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【薬剤師】業界情報その薬の飲み方、間違ってます!調剤薬局の薬剤師が教える正しい薬の飲み方マニュアル

2015年9月3日

薬剤師のみなさんにとって薬を「お水や白湯」で飲むのは常識だと思いますが、一般的には「お茶」で飲んだりときには「ジュース」で飲んだり、かなり自己流の飲み方をされている方も多いようです。

「なぜ、お薬はお水で飲まなくてはいけないの?」「健康によさそうだし栄養もとれそうだから、牛乳で飲んでもいい?」など一般の方から質問をうけた場合、どう答えるべきかを改めて考えながら、「正しい薬の飲み方」について、まとめてみました。

薬は必ず、お水か白湯で!
お茶や牛乳は、ときには危険!?

通常薬を飲むときは、水が白湯で飲んでもらうよう指導していらっしゃることと思います。しかし意外にあるのが「熱いお湯で飲んでもいいですか?」とおっしゃる方。一般的には問題がありませんが、たんぱく質などで構成されているお薬の場合、途中で分解してしまう場合があります。この薬のときはお湯でもOK、この薬のときはお水でなくてはいけないとお伝えする方法もありますが、患者さんの中には覚えられなかったり、混同されたりする場合もあります。より安全な方法をとるには、「お水か白湯で飲んでください」とお願いするのが、もっともよい方法だと考えられます。

またお茶でお薬を飲むという方も多くいらっしゃいます。番茶やほうじ茶なら問題ないことが多いですが、煎茶などに含まれるタンニンが薬の吸収をさまたげる場合もありますので、お湯のときと同様、より安全な方法をと考えた場合には「お水か白湯」を勧めるのが賢明なのではないでしょうか。

そのほか「ジュースと胃腸薬」や「牛乳と風邪薬」などもオススメできない飲み合わせであることは患者さんにも伝えておきたいところ。もうひとつ、水なしで薬を飲むという方もたまにいらっしゃるようですが、水が薬の吸収を助けてくれる役割があること、場合によっては食道などにひっかかり薬の効果が得られないことや食道に炎症を起こしてしまう可能性があることも伝えておきたいものです。

カプセルが飲みにくい
粉薬が苦手という患者さんへ

カプセルは喉につかえて飲みにくい、だからカプセルから薬だけを取り出して飲んでもいいですか? という患者さんも中にはいらっしゃいます。しかしカプセルには、味や臭いを抑えたり、長時間作用するように調整したり、胃ではなく腸で溶けるように調整したりとさまざまな役割があります。そのことを伝え、カプセルのまま飲んでいただくよう伝えることが必要です。

カプセルが喉につかえるのは、カプセルがゼラチンでできているため口の中の水分とくっついて付着してしまうことがあるからです。これを防ぐためにはカプセルを飲む前にお水で喉を潤し、カプセルを口に入れさらに水で飲み込むよう伝えてみてはいかがでしょうか。また、どうしてもカプセルが無理だという方には、医師に指示を仰ぐなど別の方法を提案してあげることも薬剤師の役割といえます。

一方、粉薬が苦手という方も多いもの。粉薬をオブラートに包んで飲むというのはオススメしたい方法です。最近はお子さん用にゼリー状のオブラートもあります。もちろん大人が使っても問題ありませんので、場合によってはオススメしてもいいかもしれません。

赤ちゃんや小さなお子さんの場合
大人とは違い例外もあり!

薬は「お水か白湯」でというのは正しい方法ですが、赤ちゃんや小さなお子さんの場合は「水や白湯」では一切薬が飲めないということもあります。そんなときは薬の成分をみて、飲みやすい方法を教えてあげるのも薬剤師の役割だと思います。多少効果が落ちるとしても薬を飲むことのほうが大事だという場合は、その旨を伝えるとよいのではないでしょうか。ただし「この薬に限っては、牛乳と一緒に飲んでもいいですが、ダメな薬もある」ということを、保護者の方にしっかり伝えることは重要です。患者さんに「正しい薬の飲み方」を知ってもらうことは薬剤師の大切な役目と考え、より効果的に薬を飲んでいただけるようご説明したいものです。

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