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【薬剤師】業界情報薬剤師の調剤過誤による健康被害が!そんなとき薬剤師の責任ってどれくらいあるの?

2016年3月24日:

薬剤師の調剤過誤はあってはならないことです。
しかし人間が行うことですから、100%ないとは言い切れません。
実際、調剤過誤により薬剤師や薬局側に責任があるとして判決が下されたこともあります。
刑事責任・行政責任・民事責任など、さまざまな責任が考えられますが、必ずしも薬剤師ひとりにくだるわけではありません。

薬剤師として「調剤過誤」を起こさないためにどうすればよいか、万が一起こってしまったときにどう対応すればよいかなど、考えていきたいと思います。

薬剤師の調剤過誤
防ぐための4つのポイント

調剤過誤を起こさないためには4つのポイントがあります。
日本薬剤師会の資料に基づき、お話しします。

  • 1.
    最終チェックは患者さんと一緒に
    調剤過誤に限らず、ミスを防ぐためにはチェック体制を強化することが必要です。
    たとえば本の校正などは複数の目でチェックするなどありますが、調剤の場合そういうわけにいかないこともあります。
    二重のチェックという意味でも、最終チェックを患者さんと共に行うことは、調剤過誤を防ぐことにつながります。
  • 2.
    誤認しやすい名称を確認
    薬剤の名称などで間違えやすいものがあります。
    またそれぞれの薬剤について、薬物の含有量を把握しておくことはたいへん重要です。
    用量が多いことも問題ですが、低いこともまた問題です。
    間違えやすいものは、薬剤師同士で情報を共有する、マニュアルを利用するなどの対策が調剤過誤を防ぎます。
  • 3.
    重大な健康被害をまねく可能性のある医薬品の取り扱いは慎重に
    医薬品の中でも、間違えることで大きな健康被害をまねくものがあります。
    そういった医薬品は、そもそも区別しておくことが大切です。
    違う棚に置く、色分けなどをする、厳重に保管するなど、薬局ごとに注意しておくことで、調剤過誤を防ぎます。
  • 4.
    用紙の入れ間違いや誤記入に注意
    患者さんに薬剤を提供するときに、説明書きなどを同封します。
    その用紙に記入間違いがないか、渡すべき人を間違っていないかをチェックすることは重要です。
    たとえ正しい薬を渡していたとしても、飲み方を間違えてしまっては調剤過誤となってしまいます。
    最後まで気を抜かず、確認することが大切になります。

▼日本薬剤師会「調剤過誤を防ぐための4つのポイント」参照
http://www.nichiyaku.or.jp/anzen/wp-content/uploads/2010/12/4point.pdf PDF

調剤過誤が起こってしまったら?
初期対応が重要!

万が一調剤過誤が起こってしまったとき、その後の対応次第で責任は大きく変わります。
まず重要なのは、調剤過誤による健康被害を最小限に抑えることです。
そのためには、すぐに「健康被害の有無」を確認し、健康被害がある場合には適切な医療機関を紹介するなどの緊急措置を行います。

その後は適切な順番で、「事実関係の調査」「患者や家族へのお詫び」「医療機関への報告」などを行います。
間違っても隠ぺいしようなどと考えてはいけません。
明らかにしたうえで適切な対応をすることが重要です。
日本薬剤師会が作成しているマニュアルなどを参考にしてください。

▼日本薬剤師会「調剤事故発生時の対応マニュアル」
http://www.nichiyaku.or.jp/anzen/wp-content/uploads/2010/12/yakkyoku_houritsu_all.pdf PDF

転ばぬ先の杖
保険制度の利用で自己防衛も

薬剤師として起こしてはいけない調剤過誤。
調剤過誤を起こさないために気をつけることも大切ですが、万が一に備え保険制度を利用することも必要です。
求人情報の保険欄に「雇用・労災・健康・厚生」といった四大保険以外に「薬剤師賠償責任保険」や「調剤過誤保険」が含まれているかどうかをチェックしてください。 会社として調剤過誤に対応している証になります。
もちろん個人で「薬剤師賠償責任保険」に加入することもできます。
基本プランでも1事故につき「1.5億円」、対人1名につき「3,000万円」などの額が保証されているものもあります。
薬剤師として調剤に関わる以上は必要な保険といえるかもしれません。

▼日本薬剤師会「薬剤師賠償責任保険」参照
http://www.nichiyaku.or.jp/action/wp-content/uploads/2014/01/baiseki26.pdf PDF

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