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薬剤師は再就職しやすい?ブランクがあっても内定をもらう方法

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薬剤師の職場から一度離れてしまうと、再就職に難しさを感じる人は少なくありません。ブランク期間が長いほど、再就職は本当にできるのかと不安に思うこともあるでしょう。

しかし、薬剤師は専門的な技術と知識を持っているため、ブランクがあっても再就職するチャンスは意外とあるものです。

そこでこの記事では、薬剤師が再就職で内定を獲得するための具体的な方法を解説します。再就職への不安や迷いを解消し、新たな職場で再スタートしたいと考えている薬剤師の方は、ぜひ参考にしてください。

1. 薬剤師は再就職がしやすい職業

薬剤師は再就職がしやすい職業

薬剤師の場合、勤めていない期間があっても、復帰したり、転職したりするのは比較的しやすいと言えます。薬剤師は、6年間の薬学教育を修了し、薬剤師国家試験に合格することで得られる資格です。

取得の難易度が高く、誰でも取得できるものではないことが、大きな強みと言えます。また、近年の大規模なドラッグストアや調剤薬局の増加に伴い、薬剤師の転職市場は売り手側に有利な状況が続いています。

そのためブランクがあっても、薬剤師の仕事をしたいという意欲がある人は歓迎されます。薬剤師資格がありながら、さまざまな理由で働けない薬剤師の存在も注目されています。

2. ブランクのある薬剤師におすすめの再就職先

ブランクのある薬剤師におすすめの再就職先

再就職しやすいといえども、薬剤師は勤務する職種によってどのような違いがあるのかを知っておくことが重要です。ここでは、薬剤師の再就職先として有力な選択肢となる以下の3つについて、詳しく解説します。

  • ・調剤薬局
  • ・ドラッグストア
  • ・病院

それぞれの職場について、詳しく見ていきましょう。

2-1. 調剤薬局

調剤薬局は、薬剤師にとって再就職しやすい職場の1つです。ブランクのある薬剤師を受け入れ体制が整っている調剤薬局は多く、比較的、自分にあった再就職先を見つけやすいという特徴があります。

地域の病院の門前薬局や専門薬局など、によって業務内容や調剤する薬の種類は多岐にわたりますが、再就職では「余裕を持って仕事ができる」など、職場環境が自分にあっているかどうかに目を向けましょう。

特に、家庭とのバランスを重視して働きたい方には、処方箋の枚数が少なく、自宅から近いなどの条件が整っている調剤薬局を選ぶのがおすすめです。ただ、働きやすい薬局は離職が少なく求人が出ることも少ないため、転職サイトなどを使って探すことをおすすめします。

2-2. ドラッグストア

ドラッグストアの中でも、特に大手企業は研修体制が整っているケースが多く見られます。また、調剤薬局が併設された店舗であれば、処方箋医薬品とOTC医薬品のどちらも取り扱うことができます。

そのため、再就職前の知識や勘を早く取り戻したい、または以前よりもさらに知識を深めたいという薬剤師に向いています

しかし、ドラッグストアは、調剤薬局や病院と比較すると営業時間が長く、週末も営業しているのが一般的です。自分の希望する曜日に働けるのか、労働時間にあった職場であるかを、応募前にチェックしておきましょう。

2-3. 病院

病院薬剤師は、病院の規模や個人の持つ専門分野の経験により、再就職しやすいかが異なります。急性期や大学病院のような高度な医療を提供する必要がある施設では、即戦力が求められます。そのため、これまでの勤務経験が問われ、再就職が難しいことも少なくありません。

一方、慢性期の病院や、特別な疾患に焦点を当てた病院では、経歴にブランクがあっても転職しやすい傾向があります。急性期病院とは異なり、調剤する薬の種類がある程度限られ、急性期とは異なりスピードを求められることも少ないため、落ち着いて仕事ができる環境と言えます。

