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さ行処方箋(しょほうせん)

処方箋とは

医師から出される処方箋には、患者の病気の治療に必要とされる薬の種類、量、服用法などが記載されています。この処方箋の内容が適正かどうかをチェックするのが薬剤師です。薬剤師は処方箋の内容が適正であると判断した後に調剤を行います。医師が処方箋を出して薬剤師がその内容を確認することは、医薬分業とされる日本における医療の仕組みを表しています。また、処方箋が発行されるということは処方された薬の記録を文書として残しておくことが可能になるため、治療の経過を観測する上でも貴重な材料になります。

処方箋の有効期間

医師が出す処方箋には有効期限があります。有効期限は発行された日を含めて、わずか4日間となっています。この日数には日曜日や祝日も含まれています。仮にこの期限を過ぎてしまった場合には、調剤薬局では受け付けができないため、医療機関で再び処方箋を発行してもらう必要があります。処方箋の再発行には手間がかかるだけではありません。健康保険が適用されないため費用が全額自己負担となってしまうのです。こうした事態を避けるためにも医師から処方箋を受け取ったら、その足ですぐに調剤薬局の窓口に行くようにしましょう。処方箋を取り扱っている薬局は都道府県から保険指定を受けている薬局です。具体的には「調剤薬局」「保険薬局」「処方せん受付」などの表示がある薬局に処方箋を持っていきましょう。ちなみに、日本の調剤薬局はすべて保険指定を受けています。

「分量」と「用量・用法」

方箋には分量や用量、用法が記されています。「分量」は、薬剤の単位投与量を表しています。一般的に内用薬は1日分の投与量を表しており、頓服薬では1回分の投与量を表します。「用量」は薬剤の量を示しています。日数を示しているわけではありません。また、「用法」はその名の通り、薬を正しく使用してもらうための使用方法です。薬を使用するに際しての注意事項が記載されています。例えば、内服薬や外用薬の計数調剤では「7日分」「14日分」などのように服薬日数が記載されるとともに、「1日3回」「分3」などと回数が表記されます。頓服薬の場合には「5回分」などと記載されます。また、用法には薬を服用する時刻(服薬時点)の記載もあります。これは「朝夕」「毎食後」などと記載されます。頓服薬の場合には、「痛む時に」「熱が出た時に」など、それぞれの患者の症状に合わせた指示が記されています。

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