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薬剤師の面接のポイント

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転職活動の最大の関門である面接。薬剤師資格者にとっては、そのハードルは意外と低かったのではないでしょうか?ただ、ここ数年、東京や大阪など都市圏を中心に、そのハードルは徐々に高まっており、人気エリアや好条件の案件では、買い手市場へ推移しつつあります。
では、そんな面接にはどう臨めば良いのでしょうか?どんなに豊富な知識や経験を持っていたとしても、それだけでは不十分です。求人側は、面接を通してあなたが「患者様とどう接するか?」「同じ職場のメンバーとどう働くのか?」をイメージします。内定を勝ち取るには、それらを面接でしっかりアピールし、自分が応募先の求める人物であるということを採用担当者に伝える必要があります。

面接は誰でも緊張するものですが、備えあれば憂いなし。本番に臨むまえに必ず準備しておきたいポイントを、「面接でよくある質問と回答方法」「面接に受かりやすい人の特徴」「面接で気になること」の3つの面からご紹介します。

面接でよくある質問と回答方法

面接では、必ず聞かれる「定番の質問」が存在します。特に下記の5つは聞かれることが圧倒的に多いですので、予め答えを用意して、スムーズに答えられるようにしておきましょう。

なお、面接の基本は、聞かれたことに対して簡潔にはっきりと答えることです。1つの質問に対し回答は1分以内、文字数にして300文字以内を目安に、ハキハキとした口調で話すようにします。短い質疑応答を繰り返すことで、面接官との会話のキャッチボールを出来るだけ増やすイメージで臨んで下さい。


(1)自己紹介をお願いします

自己紹介は面接の冒頭に求められることがほとんどですので、初めに面接の機会を設けてもらったお礼を伝えてから、氏名と経歴、自己PRにつながるような強みを紹介するといいでしょう。

  • 面接官
    自己紹介をお願いします。
  • 薬剤師:
    薬剤典子と申します。本日は、貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は△△薬科大学を卒業後、○○病院の院内薬局で5年間勤務し、その後○×株式会社に転職しました。○×社での最初の5年間は薬局薬剤師として働き、2年前からは薬局長として、店舗のマネジメントを手掛けています。病院勤務のころから新人教育にも携わっており、「人の意見を聞いてうまくとりまとめること」には自信があります。本日はどうぞよろしくお願いします。

(2)これまでの経歴を教えてください

在籍した病院・薬局で自分が担当した業務内容、そこで培った自分のスキル、得られた成果を具体的に話します。会社名や数字を出すことで客観的な説得力が生まれますし、聞き手もイメージしやすくなりますので、しっかり織り込んで説明しましょう。

  • 面接官
    これまでの経歴を教えてください。
  • 薬剤師
    大学卒業後○○病院にて●年勤務致しました。その間、調剤室や病棟業務、訪問薬剤管理指導業務のほか、患者様向けの「薬の講習会」の企画・運営を担当しました。その中で、患者様とより身近なところで関わりたいと感じ、2010年4月に○×株式会社へ転職し、○○薬局に勤務するようになりました。2015年4月からは××薬局の薬局長を任され、現在は一般薬剤師・スタッフを含めて10名の管理と店舗運営を行っています。在宅対応に積極的に取り組み、当初1施設だった担当施設がこの2年で6施設まで増やすことが出来ました。

(3)前職を退職した理由/転職理由はなんですか

退職理由はご自身の「考え方」「価値観」などをお伝えする機会です。「キャリアアップの為」「家庭を大切にする為」「今の職場で叶えられなかった経験を積む為」など、この機会に自身が進みたいベクトルを整理して頂くのも良いかと思います。「○○を実現したい」といったポジティブな理由を挙げ、そしてそれを応募先の企業であればその理想が達成できると感じた理由などを続けるようにするとスマートです。

