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【薬剤師】業界情報処方箋をもらってから薬局まで遠い!!そんな悩みは近々解消するかもしれません!

2016年4月4日:

薬剤師をはじめ、医療関係者なら「医薬分業」という言葉はご存じのとおりです。
しかし内閣府が行ったインターネット調査によると、一般の方で「医薬分業」という言葉を知っている人は47.8%となっており、半数程度にとどまっていることがわかります。
医薬分業という考え方の元、現在は処方箋を扱う薬局が遠い場所にある場合も多いようですが、それに対して不満をもっている方もいらっしゃいます。
そこで医薬分業について一部見直す案がでており、2016年1月27日には「医療機関と薬局の間にフェンスを設置するといった一律の構造規制を見直す」ことなどが提案されました。
▼毎日新聞「医薬分業 規制見直し案」参照
http://mainichi.jp/articles/20160128/ddm/002/040/165000c新しいウィンドウで開きます

見直すにあたってどんな背景があったのか、一般の方の医薬分業に関する意識はどうなのかなど、考察していきます。

患者視点の医薬分業には、こんな問題点が!?

医薬分業では、医師と薬剤師がそれぞれ独立した職能を発揮することで国民医療の質の向上を図っています。
そのため現在は「医療機関と薬局が離れていなければならない」という決まりがあります。
また院内処方よりも院外処方のほうがコストが高くなっていますが、その理由を知らない人やコストに見合ったメリットがあることを感じていないという人も多いようです。
つまり患者視点で考えると、「病院と薬局が離れていて、薬を受け取るのに不便」「遠い場所で受け取るうえにコストが高い」といった問題点が浮かび上がります。

このような問題点が、今回「医薬分業」を見直すきっかけのひとつとなりました。

そこでひとつめの問題点である「病院と薬局が離れていて、薬を受け取るのに不便」については、
「医療機関と薬局の間にフェンスを設置するといった一律の構造規制を見直す」ことで解消しようとしています。
つまり今後は「処方箋をもらってから薬局まで遠い」そんな悩みが解決するかもしれないのです。

ではふたつめの問題点「遠い場所で受け取るうえにコストが高い」という点はどうでしょうか。
実はこちらの解消は制度の見直しではなく、国民へきちんと伝えることであり、病院から遠い場所にある薬局の強みを理解してもらうことだと考えられます。
次のコーナーで詳しくお話ししていきます。

病院から遠い薬局のメリット、それが医薬分業のメリットでもある!?

院外処方などで薬をもらうとき、「薬代のほか、薬剤師による説明などのサービス料金がかかっている」ことを知らない人は約52.2%います。 医薬分業を行い、薬剤師が薬について説明することは、「医師が必要以上に多い薬や高い薬を処方して利益を追求することを防ぐ」といったメリットがあるという点は、国民に対してしっかり伝えておきたいことではないでしょうか。

一方で、このようなデータもあります。
▼内閣府「医薬分業に関するアンケート概要」参照
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kaigi/meeting/2013/discussion/150312/gidai2/item2-1.pdfPDF

院外処方の場合にどこで薬を受け取りますか?という問いに対しては、69.1%の人が「医療機関からなるべく近い薬局」で薬を受け取っていると答えています。
しかし20.4%の人は「普段行き慣れている薬局(かかりつけ薬局)」で受け取ると答えています。
この20.4%の人のうち、かかりつけ薬局を選んでいる理由でもっとも多いのが「家、職場、学校から近いから」です。
そのほかの理由としては「薬剤師が自分のことをよく知ってくれているから」「薬剤師が薬について分かりやすく説明してくれる・よく相談にのってくれるから」となっています。

まさに医薬分業で求められる薬剤師の姿が、この2つの理由にあるのではないでしょうか。

  • 自分のことをよく知ってくれている薬剤師
  • 薬についての説明が丁寧で信頼できる
  • 医療機関に行かずとも、薬や病気について相談できる

このことが国民に浸透すれば、医薬分業の意義はさらに広まっていくと考えられます。

国民はみずから考え、医療機関や薬局を選べることを浸透させる

薬剤師の方ならご存じのことでも、一般の方は知らないということがまだ多くあります。
医薬分業の考えが進み、薬の受け取り方は国民自身が選べるようになっています。
そのことを浸透させ、薬剤師自身は自分の置かれた立場の役割をしっかり果たすことが、国民医療の質を上げることにつながるのではないでしょうか。

▼内閣府「医療分業における規制の見直し」参照
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kaigi/meeting/2013/discussion/150312/gidai2/item2-1.pdfPDF

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