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薬剤師のやりがいと魅力は?モチベーションが低下したときの対処法も解説

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薬剤師は多岐にわたる業務を担当し、一人ひとりが患者様の健康を支える重要な役割を果たしています。その一方で、日々の業務の中で疲労やストレスが溜まり、やりがいを見失ってしまうことも少なくありません。

「薬剤師としてのやりがいは何?」「日々の業務のモチベーションが低下してきたけれど、どうすれば改善できるの?」といった疑問を抱えていませんか。

そこで本記事では、薬剤師の仕事のやりがいと魅力について解説し、モチベーションが低下したときの対処法についてもご紹介します。薬剤師としての新たな視点を得たい人は、ぜひご一読ください。

1. 薬剤師に聞いた仕事のやりがいや魅力は?

薬剤師に聞いた仕事のやりがいや魅力は?

薬剤師の実体験から聞く仕事のやりがいや魅力には、主に以下の5つがあります。

  • ・患者様から感謝される
  • ・医療に貢献できる
  • ・キャリアの選択肢が豊富
  • ・高収入を目指せる
  • ・ライフステージに合った働き方ができる

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

1-1. 患者様から感謝される

患者様から感謝されることでやりがいを感じる薬剤師が多くいます。特に調剤薬局や病院薬剤師は患者様と接する機会が多く、直接お礼を言われることにやりがいを持つ薬剤師は少なくありません。

薬を通じて患者様の健康に役立つ医療を提供することが、薬剤師の役割です。そのため、服薬指導、残薬や薬歴の管理、そして患者様の声に耳を傾けることも、薬剤師の重要な仕事の一部だと言えます。

そして一対一のコミュニケーションを通じながら患者様に服薬指導をして、健康をサポートできるのは、薬の専門家である薬剤師にしかできません。薬に関するアドバイスを行い、患者様に「ありがとう」と感謝されることでやりがいを感じる薬剤師は多いでしょう。

1-2. 医療に貢献できる

薬剤師の仕事は、医療に貢献できることもやりがいの1つです。薬剤師は、薬学の知識を活用して地域の人々の健康を保つことができる職業です。

また、医学・薬学は絶えず進歩しているため、知識を常に更新していく必要があります。そして薬に関する知識だけでなく、コミュニケーションスキルや在宅医療の経験など、業界に応じて身に付けたスキルを発揮できることに、喜びを感じる薬剤師もいるでしょう。

そして、病院薬剤師の場合、チーム医療の一員として医師や看護師などと連携しながら患者様と接することができます。薬の専門家としてアドバイスを求められることもあるため、医療貢献ができることに価値を見出す薬剤師も少なくありません。

1-3. キャリアの選択肢が豊富にある

キャリアの選択肢が豊富にあることも、薬剤師の仕事の魅力です。薬剤師としての職務経験を重ねることで、管理薬剤師や店長、薬局長への昇進を目指したり、将来的には薬局の開業を視野に入れたりすることも可能です。

また、病院薬剤師は新薬や輸液、注射薬の取り扱いをはじめとし、専門性や技術を深めることができます。専門知識を習得しながらキャリア形成ができるメリットもあるでしょう。

1-4. 高収入を目指せる

薬剤師の仕事は、高収入を目指せるのも魅力の1つです。専門知識が求められ、国家資格が必要となる薬剤師は、職業ごとの平均年収を見ると給与が高めの職業だと言えます。

また、MRなど自分の成果が、手当・昇進・ボーナスとして反映されやすい職場で働くことにより、収入が上がることも十分に期待できます。さらに、管理薬剤師や薬局長・店長などの役職に就くと、役職手当などがつき給与が高くなる傾向にあります。

このように職場や働き方によっては高所得を目指せるのが、薬剤師の特徴です。さらに、薬剤師不足の地域もあるため、地方へ移住することになっても、新たな職場を見つけるのはそれほど困難ではありません。地方では薬剤師の人材不足が深刻化している地域もあるため、良い条件で転職することも十分に可能です。

1-5. ライフステージに合った働き方ができる

薬剤師は、さまざまな働き方ができるのも特徴です。例えば、全国にチェーン展開している調剤薬局やドラッグストア勤務であれば、配偶者の転勤や親の介護で引っ越す必要があるときでも、仕事を辞めずに新しい居住地の近くへ異動できる可能性があります。

また、同じ企業内でも、全国各地への転勤がある正社員・転勤のない正社員・パートなど、雇用形態が複数準備されているケースも珍しくありません。他業種と比べて、ライフステージの変化に対応しやすい職業と言えるでしょう。

