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調剤薬局の志望動機の書き方!6つの例文とNG例を紹介!

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転職活動を始めると、必ず履歴書に記載するものとして志望動機があります。しかし、書くべき内容の整理がつかず、まとまらないと悩む人も少なくありません。

「調剤薬局に転職するときの志望動機には、何を書けばいい?」「志望動機が思いつかない…」と、筆が止まってしまった人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、薬局の志望動機を書くときのポイントと、目的別・ケース別の例文を6つ紹介していきます。書いてしまいがちなNG例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1. なぜ志望動機は必要なの?調剤薬局へ転職するための準備

なぜ志望動機は必要なの?調剤薬局へ転職するための準備

調剤薬局に限らず、転職するときは志望動機が重視されます。その理由はなぜなのでしょうか。ここでは、調剤薬局に転職する準備に必要な知識として、志望動機が必要である理由と、調剤薬局の業務について詳しく解説していきます。

1-1. 志望動機が必要である理由

書類選考を通るには、志望動機は職務経歴よりも重要だといわれます。転職を成功させるためには、書類選考を通り、面接に進むというステップを踏まなければならないためです。

どんなに素晴らしい学歴や職務経歴を持っていたとしても、どこにでもあるような理由や例文を丸写ししたような志望動機では、あなたの熱意や人柄が採用担当者に伝わりません。
志望動機がうまく書けなければ、多少経験が劣っていたとしても、意欲のある他の候補者が選ばれてしまうことも考えられます。そのため、志望動機で、転職・就職にかける想いや、自分の仕事観、就職後の目標やビジョンをしっかりとアピールすることが大切です。

1-2. 調剤薬局の業務内容

的外れな志望動機を書かないように、まずは、薬剤師が調剤薬局でどのような仕事をするのかを理解しておきましょう。

調剤薬局に勤務した場合、薬剤師の主な業務は、調剤業務・服薬指導・薬歴管理の3つです。調剤業務では、処方箋に記載されている内容は正しいか、医薬品の数量や種類は処方箋に書かれている内容と相違がないか、疑義照会を行った場合は内容に間違いはないかを確認します。

そして、患者様に服用方法や薬効、注意事項を説明し、医薬品を渡す業務が服薬指導です。服用方法や疾患について感じる不安を聞き出すために、傾聴力や共感力が必要とされます。

また、患者様の服用履歴の管理として、お薬手帳などを利用した薬歴管理を行うのも調剤薬局薬剤師の業務の一つです。調剤薬局の薬剤師は、どの業務もミスがあれば患者様の健康に関わるため、責任のある仕事だといえます。

2. 調剤薬局の志望動機3つのポイント

調剤薬局の志望動機3つのポイント

調剤薬局への転職を考え、履歴書の志望動機を書くときには、以下の3ステップで進むとスムーズにまとまります。

  • 1.その企業を志望した理由
  • 2.自分の強みやアピール
  • 3.志望理由と自己PRの掛け合わせ

それぞれのステップについて、詳しく解説していきます。

2-1. その企業を志望した理由

調剤薬局の志望動機を書く1つ目のステップは、その企業の薬剤師を志望した理由を書くことです。企業が掲げる理念や事業内容を把握し、他社との違いや魅力のある点を考えてみましょう。

業績や主力事業、経営者や会社の歴史などから、独自の特徴や強みをみていくと、「なぜその企業が自分にとって魅力的であるのか」に気付くことができます。

例えば、「医療と健康に携わるプロフェッショナルとして、人々の暮らしに寄り添い、地域医療の基盤を支える」という企業理念を揚げている調剤薬局グループであれば、「地域に根ざした働き方を目指し、親身になって患者様の相談に乗れる薬剤師を目指したい」という主旨を盛り込むといった具合です。

企業理念やビジョン以外にも、社風や経営者、仕事内容や事業の特徴、評価・教育制度などを調べ、その企業に応募する理由をみつけましょう。

2-2. 自分の強みやアピール

志望動機を書く2つ目のステップは、自分の強みやアピールを具体的に書くことです。これまで、薬剤師として働いた経験や成果がある場合は、過去にどのような職場で働き、どの診療科の調剤経験があるかなどをポイントとして盛り込みましょう。

