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【薬剤師】仕事内容・役割これからの高齢者社会のニーズに応える居宅療養管理指導薬剤師のお仕事・役割とは?

2015年11月19日

居宅療養管理指導(きょたくりょうようかんりしどう)とは、在宅で療養している高齢者などに対して管理・指導を行うことをいいます。
この業務を行えるのは、歯科衛生士、保健師、看護師、管理栄養士など、さまざまな職種の人です。
薬剤師もこのうちの一人であり、「居宅療養管理指導薬剤師」と呼ばれます

難しい名前がついていて覚えにくいですが、高齢化社会のニーズに応えることのできる大切な職務です。
上記については、厚生労働省でも資料をまとめています。

ここでは、上記を参考にしながらお話しします。

在宅医療の問題点と
薬剤師ができること

居宅療養については、在宅医療と言い換えたほうがわかりやすい方も多いのではないでしょうか。 ここでは「在宅医療」という言葉で進めたいと思います。

薬剤師の視点から、在宅医療の問題点は主に以下の3点となります。

  • 薬剤の保管状況が悪い、間違っている
  • 服用薬剤の理解不足
  • 薬剤の飲み忘れ

上記のような問題点を解決するのが、まさに「居宅療養管理指導薬剤師」の仕事です。
薬剤の保管状況を正しくすることで薬剤の飲み忘れを防げることがあります。
また、処方されている薬剤についてご本人に理解してもらうことで、飲み忘れが防げることもあります。

具体的にどんな方法が有効なのか、次のコーナーでご紹介します。

具体例をご紹介
薬剤師の役割と改善について

患者さんの問題点で最も多いのは「飲み残しの多さ」です。
ひとつの病院で数種類の薬を処方されることが多いですが、在宅医療中の患者さんの場合、かかっている病院がひとつとは限りません。
内科と歯医者、整形外科など複数の病院、さらにそれぞれから薬が処方されることで、大量の薬が発生し、管理できなくなってしまうのです。

まず薬剤師ができることは、各病院に連絡して疑義照会を行うこと。
これにより薬剤の重複投与などが判明し、薬の数自体を減らすことができる場合もあります。

さらに患者さんの能力に合わせて、お薬の管理方法を検討します。
ひとつの箱に複数の薬をまとめて管理している患者さんが多いのですが、これは薬剤の飲み忘れを発生させる原因のひとつ。
仕切りをつけた箱に、1日分さらに朝昼晩の薬を分けて収納する、投薬カレンダーを作成するなどの工夫を行うことで、飲み忘れを顕著に減らすことができます。

法律を遵守しながら
医師やケアマネジャーと連携!

居宅療養管理指導薬剤師の役割は、法律で定められています。決して薬剤師が単独で行える仕事ではありませんので、その点はご理解ください。

  • 薬剤師が行う居宅療養管理指導について〔老企第36号 第2の6(3)〕
    "薬局薬剤師が行う居宅療養管理指導については、医師又は歯科医師の指示に基づき、薬剤師が薬学的管理指導計画を策定し、また、医療機関の薬剤師が行う場合にあっては、医師又は歯科医師の指示に基づき、利用者の居宅を訪問して、薬歴管理、服薬指導、薬剤服用状況及び薬剤保管状況の確認等の薬学的管理指導を行い、提供した居宅療養管理指導の内容について、利用者またはその家族等に対して積極的に文書等にて提出するよう努め、速やかに記録(薬局薬剤師にあっては、薬剤服用歴の記録、医療機関の薬剤師にあっては、薬剤管理指導記録)を作成するとともに、医師又は歯科医師に報告した上で、ケアマネジャーに対するケアプランの作成等に必要な情報提供を行うこととする。"

文書では難しく書かれていますが、つまり「医師の指示に基づいて薬剤師が計画をたてる。その後の状況などはきちんと記録し、医師に報告する。さらにケアマネジャーに必要な情報提供なども行う」ことが必要だということです。

これからの日本に欠かせない存在となるであろう「居宅療養管理指導薬剤師」。今後業務に当ることがあれば、この記事を参考にしていただければと思います。

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