2. 【職場別】薬剤師のやりがい

【職場別】薬剤師のやりがい

薬剤師は、職場によって業務内容が大きく異なります。それぞれの職場ごとのやりがいはどのようなものなのでしょうか。ここでは、薬剤師の主な就職先である以下の6種類の職場別に、薬剤師のやりがいを解説していきます。

  • ・調剤薬局
  • ・病院・クリニック
  • ・製薬会社やメーカーなどの企業
  • ・ドラッグストア
  • ・行政機関
  • ・在宅医療

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

2-1. 調剤薬局

医療機関からの処方箋に基づいてお薬を調剤し、患者様へ適切な説明をしてお薬を提供することが、調剤薬局の薬剤師の主な役割です。また、調剤薬局の薬剤師は、地域住民の健康をサポートし、地元に密着した医療サービスを提供するという位置づけにあります。

特に、地域に深く根ざした薬局では、細やかな服薬指導を通じて、患者様と密接な関わりを持つことが可能です。調剤薬局では、地域医療に貢献できることで充実感を覚える薬剤師が多数います。

2-2. 病院・クリニック

病院薬剤師は、薬剤師の中でも臨床に近い環境です。病院薬剤師は、患者様と直接接することができ、日々の体調の経過を観察できます。人の命に関わる重要な仕事であるため、責任もありますが、やりがいがあると捉える薬剤師は多くいます。

例えば精神科病院では、使うお薬が多種多様で、副作用やお薬の相互作用の管理に細心の注意を払わなければなりません。さらに、患者様の理解度や心理状態に応じた適切な服薬指導や、コミュニケーションスキルが求められます。

長期入院が必要な患者様を抱える療養型病院では、薬の管理だけでなく、衛生管理や二次感染予防などについて薬剤師が積極的に関わることも珍しくありません。また、終末期医療という高度な医療分野に関わる機会があれば、倫理観を深め、人間としての成長を感じることがあるでしょう。

2-3. 製薬会社やメーカーなどの企業

製薬業界での薬剤師の役割には、医薬品情報提供者(MR)・臨床試験コーディネーター(CRA)・学術業務・研究開発職・研究施設の管理薬剤師などが含まれます。新薬を開発する企業では、新しい医薬品の販売、適切な利用の推進、製品の安全性の検証が主な業務です。

そのため、新薬やその他の製品を通じて患者様の健康改善に貢献できることに充実感を覚える薬剤師も多数います。さらに、医師や他の薬剤師への情報提供を通じて、自身の知識を活かすことが可能です。

直接的に患者様から感謝の言葉を聞く機会は少ないかもしれませんが、実際のところ、個々の患者様に対面するよりもはるかに多くの人々の生命に影響を及ぼし、貢献できることが、製薬業界で働く魅力と言えるでしょう。

2-4. ドラッグストア

ドラッグストアに勤める薬剤師は、一般用医薬品の販売やアドバイス、さらにはサプリメントや健康食品といった健康関連商品の提供にも広く関わるのが特徴です。

調剤薬局で働く薬剤師と比べて、自分の判断でお客様の症状に適したお薬を提案できるため、薬剤師としての責任ややりがいを感じることが多いでしょう。

地域の健康サポート機能として、セルフメディケーションの普及を支える重要な役割を果たしています。

2-5. 行政機関

行政機関に勤める公務員薬剤師の場合、その部署や役職によって、特有の業務に従事することがあり、通常の薬剤師とは異なる特別な業務に従事することで、やりがいを覚えることがあります。

特に、麻薬取締官は一般の薬剤師が兼任することのできない、国家公務員としての重要な役割だと言えます。薬剤師として有意義な仕事に就きたい、または、薬剤師としての経験や知識を広く活用したいと考えている人にとっては、公務員薬剤師の仕事はおすすめです。

ただし、業務内容は勤務先にもよることを理解しておく必要があります。例えば、都道府県の病院や国立病院の薬剤師の場合、公務員薬剤師ではあるものの、業務内容は民間の医療機関で働く薬剤師と大きな違いはありません。

2-6. 在宅医療

最近では、在宅医療に特化した調剤薬局も増加しています。在宅医療では、一人ひとりの患者様と対峙する時間が長く、生活環境に深く関わることができます。

そのため、高度な対人スキルが求められ「患者様の助けになりたい」という志を持つ薬剤師にとっては、大きな充実感を感じられる職場です。医師や看護師など他の医療職種との連携も重要な業務の1つであるため、チーム医療として働く喜びも得られるでしょう。

