か行向精神薬(こうせいしんやく)
向精神薬とは
向精神薬とは中枢神経系に作用し、生物の精神活動に何らかの影響をおよぼす薬物の総称のことをいいます。主に、精神医学の分野で研究されている薬物であり、精神科で処方される薬のほか、タバコやアルコールといった依存性のあるもの、また法律上の定義である麻薬のような娯楽薬も含まれているなど広範囲にわたっています。これらはすべて精神薬理学における研究対象として見なされています。そして、これら向精神薬のほとんどは薬物依存症のリスクがあります。薬物依存症の可能性は、個々の物質ごとにそれぞれ異なっており、その摂取量・摂取頻度・物質をはじめ、投与経路・薬物動態など多岐にわたる項目が、薬物依存形成の要素とされています。
向精神薬の用途
向精神薬の種類が多岐にわたっていることもあり、さまざまな用途があります。1つは鎮痛薬。鎮痛薬は中枢神経系に対して抑制的に作用する薬物です。モルヒネやコデインのようなオピオイド系の薬物が挙げられますが、乱用のリスクがあります。また、向精神薬には、精神疾患の治療を目的として処方される処方せん医薬品があります。その1つが抗精神病薬。主に統合失調症の症状の対症療法として用いられますが、あくまでも改善を図るものであり、症状を完治させるものとしては考えられていません。また、うつ病や強迫性障害、社交不安障害などの治療に用いられる抗うつ剤も精神科で処方されます。これは、セロトニンが減少している状況に対して、セロトニンを再利用する作用をもたらすことを主な働きとしています。また、気分安定薬やメチルフェニデート、アンフェタミンのように、突然強い眠気をさそうナルコレプシーや、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療薬として処方される精神刺激薬、不安や緊張を鎮める作用があるベンゾジアゼピン系が多い抗不安薬、睡眠薬なども向精神薬として指定されています。
向精神薬の輸入・輸出の区分
向精神薬は第一種・第二種・第三種と区分されており、そのどれもが医師による処方せんが必要とされる処方薬です。中枢神経に作用し、精神機能に影響を与える物質であり、麻薬及び向精神薬取締法、さらには政令で定められているものを指します。ちなみに、向精神薬には輸入・輸出に際して区分があります。
輸入や輸出のたびに地方厚生(支)局長の許可が必要となる第一種向精神薬、地方厚生(支)局長に輸入届出書、輸出届出書の提出が必要な第二種向精神薬、向精神薬輸入・輸出業者が輸出入を行う場合には手続きが不要となる第三種向精神薬といったように区分されます。また、向精神薬に分類されない(麻薬及び向精神薬取締法の制限を受けない)類似薬(睡眠薬および精神安定剤)もあります。
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