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育児をしながら薬剤師としても働きたい!両立するためのポイントや注意点とは?

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こんにちは、薬剤師転職のアポプラス薬剤師ライターチームです。

せっかく薬剤師の資格を持っているのに、育児との両立ができるか不安に感じている人もいるでしょう。育児と仕事を両立させるためには、育児サポートの制度が整っている職場や、周囲の理解を得やすい職場を選ぶことが重要です。こちらの記事では、育児と薬剤師の仕事を両立させるためのポイントや注意点について解説します。

1.育児中の職場探しでおさえるべきポイント!

1.育児中の職場探しでおさえるべきポイント!

育児と仕事を両立させるためには、子育て支援が充実している職場を選ぶことがポイントです。それぞれの職場によって働く環境は異なるため、職探しをする際にはその点をしっかりと確認しておきましょう。ここでは、育児中の職探しでおさえるべきポイントを4つ解説します。

1-1.育休・時短勤務の期間を延ばせる職場

厚生労働省によると、法律で定められている育児休業期間は出産後1年となっています(保育所に入れないなど特定の要件を満たす場合は最長2年まで延長可能)。ただし、子どもが1歳になったからといって、すぐに出産前とまったく同じような働き方ができる人は少ないのが現実です。職場によっては育休や時短勤務の期間を延長できるところもあるので、サポートを受けながら無理なく育児と仕事の両立を図ることが理想でしょう。参考までに、産休制度では産前に6週間(双子の場合は14週間)、産後8週間まで休みを取得することができます。

また、時短勤務制度を採用する企業では、子どもの年齢に合わせて1日の労働時間を短くする、保育園などの送り迎えに合わせて出社・退社時間を遅らせたり早めたりすることができる、フレックスタイム制を採用するなどが見られます。このような職場であれば、育児をしながら仕事を続けやすいでしょう。

1-2.急な休みを認めてもらえる職場

小さな子どもは急な発熱など体調を崩しやすく、急に仕事の休みを取らなければならないことが多くあります。周りのスタッフに迷惑をかけることになりますが、育児中であれば仕方がありません。そのため、職場を探すときには、急な休みに対応してもらえるかどうかも重要なポイントになります。たとえば、十分な数の薬剤師が在籍していることや、近隣店舗からのフォローがあることなども職場選びの判断基準となるでしょう。ただし、ほとんどの求人には休みが取りやすいかどうかが明記されていないのが実情です。応募前に不安を感じる人は「くるみんマーク」を参考にするという方法もあります。

くるみんマークとは、厚生労働大臣によって子育てサポート企業として認定された証です。また、企業の内情をよく知る転職エージェントなどに相談するのもいいでしょう。

1-3.土日休みを取得できる職場

ほとんどの幼稚園や保育園は土日休みのところが多いため、土日休みが取得しやすい職場を選ぶことも重要です。親と同居していない場合など、子どもを預ける先がないと育児と仕事の両立は不可能でしょう。応募時にその旨をしっかりと伝えることはもちろんですが、職場に在籍している薬剤師の数でもある程度判断することができます。薬剤師の数が多い職場であれば、休みを取りやすかったりシフトを代わってもらいやすかったりするからです。土日に休みが取りやすい職場であれば、職場全体の支援体制が整っている可能性も高くなります。

また、どうしても固定で土日を休みにすることが難しい場合でも、子どもの保育園や学校行事などに合わせてピンポイントで休みが取れるかどうかも確認しておきましょう。

1-4.風通しの良い職場を探す

たとえ、産休や育休、時短制度などの環境が整っている職場でも、実際にそれらの制度を使える風通しの良さがないとまったく意味がありません。自分ばかりが急な休みを取るので何かにつけ嫌な顔をされるような環境では、気持ち良く働くこともできないでしょう。職場の雰囲気は働きやすさにつながるため、重要視したいポイントの一つです。とはいえ、実際に働くまでは職場の環境や雰囲気を把握することは難しいのが実情です。どうしても気になる場合は、転職エージェントなどを活用して事前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。転職エージェントを通すことで、求人には記載されていない職場の雰囲気や休みの取りやすさ、離職率なども知ることができます。

