サポートを受ける

お電話でのご登録・ご相談も承っております。

フリーコール 0120-332-290

月~金曜(祝・祭日を除く) 9:00~20:00

  1. 薬剤師 求人・転職TOP
  2. お役立ち用語集
  3. 血液製剤(けつえきせいざい)

か行血液製剤(けつえきせいざい)

血液製剤とは

血液製剤とは、ヒトの血液成分を原料として製造される医薬品の総称です。献血などで採取した血液を遠心分離し、各成分に分けて製剤にします。その使用に対しては、用途の記録やインフォームド・コンセント、カルテの20年間保存などが義務づけられています。血液製剤は、輸血用血液製剤と血漿分画製剤の2つに分かれます。

2種類の血液製剤の特徴

「輸血用血液製剤」は、人の血液の全部(全血)又は人の血液から赤血球、血小板、血漿といった成分を分離・調製した製剤(成分製剤)です。現在は主に成分製剤が使われています。「血漿分画製剤」は、人の血液の血漿から、治療に必要な血漿タンパク質を種類ごとに分離精製したもので、主なものに、アルブミン製剤、免疫グロブリン製剤、血液凝固因子製剤があります。

「輸血用血液製剤」の種類

「輸血用血液製剤」はいくつかの種類に分けられます。その一つが「赤血球成分製剤」です。赤血球成分製剤は、血液から血漿、白血球および血小板の大部分を取り除いたものとなり、慢性の貧血や外科手術前・中・後の輸血時に用いられます。また、赤血球成分製剤の中にもいくつか種類があり、患者それぞれの症状に合わせて最適なものが用いられます。次に挙げられるのが「血漿成分製剤」です。新鮮な血漿には、さまざまな種類の凝固因子が含まれているため、凝固因子の欠乏による出血が顕著な際に用いられます。血漿製剤の多くは、採血した血液より分離した直後の血漿を、すぐに凍結した新鮮凍結血漿です。その他に挙げられるのが「血小板成分製剤」。血小板製剤は成分採血装置を用いた血小板成分献血により得ることができるもので、血小板数が減少していたり、血小板産生能力の低下による減少がみられる場合、もしくは血小板の機能に異常をきたしている場合などで、出血していたり、出血の危険性の高い場合に、それらを予防するための処置として用いられます。

お役立ち用語集TOPへ

アポプラスキャリアの登録メリット

  1. 1
    「登録者限定求人」をすぐにご紹介します! 全体の80%以上がWEB公開していない求人。登録後、人気求人を優先的にご紹介します。
  2. 2
    あなたの希望条件により近づける調整をします! 求人条件はあなたの「最終条件」ではありません。より希望に近づける調整が可能です。
  3. 3
    応募から面接、就業条件の交渉まで全てお任せ! 就業中・育児中でもラクラク。企業とのやりとりは全てコンサルタントにお任せください。