  • 面接官
    前職を退職した理由/転職理由はなんですか。
  • 薬剤師:
    現在、薬局長として××店の管理と店舗運営を行っていますが、将来的には複数店舗を纏めるマネジメントが出来ればと考えております。しかし、私が勤めている会社は規模が小さいため新規の出店数も少なく、そのような仕事に携わる機会はほぼありません。上司にも希望を伝えて相談しましたが、将来的にも難しいだろうとの回答でした。 そこで、新規出店を続け、複数店舗のマネジメントを行う管理薬剤師を募集している会社への転職を決意しました。

(4)当社を志望した理由を教えてください

数多くある薬局や病院、企業の中から、その企業を選んだ理由を具体的に答えることがポイントです。「自宅に近いから」「給与が良いから」などの理由だけでは、「当社がたまたま条件にはまっただけで、この人にとってはどこでもいいのだな」と思われてしまいます。また、「御社の企業理念に感銘を受けて」というような抽象的な理由では、説得力がありません。担当コンサルタントときちんと情報交換をして頂き、「何故この会社か?」を整理し、面接に臨んでいただくことが重要です。

  • 面接官
    当社を志望した理由を教えてください。
  • 薬剤師:
    御社は「地域に根ざした医療」を信条として、関東地域で薬局の新規出店にも力を入れています。薬剤師として地域の人々にとって身近な存在でありたい、そんな薬局を増やしたいという思いで接客やマネジメントに取り組んできたので、地域密着を貫いて業績を伸ばしてきた御社に大きな魅力を感じました。今の職場では、管理薬剤師として店舗を統括し、スタッフの声を取り入れて処方箋枚数を伸ばしてきたので、人材の育成・店舗運営には自信があります。ご縁があって御社に入社できた暁には、より患者様に寄り添った対応や新人スタッフがスムーズに業務になじめるしくみづくりにも取り組みたいと思います。

(5)今後のキャリアプランはどのように考えていますか

中長期的に、応募先でどのような成果を達成し、どのような貢献をしたいのかをアピールする場です。3年後、5年後にどのようになっていたいのかを、具体的な数字を交えて話しましょう。

  • 面接官
    今後のキャリアプランはどのように考えていますか。
  • 薬剤師:
    私は将来的には、複数店舗を統括する立場を目指したいと考えています。その際には、1店舗1店舗が地域の人々に信頼される、地域に根ざした存在になっていることが重要です。これまで経験した「患者様に寄り添った薬局運営」を大切に、スタッフ全員がビジョンを共有し、いきいきと働ける環境づくりに力を入れたいと思います。

面接評価が高かった方の例

「同じような経験」「同じような経歴」なのに面接の評価が全く違ってしまうケースがあります。その理由には以下のような理由がありますので、参考にして頂けると良いかと思います。「面接になかなか受からない!」と悩む人がいる一方、1回で受かってしまう人もいます。面接に受かりやすい人には、次のような共通の特徴があります。

社会人として面接のマナーが良い方

面接における合否は、面接中に話した内容だけで決まるわけではなく、当日の服装や態度、話し方、挨拶の仕方、履歴書や職務経歴書の書き方なども、当然選考の対象となっています。例えば、スーツの色や表情ひとつでも、採用担当者に与える第一印象は随分変わります。また、面接の最初と最後に「お願いします」「ありがとうございました」という一言があるのとないのとでは、やはり相手に与える印象は大きく変わります。特に薬局や病院勤務は患者様対応が重要な職場ですから、この挨拶の有無や印象が合否に及ぼす影響は、大きいです。
面接当日は、明るく清潔感のある服装と、できる限り自然な笑顔を心掛けましょう。また、面接中は緊張からついつい答えることに集中しがちですが、意外と見られているのが「質問をしっかり聞く姿勢」です。質問者が話し終わるのを待ってから、問われたことに対して簡潔に答えを返すように心掛けてください。

ウェブサイトなどで事前準備をしっかりする方

採用担当が採用したいのは、「自社(院)の考えに共感し、活躍してくれる人材」です。面接では「自分こそ、そうした人材である!」ということをアピールできるようにしましょう。そのためには、まず企業や病院がどのような人材を求めているのかを把握する必要があります。応募先のウェブサイトや求人情報のチェック、担当コンサルタントからの情報収集を積極的に行ってください。
さらに、面接の場でも「ウェブサイトで拝見したのですが...」「○○という取組みを始められたと伺ったのですが...」などの質問ができると、採用担当者に「応募企業に興味があり、きちんと調べてきている」ということを印象付けることになります。この質問が好印象につながる場合も多く、ライバルに差をつけることができます。

面接で言っていいこと・いけないこと

そのほか、面接を受ける際に誰もが気になる、言っていいことといけないことについても、対処法を紹介しておきます。

退職理由や転職理由は正直に答えていいの?

