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【薬剤師】業界情報今後は薬剤師が聴診器を持つ時代が到来?フィジカルアセスメントについて

2015年12月1日:

フィジカルアセスメントとは看護用語で、「問診、打診、視診、触診などを通して実際に患者の身体に触れながら、症状の把握や早期発見を行うこと」という意味があります。
数年前までは薬剤師が聴診器を持つことは禁止されていました。
しかし2000年に「薬剤師がフィジカルアセスメントを行うことは医療行為ではない」という報告書が出されたことから、
最近は薬剤師も、聴診器を持ちフィジカルアセスメントを行うべきだ・・・という意見が増えています。

薬剤師がフィジカルアセスメントを行うことによってどんな利点があるのか、薬剤師のフィジカルアセスメントを推進している長崎大学病院の例などをご紹介します。

薬剤師によるフィジカルアセスメント
在宅医療にも活用できる

高齢化社会を迎えた今、薬剤師が居宅療養管理指導を行うことが求められるようになっていますが、その際に薬剤師がフィジカルアセスメントを行うことが重要である・・・という例を、ある薬局の話に基づきご紹介します。

在宅医療を行う患者さんにとって、「医師の往診」は普通のことです。
しかし「薬剤師が出向く」ことについて違和感を覚える患者さんもいるようです。
なぜなら「薬の管理は人に頼まなくても自分でできる」と考える高齢者も多く、薬剤師の訪問はうまく導入しないと患者の自尊心を傷つけかねないからです。

そんなとき「患者を訪問し薬剤管理を行う」ことが目的ではなく、「医師の代わりに患者を訪問しフィジカルアセスメントを行い、医師に報告することを目的としている」と伝えれば、患者さんにとっても受け入れやすくなるようです。

医師側にとっても、医師が処方した薬を薬剤師が届ける...だけでは、特にメリットはありませんが、1週間後に患者を訪れフィジカルアセスメントを行い、バイタルを採集し医師に報告することは、治療方針を立てやすくなるというメリットが生まれます。

つまり薬剤師によるフィジカルアセスメントは、在宅医療の患者に対して医師と薬剤師がうまく連携できるきっかけにもなるのです。

いち早く教育プログラムを開発
2010年2月より長崎大学病院にて講習会を開始

薬剤師の資格を持っているからといって、すぐにフィジカルアセスメントを行うことは難しいもの。
なぜなら以前は薬剤師が聴診器を持つことは禁止されており、聴診器の使い方や導入について薬剤師自身が知識を持っていない場合が多いからです。

しかし長崎大学病院では、薬剤師がフィジカルアセスメントを行うことは「薬物療法の効果を的確にチェックし、副作用を早期に発見できる」として、推進しています。
教育プログラムの開発が始まったのは2009年の夏。
現在行われているプログラムは、月1回約2時間の講習会を1年間行うというもの。
1回~3回は総論として基本を学び、残り7回で各論を学ぶという内容です。
これを学ぶことにより、薬剤師は

  • (1)
    視診・聴診・触診の基本を理解
  • (2)
    バイタルサインから副作用がわかるようになる
  • (3)
    検査値の異常から副作用の兆候を発見できるようになる

などの行動が可能になります。

これだけのことを行える薬剤師が増えれば、チーム医療の分野でも在宅医療の分野でも、薬剤師の必要性や役割はどんどん広がります。

薬剤師のフィジカルアセスメント
これが当たり前の時代になる!?

一般的には、薬剤師が聴診器を持つ姿というのは浸透していません。
しかし、薬剤師が聴診器を持ちフィジカルアセスメントを行う有効性がもっと広まれば、近い将来「薬剤師と聴診器」が当たり前になっていくかもしれません。

薬剤師の活動の幅を広げるフィジカルアセスメントについて、あなたも学んでみませんか?

<参考>
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