ただ、すぐに現場に対応するには、最新の専門知識の習得が求められることがあります。研修や勉強会に積極的に参加し、自己研鑽する必要があるでしょう。

3. 薬剤師が再就職で内定を取るためのポイント

薬剤師が再就職で内定を取るためのポイント

薬剤師が仕事に復帰するには、ポイントを押さえることが重要です。再就職で内定を取るためのポイントには、以下の4つがあります。

  • ・転職先の優先順位を決める
  • ・研修制度のある職場を選ぶ
  • ・ブランクがある場合は理由を説明できるようにする
  • ・前職での仕事の仕方にこだわらない

それぞれのコツを、詳しく見ていきましょう。

3-1. 転職先の優先順位を決める

再就職で内定を取るには、転職先の優先順位をはっきりさせておくことが大切です。「自分のライフスタイルにあった勤務が実現する職場で勤めたい」「収入を増やし、ゆくゆくはキャリアアップを目指したい」など、要望は人それぞれ異なります。

転職先を探すときに譲れない条件を明らかにしておくと、自分にあった職場を見つけやすくなります。給与、勤務地、勤務時間、働くスタイルなど、転職先に求める条件の優先順位をつけましょう。

3-2. 研修制度のある職場を選ぶ

薬剤師として再就職するには、研修制度のある職場を選ぶのもコツです。仕事をしていなかった期間中の新薬や診療報酬制度の知識を取り戻すことが大切です。

ただし、一人での学習は難しいこともあるため、教育制度を活用することをおすすめします。大規模な調剤薬局やドラッグストアの企業の中には、ブランクのある薬剤師を積極的に雇用し、研修制度を整えている職場もあります。

自分の経歴や能力に応じた研修を受けられる機会があれば、復職が順調に進められる可能性があります。ブランクを持つ薬剤師の復職支援制度がある調剤薬局を探すには、薬剤師専門の転職サイトを活用し、条件にあった職場があるかを調べると良いでしょう。

3-3. ブランクがある場合は理由を説明できるようにする

再就職で内定をもらうには、採用面接のときに、ブランク期間の理由について明確に説明できるように事前に準備しておくことが重要です。面接では、「前職をなぜ辞めたのか」「ブランク期間にどう過ごしていたのか」といった質問をされることがあります。

答えが曖昧だったり言葉に詰まってしまったりすると、「雇ってもすぐ辞めてしまうのでは?」と思われる可能性があります。例えば、以下のような理由を、率直に説明しましょう。

  • ・子供の出産や育児に専念していたため
  • ・親や親族の看護のため
  • ・海外での留学やワーキングホリデーのため
  • ・健康上の理由での休養のため

しかし、ワーキングホリデーや健康上の理由などは「目的は何か?」や「現在は問題ないのか?」といった掘り下げて質問される可能性もあるため、事前に適切な回答を準備しておくことをおすすめします。

3-4. 前職での仕事の仕方にこだわらない

再就職するときには、かつての働き方にこだわり過ぎてしまう方がいるため注意が必要です。特に、以前活躍していた経験がある人ほど、過去の仕事のスタイルに固執することが多い傾向にあります。

しかし、休職前にどれだけ輝かしい経歴を持っていたとしても、新しい職場ではまた一からのスタートです。新たな職場での人間関係をスムーズにするためには、「謙遜する気持ち」や「チームワーク」が重要です。横柄な態度は、どれだけ能力があっても受け入れられるものではありません。

面接のときには、以前の方法に固執せず、新しい職場の文化に適応したいという態度を示すことが大切です。

4. 薬剤師が再就職するときにしておきたい事前準備

薬剤師が再就職するときにしておきたい事前準備

薬剤師のブランク期間の不安を払拭するには、復職のための準備をしておくことをおすすめします。薬剤師が再就職するときにしておきたい事前準備には、以下の4つがあります。