退職理由は、答え方によってはネガティブな印象を与えてしまうだけに、なかなか答えづらいものですが、退職歴がある場合は必ず聞かれる質問でもあります。基本的には退職理由・転職理由とも、正直に答えてもかまわないのですが、そのことで不利になってしまう場合には対策が必要です。採用担当者が退職理由や転職理由を尋ねるのは、「せっかく採用しても、同じ理由で辞められると困る」と思うからです。
実際には「人間関係に疲れた」ことや「仕事が嫌になった」ことがおもな退職理由だったとしても、それをそのまま答えてしまっては「また同じ理由で辞められるのでは...」と思われてしまいます。

多くの場合、退職を決める理由は1つではなく、そこにはポジティブな理由もネガティブな理由も混ざっているものです。そのポジティブな理由に目を向けて、「キャリアアップのため」や「新しい経験や知識を身に付けたいため」など、具体的な言葉にしてみることが第一歩です。そこから、「現在の環境ではキャリアアップが望めないため、それが実行できる御社に転職したい」とつなげることで、応募先を選んだ理由や将来のキャリアプランについても、首尾一貫した回答ができるようになります。
家族の介護や子育てが退職理由の場合は、正直に話した上で、そのあとにとった対策についても紹介し、「現在は働ける環境にある」ということを説明するといいでしょう。なお、子育て中で時短勤務を希望する場合などは、履歴書の本人希望欄に記入した上で、面接時に詳細について話し合うのが一般的です。
このように、退職理由をはっきりと言えるように事前準備をしっかりしておくことは、非常に重要です。

逆質問では何を質問すべき?

逆質問とは、面接の最後に聞かれる「最後に何か質問したいことはありますか?」という質問のことです。このとき「特に何もありません」と答えてしまったり、長い時間沈黙してしまったりするのは良くない対応です。採用担当者は「入社を検討する上で疑問をなくすこと」と「応募者の本心を知ること」の、2つの意図を持ってこの質問をしています。しっかり準備をして、自己PRや情報収集に活かせる質問をするのがベストです。
基本的に逆質問は、ウェブサイトや採用情報を見ただけではわからないような事柄について聞くといいでしょう。例えば、「前職では○○だったのですが、御社の状況はどうでしょうか?」と実際の職場の状況を確認したり、製薬会社から薬局への転職など大きく環境の変わる転職であれば「薬局の調剤は未経験ですが、ご縁があったとすればどのような勉強をしておけば良いでしょうか?」など、意欲を見せつつ疑問を解消したりするのも良い方法です。一方、注意が必要な逆質問は、給与や待遇に関することです。聞いてはいけないことはありませんが、切り出す際は「子供が小さいので保育園の送り迎えが必要なのですが、実際の勤務時間はどうでいらっしゃいますか?」など、待遇面について確認するべき事情があることを断ってから確認するといいでしょう。

転職面接は「備えあれば憂いなし」

面接で見られているのは、あなたが「応募先に入社後、どう活躍頂ける人物か?」ということです。その中で、効率良く自分をアピールするために、まず「応募先企業はどんな人材を求めているのか」をリサーチする必要があります。ウェブサイトなどで応募先企業の理念や取組みをつかんだ上で、想定される質問にどう答えるか、首尾一貫した答えを用意しておくことも大切になります。
面接は「事前準備がすべて」です。面接前にしっかり応募先企業を研究し、準備を行うことで、採用される可能性は上昇します。ぜひ積極的に取り組んでみてください。


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