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薬剤師関連ニュースまとめ(2019年9月16日~30日)

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こんにちは、薬剤師転職のアポプラス薬剤師ライターチームです。

毎月の薬剤師の業界ニュースをご紹介します。薬剤師関連ニュースまとめ(2019年9月16日~30日)

<新薬・新製品・ジェネリック>

●前立腺がん薬ザイティガと排尿障害薬ザルティア 販売名類似による処方間違いで注意喚起

ヤンセンファーマ、アストラゼネカ(AZ)、日本イーライリリー、日本新薬の4社は、前立腺がん治療薬ザイティガ錠(一般名:アビラテロン酢酸エステル)と前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬ザルティア錠(タダラフィル)について、販売名類似による処方間違いや薬剤取り違え事例が報告されているとして、医療機関に対し注意喚起している。

https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68034新しいウィンドウで開きます

●国内初の遺伝子治療薬「コラテジェン」薬価60万円は高いか安いか

9月10日、国内初の遺伝子治療薬「コラテジェン」が発売されました。注目された薬価は1回60万円となりましたが、投資家に「安すぎる」と受け止められ、アンジェスの株価は急落。アンジェスは本承認後の加算に期待するとともに、収益化に向けて海外展開を急ぐ考えです。

https://answers.ten-navi.com/pharmanews/16896/新しいウィンドウで開きます

●厚労省 新薬14製品を承認 経口腎性貧血薬エベレンゾ錠など

厚生労働省は9月20日、新医薬品として14製品35品目を承認した。この中には腎性貧血で初の経口薬となる低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害薬エベレンゾ錠(アステラス製薬)や、再発・難治性の慢性リンパ性白血病に用いる新規機序の選択的BCL-2阻害薬ベネクレクスタ錠(アッヴィ)、国内初の鼓膜穿孔の治療薬リティンパ耳科用(ノーベルファーマ)がある。

https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68070新しいウィンドウで開きます

<調剤薬局業界>

●ポリファーマシー改善に取り組む薬局は2割 多職種との情報共有に課題 NPhA調査

ポリファーマシー(多剤併用)の改善に向けて介入している薬剤師は2割―。日本保険薬局協会(NPhA)の薬局・薬剤師機能拡大委員会は8月26日、会員各社の管理薬剤師約3000人を対象にオンラインで実施した調査結果を公表した。

https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=67962新しいウィンドウで開きます

●「風邪」の抗菌薬処方に大きな地域差 協会けんぽ調査

全国健康保険協会(協会けんぽ)は、全国約4000万人いる加入者のレセプト(診療報酬明細書)データなどを活用し、急性上気道炎(いわゆる「かぜ症候群」)に対する抗菌薬の処方割合が毎年減少していることを明らかにした。ただし、地域差は大きく、2人に1人に処方されている都道府県がある一方で、4人に1程度の処方にとどまっている都道府県も存在していた。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49499880W9A900C1000000/新しいウィンドウで開きます

<行政情報>

●消費増税対策で新ポイント案 マイナンバーカードに付与

政府は三日、行政の電子化を推進する「デジタル・ガバメント閣僚会議」を開き、マイナンバーカードの普及に向けた工程表を決定した。二〇二一年三月に始まる健康保険証としての利用を普及させるための基金を設置し、全国約二十二万の病院や薬局にカードの読み取り端末購入やシステム改修費用を助成する方針だ。

https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019090302000277.html新しいウィンドウで開きます

●せき止め乱用、10代で急増 厚労省の薬物依存調査

2018年に薬物依存などで全国の精神科で治療を受けた10代患者の4割以上が、せき止め薬や風邪薬などの市販薬を乱用していたことが厚生労働省研究班の実態調査で分かった。14年の調査では1人もおらず、近年急増していることを示した。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49853540V10C19A9CR8000/新しいウィンドウで開きます

<その他関連情報>

●ネット寄付で膵臓がん治験に3500万円集まる 関西医科大

膵臓(すいぞう)がん治療薬の臨床試験(治験)費用を関西医科大(大阪府枚方市)がインターネットで募ったところ、8日までの期間中に当初目標の3.5倍の約3500万円の寄付が集まった。

https://mainichi.jp/articles/20190909/k00/00m/040/254000c新しいウィンドウで開きます

●「孤独を治療する薬」が開発されている

ハーバード大学が行った75年にわたる研究で、「人を幸せにするのは何か?」ということが調べられたところ、重要なのはお金よりも「社会的つながりの多さ」であることがわかりました。研究者は「孤独は人を殺す」とも述べています。

https://gigazine.net/news/20190907-pill-fight-loneliness/新しいウィンドウで開きます

総評

9月16日~30日配信分で注目したい記事はこの2つです。

●「風邪」の抗菌薬処方に大きな地域差 協会けんぽ調査

医療関係者のあいだでは、ウイルスが原因の上気道炎、いわゆる風邪には、抗菌薬(抗生物質)が効かないことはよく知られています。しかし、「風邪といえば抗菌薬」と考え、処方を希望する患者は多くいます。
以前は、そういった患者の希望もあってか、念のために抗菌薬を処方する医師が多くいましたが、年々減少傾向にあるそうです。抗菌薬を使いすぎると薬剤耐性の菌が現れ、抗菌薬が効かなくなってしまうリスクがあります。患者側にも、このリスクについて理解してもらう必要があるでしょう。

●「孤独を治療する薬」が開発されている

開発中の孤独を治療する薬は、孤独感を消す物ではありませんが、人付き合いにオープンになる効果があると考えられているそうです。
孤独は循環器疾患や卒中のリスクを高め、免疫系を弱らせることがわかっています。ITの発達や価値観の多様化などで、人と人とのつながりが希薄になっている昨今、孤独を感じている人は多いでしょう。健康のためにも、人と人のつながりは大切にしたいものです。

※この記事内の情報は、すべて掲載時点のものです。

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