  • ・知識をアップデートしておく
  • ・新薬について勉強しておく
  • ・余裕があれば資格を取得する
  • ・転職エージェントに登録する

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

4-1. 知識をアップデートしておく

薬剤師が再就職するときにおすすめする事前準備は、知識のアップデートとして、診療報酬の改定や法規の最新動向を理解しておくことです。

診療報酬の改定は基本的に2年ごとに行われ、薬機法も状況に応じた改正が施されています。現場から離れている期間が長いほど、規制や法的な変更箇所が増える可能性があるため、前もって確かめておく必要があります。

例えば、オンラインによる服薬指導の導入など、業務内容に直接影響を与える制度変更も起こりうるため、再就職する前にしっかりと調査しておくべきです。

各種の改正内容については、下表のWebサイトで確認することができます。

診療報酬の改定
診療報酬改定について|厚生労働省
薬機法の改正
医薬品・医療器具|厚生労働省

薬剤師のやりがいが失われる原因とは?薬剤師のやりがいとモチベーションの保ち方実例集をご紹介します。

4-2. 新薬について勉強しておく

薬剤師が再就職するときにしておきたい事前準備として、新薬について勉強しておくことも大切です。薬剤師として働く以上、新しい薬に関する最新情報の取得や学び直しは欠かせません。全ての新薬について詳しく知るのは困難ですが、よく使用される薬や話題の薬については知識を更新しておきましょう。

情報を得るためには、下表のような資料や書籍を参照することをおすすめします。

治療薬ハンドブック
添付文書に加えて追加情報を集約した薬剤ガイド
治療薬マニュアル
医療に使用される薬品をほぼ完全に取り扱った治療薬の年間参考書

また、転職サイトなどで具体的な処方箋の取り扱い情報を得るのもおすすめです。事前準備をすることで、調剤や服薬指導などの業務にもスムーズに対応できるはずです。

4-3. 余裕があれば資格を取得する

時間と余力があれば、再就職する前に研修認定薬剤師の資格取得を検討するのもおすすめです。認定資格は、日本薬剤師研修センターにより認められたeラーニングプラットフォームや学術大会、セミナーを通じて単位が取得できます。

薬剤師向けの教育プログラムは、基本的なテーマから業界で話題の最新トピックまでカバーしており、現場感覚を早期に回復させる助けとなるでしょう。自宅のデバイスからも学習できるのもメリットです。

さらに、研修認定薬剤師の資格は「かかりつけ薬剤師」の資格要件の一部です。認定資格を取得しておくと、薬剤師としての市場価値が高まり、転職先の選択肢が広がるでしょう。

将来的にフルタイムの勤務を希望している薬剤師にとって、資格取得は他の応募者との差別化を図るためにも有効です。

4-4. 転職エージェントに登録する

薬剤師が再就職するときにしておきたい事前準備として、転職エージェントに登録するのもおすすめです。転職エージェントは、自身のスキルや経歴を提供するだけで、最適な求人を提案してくれます。

転職エージェントには幅広いタイプがあるため、なるべく求人数が多いエージェントを選ぶことをおすすめします。求人案件が豊富なエージェントを選ぶと、自身の条件に合う理想的な職場を見つけやすく、スムーズな転職活動が期待できます。

また、コンサルタントから転職のサポートを受けることで、自分では気づかなかった市場価値を実感することができ、自信を持って転職活動に臨めることもあるでしょう。

5. しっかり準備して薬剤師の職場への再就職を成功させよう

しっかり準備して薬剤師の職場への再就職を成功させよう

薬剤師は、国家資格を有する職業であるため、たとえブランクがあっても再就職がしやすい職業と言えます。再就職を考えるときに、新薬や法規の知識のアップデートなどの事前準備をおすすめします。また、面接では新しい職場に合わせる柔軟な姿勢と、ブランク期間の説明ができるよう準備しておきましょう。

再就職をお考えの方は、薬剤師専門の転職エージェント、『アポプラス薬剤師』への登録もおすすめです。専門のエージェントとともに、希望エリアや条件にあった最適な職場への転職を成功させましょう。

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