3. 薬剤師のやりがいが感じられなくなる原因と対処法

薬剤師のやりがいが感じられなくなる原因と対処法

自ら希望して薬剤師になったとしても、実際に働き始めると、今の状況に不安を覚えることも少なくありません。薬剤師として働く中で、やりがいが感じられなくなる主な原因には、以下の4つがあります。

  • ・人間関係
  • ・労働環境
  • ・待遇や評価に不満
  • ・成長できない

ここでは、それぞれの原因とその対処法を詳しく解説します。

3-1. 原因:人間関係

対処法
・身近な人に相談する
・休暇を取ってリフレッシュする

調剤薬局の薬剤師は、一日中薬局の中で仕事をするため人間関係に悩むことがあります。職場での人付き合いに悩んだら、問題を一人で抱え込むのではなく、家族や友達に悩みを打ち明けてみましょう。

薬剤師の同僚に相談するのとは、違った視点からの助言が得られるはずです。このとき、他の人に自分の思いを伝え、不安や不満が生じている箇所や問題を認識することが重要です。

他の職業や業界で働く人々の意見を聞くことで視野が広がり、悩みを新しい角度から見つめ直せるかもしれません。

または、休暇を取ってリフレッシュしましょう。身体は大切な財産であるため、休息も重要です。小さなことでも他人の行動が目についてしまうのは、疲労の蓄積が原因の可能性があります。

思い切って、しっかりと休暇を取ることを考えましょう。一度仕事から離れてリラックスすることで、対人関係がうまくいくようになることもあります。

3-2. 原因:労働環境

対処法
・異動を希望する

「慢性的に人手不足で忙しい」「残業や休日出勤が当たり前で、プライベートが充実できない」労働環境に不満を持っていることもあります。関連病院や企業内でも別の職場がいくつかある場合は、異動の相談をしてみるのも1つの方法です。

しかし、勤務先の状況や専門性の高い職場に就いている病院薬剤師などでは、異動が実現しない場合もあることを理解しておきましょう。

3-3. 原因:待遇や評価に不満

対処法
・働き方を変える

薬剤師は高収入だと思われがちですが、懸命に努力して国家資格を取った割には報酬が見合わないと思うこともあるでしょう。現在の待遇や評価に不満があり充実感を得られない場合、薬剤師の資格を活かせる別の業界への転職も選択肢の1つです。

例えば、病院勤務の場合、同じ薬剤師として責任のある仕事にも関わらず、製薬会社やドラッグストア勤務のほうが収入が高いというケースも少なくありません。また、何年か実務経験を積んだとしても、上のポストが埋まっていて昇進できそうにない職場もあるでしょう。

そんなときは、今いる職場だけではなく、他の業種への転職も考慮に入れてみてください。病院薬剤師からドラッグストアや調剤薬局の薬剤師へなど、働き方を変えることで満足のいく待遇が得られる可能性があります。

3-4. 原因:成長できない

対処法
・新しい目標を立てる

薬剤師として働く中で、成長できない職場に不満を持つこともあるでしょう。自分が何に充実感を感じるのか、再度見つめ直してみることをおすすめします。

初心時に立てた目標と、経験を重ねた今とで目指すべきゴールが変わったケースもあるでしょう。同じ場所に長く勤務すると業務はルーティン化しやすいものです。新たな目標を立て、積極的に研修や学会に参加し、知識や人間関係を広げてみてはいかがでしょうか。

また、会話スキルを磨く、服薬指導の手法を見直すなど、成長する余地はあるかもしれないという視点を持つことも大切です。

そのため、新たな資格取得を目指すのもおすすめです。薬剤師に関連する資格は、複数あります。現代のニーズに合わせた医薬品の知識、また、患者様のためになる情報など、資格取得を通じてさまざまな知見を深めることが可能です。

4. 薬剤師のやりがいが感じられなくなったら転職も視野に入れよう

薬剤師のやりがいが感じられなくなったら転職も視野に入れよう

今回の記事では、薬剤師のやりがいと魅力、モチベーションの低下に直面したときの対策について解説しました。薬剤師としての仕事は多岐にわたり、その中には確かな充実感とやりがいが存在します。

しかし、時としてモチベーションを低下させてしまうことも珍しくありません。そんなときこそ、第三者の視点や新しい環境の中で、自身のキャリアと向き合ってみてはいかがでしょうか。

薬剤師専門の転職エージェント「アポプラス薬剤師」は、仕事に関する悩みを持っている薬剤師に対して、幅広い業種や環境の中から最適な選択肢を提案し、新たなキャリア形成の支援が可能です。小さな疑問や不安でも、まずは一度、「アポプラス薬剤師」に相談してみませんか。

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