2.育児中に避けるべき職場

2.育児中に避けるべき職

育児中に働きやすい職場のポイントを紹介しましたが、ここでは反対に避けるべき職場のポイントについて4つ解説します。

2-1.残業が多い職場

育児中の職場としてまず避けたいのが残業が多いところです。育児中には毎日子どもの幼稚園や保育園のお迎え、子どもの食事の支度などやることが多く、残業が多いと育児や家事に支障が出てしまいます。たとえば、病院の近くにある調剤薬局では、病院の診療時間の延長に伴い残業が発生する可能性も出てきます。そのため、育児中の職場としては、営業時間がきちんと決まっているドラッグストアや、フレックス制度が確立している企業などを選ぶといいでしょう。

2-2.薬剤師が少ない職場

何かと急な休みを取ることが多い育児中には、薬剤師の在籍数が少ない職場は避けることをおすすめします。子どもの発熱などで急に休む際でも、十分な人数のスタッフがいればサポートしてもらえる可能性が高くなります。小規模の病院や薬局などでは人手が足りず、仕事が回らないという状況も起こり得るのです。職場を選ぶ際には、薬剤師の数やサポート体制がしっかりしているかどうかを事前に確認しておく必要があります。

2-3.一緒に働くスタッフが非協力的な職場

特に子どもが小さいうちは、時短勤務や土日の休み取得などで周りに気を使うことが多くあります。育児のサポート制度がしっかりと整っている職場を選ぶのは大切ですが、実際一緒に働くスタッフが非協力的であれば制度を活用することは難しいでしょう。また、周りに気を使いすぎるような風通しの良くない職場環境では精神的にも参ってしまいます。育児中は子どもの夜泣きなどで精神的・体力的に疲れることも多いため、ストレスが必要以上に溜まる職場は避けましょう。長く働き続けるためにも、職場環境はしっかりとチェックしておきたいものです。

2-4.参加必須の勉強会が多い職場

薬剤師は仕事の性質上、スキルアップのための勉強会に参加する機会が多くあります。中には、職場がそのような機会を用意してくれるところもありますが、頻度があまりにも多いと子育てとの両立が難しくなる可能性が出てきます。自分のペースで無理なく参加できれば理想ですが、強制となると参加できない場面でストレスを感じることになるでしょう。また、職場での働きにくさにもつながるため、参加必須の勉強会が多い職場は避けたほうがよさそうです。

3.育児中におすすめの勤務形態

3.育児中におすすめの勤務形態

職場自体の環境はもちろんですが、育児中には勤務形態も考慮して職場を探すことが大切です。ここでは、育児中におすすめの勤務形態について解説します。

3-1.パート

出産前に正社員の薬剤師として働いていた人の場合、産後仕事に復帰する際にも正社員の職を希望する人は多く見られます。しかし、幼稚園や保育園への送り迎え、急な休みの取得が多い場合などは、正社員として働くのは難しくなります。そんなときにおすすめなのがパートという選択肢です。パートであればあらかじめ勤務時間を選択できるため、育児のペースに合わせて働くことができるでしょう。

3-2.時短制度

働いている職場が時短制度を採用している場合は、ぜひ制度をうまく活用して無理なく働きましょう。一般的に、時短制度は子どもが3歳になるまで利用できる制度で、雇用形態にかかわらず利用可能です(ただし、1日の労働時間が6時間以下のパート勤務の人は利用できないなど一部要件あり)。時短制度を利用すれば、保育園のお迎えの時間に合わせて仕事を切り上げることもでき、残業をする必要もありません。育児と仕事を無理なく両立したい人にはおすすめの働き方です。

3-3.フレックスタイム制

多くの一般企業でも採用されている自由な働き方の一つにフレックスタイム制があります。これは、日によって業務時間を自由にずらすことができる制度で、育児だけでなく介護や居住地が遠方の人でも活用できるものです。たとえば、朝急に子どもが発熱して病院に連れて行かなければいけない場合でも、就業時間を午後からにずらすことが可能です。また、夕方に保育園でも面談があるケースでは、通常よりも早く出社して仕事をスタートさせることもできます。予定の立てにくい育児中にはぜひとも活用したい制度です。

