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【薬剤師】業界情報衝撃ニュース!調剤薬剤師ではなく、事務が調剤している薬局が実際にあった...!?

2016年3月17日:

昨年6月に、厚生労働省から以下のような通達が日本病院薬剤師会会長宛に届きました。
その内容は"今般、薬局において、薬剤師以外の者が軟膏剤の混合を行っていた事案が明らかとなりましたが、
当該事案を含め、少なくともこうした軟膏剤、水剤、散剤等の医薬品を薬剤師以外の者が直接計量、混合する行為は、
たとえ薬剤師による途中の確認行為があったとしても同条(薬剤師法第19条)への違反に該当するとともに、
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等への違反に通じる行為であり、
薬局に対する国民からの信頼を大きく損ねるという点でも大変遺憾です"というものでした。
▼「薬剤師以外の者による調剤行為事案の発生について」参照
http://www.jshp.or.jp/cont/15/0629-1.pdfPDF

つまり、薬剤師の資格をもたない人物が調剤を行っている薬局があったことになります。
この事案についてご紹介するとともに、調剤薬剤師の仕事について改めて考えていきたいと思います。

薬局の事務員が調剤を!?
許されざる行為

2015年5月、ファーマライズホールディングス傘下の薬局において、事務員が軟膏剤の調剤を行うという行為が発覚しました。
ファーマライズホールディングスの回答は、「処方せん受け付けが集中した繁忙時に、薬剤師の管理下において事務員が一部の混合作業を補助した事例がありました」という内容。
全店舗の調査を実施したが、その他の店舗では同様の事例はなく、全社的に日常的に行っていたものではないとしています。

一方で、これが発覚したのは内部告発によるもので、最初は社内調査よりも告発者探しを優先したのでは?という疑いもあります。
同社の社長は薬剤師の資格はもっておらず、調剤に関する意識が低かったのでは?という同業者の声もあるようです。
この事態をどの程度重くみているのか・・という点が気になるところですが、薬剤師が自信をもって働ける、そのような職場づくりをしてもらいたいものだと思います。

薬の調剤はなぜ調剤薬剤師が行わなくてはいけないのか?

薬の調剤は薬剤師が行わなくてはいけないという当たり前のことは、薬剤師法第19条に以下のように書かれています。
"薬剤師でない者は、販売又は授与の目的で調剤してはならない。ただし、医師若しくは歯科医師が次に掲げる場合において自己の処方せんにより自ら調剤するとき、又は獣医師が自己の処方せんにより自ら調剤するときは、この限りでない。
一  患者又は現にその看護に当たつている者が特にその医師又は歯科医師から薬剤の交付を受けることを希望する旨を申し出た場合
二  医師法 (昭和二十三年法律第二百一号)第二十二条 各号の場合又は歯科医師法 (昭和二十三年法律第二百二号)第二十一条 各号の場合"
▼薬剤師法第19条参照
http://www.houko.com/00/01/S35/146.HTM新しいウィンドウで開きます

薬は配合を少し間違えただけでも、患者さんを危険にさらすことがあります。
それだけ薬剤というものは扱いに注意しなくてはいけないものです。
そのために国家資格をもった薬剤師が、調剤薬局で働いているわけです。
薬局は薬剤師でなくても経営することは可能ですが、調剤を行うのは薬剤師にしかできません。
そのことを改めて薬局経営者の方には考えていただきたいと思います。

薬剤師は誇りをもって調剤の仕事を!

このような残念な事態が発覚しましたが、これは会社側の体制の問題です。
薬剤師の方は薬学について学び、国家資格をもったあなたにしかできない仕事をされているのです。
調剤業務もしかり、薬剤師にしかできない業務です。
これからも患者さんのために、責任をもって業務を遂行していただければと思います。

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