象としています。(証明書が必要)
  • ※3
    申請時点から遡って過去5年間に履修する必要があります。

ここでは少し要約してお伝えしておりますが、「認定制度規制」ではさらに細かく定められています。詳細を知りたい方は日本医療薬学会のホームページもご確認ください。

がん専門薬剤師研修施設とは?
こちらも厳しい認定基準が

がん専門薬剤師を養成するための施設として認定されている「がん専門薬剤師研修施設」。平成27年8月10日現在、268施設あります。東京大学医学部付属病院、京都大学医学部付属病院をはじめ、北海道から沖縄まで全国各地に施設が誕生しています。

条件としては

  • 1.
    指導薬剤師が1名以上常勤していること
  • 2.
    悪性腫瘍患者に対する入院及び外来治療を実施していること
  • 3.
    年間でがん薬物療法を50例以上実施していること
  • 4.
    がん薬物療法のレジメンの審査・登録体制が整っていること
  • 5.
    薬剤師により抗がん剤処方鑑査が実施されていること
  • 6.
    薬剤師により抗がん剤混合調整が実施されていること
  • 7.
    悪性腫瘍患者に対する薬剤管理指導業務を実施していること
  • 8.
    緩和医療を実施していること
  • 以上「一般社団法人日本医療薬学会がん専門薬剤師認定制度規程」参照
    が、あげられています。

2人に1人はがん患者となっている日本
がん専門薬剤師は重要な役割を担っています

平成に入った頃から日本国内のがん患者は急速に増えています。がん情報サービスの最新がん統計(2015年4月22日更新)によると、現在0歳の男性が生涯にがんを罹患(りかん)する確率は61%、女性の場合は46%となっており、やはり2人に1人ががん患者となるリスクを抱えているといえます。一方でがんが原因で死亡するリスクは現在0歳の男性の場合26%、女性の場合16%となっています。がんになる確率は高くても、がん医療が日々進歩しているため治癒率も高くなっているというわけです。

このような状況を見据えると「がん専門薬剤師」の役割はたいへん重要であり、今後も「がん専門薬剤師」が増えていくことを願わずにはいられません。「がん専門薬剤師」の認定資格を取得し、医療の現場で活躍される薬剤師さんを応援したいものです。

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