4.おすすめの勤務形態別の注意点

それぞれの勤務形態にはメリットがありますが、ここでは勤務形態ごとの注意点について見ていきましょう。

4-1.パートの注意点

正社員に比べパートはどうしても給与が低く、基本的にボーナスや退職金も出ません。出産前に正社員として働いていた人の場合、給与の面で満足感を得られない可能性があります。また、正社員のように責任のある業務を任せてもらいにくく、スキルアップがなかなかできない点にストレスを感じることもあるでしょう。しかし、育児中はライフワークバランスをしっかりと考慮する必要があり、子育てに無理のない働き方を選ぶほうが賢明です。必要に応じて、希望の時間帯に働ける、残業のないパートを選択することも大切です。

4-2.時短制度の注意点

時短制度を採用している職場は多くありますが、実際に働くスタッフの理解が得られているかどうかはとても大切です。実際に働いてみると、時短制度を利用することができないとなれば意味がありません。求人に制度の有無の記載があるのはもちろん、実際に制度を利用できる体制が職場に整っているかどうかを確認しておく必要があります。

4-3.フレックスタイム制の注意点

自由に勤務時間が選べるフレックス制も、実際には利用できない職場もあります。たとえば、午後からの出勤希望であっても、連日決まった時間に朝礼がある場合などは、朝礼に合わせて出勤が必要になってしまいます。また、周囲の目が気になり、なかなか希望の時間に退社できない環境では、フレックス制を利用しにくいという現実があるのです。希望する職場で実際に制度が活用されているのか、周囲の理解を得やすいのかを事前に確認しておくと安心です。

5.薬剤師の代表的な3つの就職先

5.薬剤師の代表的な3つの就職先

ここでは、薬剤師の代表的な就職先を3つ紹介します。

5-1.ドラッグストア

チェーン展開をしているようなドラッグストアには大手企業が多く、基本的に産休や育休、時短勤務などの育児もしやすい環境が整っている職場が多く見られます。パート勤務しているスタッフも多く、残業などをせずに時間内できっちり仕事を終わらせたい人にはおすすめです。ただし、店舗によっては薬剤師の数が少なかったり、営業時間が長かったりと、必ずしも育休の延長や時短勤務などが可能とは限りません。また、大手の企業ならではのデメリットとして、一人ひとりに合わせた柔軟な対応が難しいという面もあるでしょう。働き始めてから勤務条件を変更するのは難しいので、面接の際にしっかりと希望条件を伝えておくことが大切です。

5-2.中小薬局・個人薬局

中小規模の薬局や個人薬局で働く場合、経営者との距離が近いことから、働く上で何かと融通が利くことはメリットといえます。中には、育児中の薬剤師がより働きやすい環境を整えるために、育休や時短制度などで会社独自の制度を取り入れているところも見られます。大手企業では、他店舗の応援などが必要になる場面もありますが、中小薬局や個人薬局であればそういった業務はありません。自宅や子どもの保育園から近い職場を選ぶことで、子どもの急な発熱によるお迎えなどにも対応することができるでしょう。また、休憩時間を利用してちょっとした用事や買い物を済ませることができるなど、時間を有効に使えることもメリットの一つです。

5-3.病院

薬剤師の就職先として病院が挙げられますが、病院の規模によっても働きやすさは異なります。たとえば、規模の大きい病院であれば託児所を完備しているところもあり、子どもを預けながら働けるというメリットがあります。一方、中・小規模の病院であれば、個人に合わせたより柔軟な働き方ができる場合もあるのです。また、病院には医師や看護師など薬剤師以外の女性スタッフが多く働いているため、子育てに理解がある環境が整っている可能性もあります。ただし、働く環境は職場によって異なるので、規模の大小だけでは測ることはできません。

また、病院勤務の場合、当直や夜勤などもあるため気をつけましょう。育児中には当直や夜勤は難しいため、雇用契約を結ぶ際にしっかりと希望条件を伝えることが重要です。

6.アポプラス薬剤師が、育児中の就職をサポート!

6.アポプラス薬剤師が、育児中の就職をサポート!

育児中に薬剤師の仕事を探す場合には、自分にとって働きやすい勤務形態を考慮し、働く場の特性を調べておくことが大切です。就業前に勤務先の実情を把握するのは難しい場合も多いです。
アポプラス薬剤師では、専門コンサルタントが求人からは知ることができない職場の雰囲気や働きやすさなどの情報を事前にお伝えすることも可能です。是非お気軽にご相談ください。


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