経歴や経験を分かりやすく伝えることで、「入社したらこんな仕事を任せられそう」「即戦力として〇〇のポジションに就いてもらおう」など、採用担当者のイメージが湧きやすくなります。

また、「製薬会社の勤務経験として営業成績の目標〇%を達成した」や、「病院薬剤師として、薬剤部の〇〇経費において、〇%のコストカットを実現した」といったように数値で実績を表すのも効果的です。目標を達成するための実行力を持つ人材だと、採用担当者にアピールできるでしょう。

2-3. 志望理由と自己PRの掛け合わせ

志望動機を書く3つ目のステップは、1,2で洗い出した「志望理由」と「自己PR」を掛け合わせて、内容をまとめることです。

書き始めは、結論である志望の理由を率直に伝えます。中盤では、志望の理由となる根拠を書き、説得力を持たせます。ここに、前職でのエピソードや功績を書き添えてもよいでしょう。締めくくりの一文には、仕事に就いたあとの活躍をイメージさせる内容を選びます。

例えば、「貴社の調剤薬局業務に、傾聴力という強みをもって貢献できると考えます」や、「最新の薬学や疾患に関する知識を深め、いち早く独り立ちできるように励んでいきます」など、決意表明で終わるとよいでしょう。

自分の伝えたい内容を印象付けることで熱意や本気度が伝わり、採用担当者に良い印象を与えます。志望動機の構成をしっかりと組み立てて書くことで、物事を論理的に伝える能力があることもアピールできます。

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3. 調剤薬局の志望動機!文字数と文字の大きさのポイント

調剤薬局の志望動機!文字数と文字の大きさのポイント

志望動機に書く内容のイメージがついたら、履歴書を書くときの文字数や文字の大きさのポイントをみていきましょう。

履歴書に志望動機を書く際の文字数は、200~300字程度が適切な長さです。履歴書の多くは罫線がなく、行あたりの文字数も行数も、書き方次第で異なります。

志望動機は多く書いたほうがよいと、小さな文字でぎっしり書く人もいますが、読み手への配慮に欠けていると判断されてしまう可能性があります。全体で3~4文にまとめると、読みやすくなります。

文字を手書きで書く際は、丁寧さや文字の大きさ、一文の長さに気を配りながら書きましょう。

4. 転職の目的別!調剤薬局の志望動機6つの例文

転職の目的別!調剤薬局の志望動機6つの例文

調剤薬局への転職を希望するときには、具体的な例文をみることで、自分が何を書くべきかがみえてくるはずです。ここでは、以下の6つの例文を紹介します。

  • 地元の地域医療に貢献したい
  • キャリアアップを目指したい
  • 前職の経験を活かせる
  • 人と接するのが好き
  • ブランクから復帰したい
  • パートとして働きたい

それぞれの例文を詳しくみていきましょう。

4-1. 地元の地域医療に貢献したい

ケース1:病院から調剤薬局へ、地元の地域医療に貢献することを目指した転職

【例文】
門前薬局として、病院とのつながりを大切にしている貴社の調剤薬局であれば、患者様とのやりとりを通じて地域の人々の健康に貢献できると考え、志望しました。これまで総合病院の薬剤師として働く中で、◯◯の分野に関心を持っており、専門薬剤師の資格を取得して勤務してきました。幅広い種類の薬剤を扱ってきた調剤経験もございます。かかりつけ薬剤師の配置に力を入れている貴社でなら、これまでの知識を活かしながら、地元の地域医療に貢献できると考えております。

4-2. キャリアアップを目指したい

ケース2:調剤薬局から調剤薬局へ、キャリアアップを目指した転職

【例文】
現在、内科・皮膚科を処方する調剤薬局に勤務しています。今後の薬剤師としてのキャリアアップを見据えた際に、より多くの経験が積める職場で働きたいと考え、志望しました。患者様とより密接に関わることができ、健康維持に貢献できる薬剤師という仕事にやりがいを感じています。そのような中で、数多くの店舗を持ち、管理薬剤師やエリアマネージャーなどへの研修制度も整っている貴社の職場環境に魅力を感じております。もし機会をいただけるのであれば、大きな仕事を担うポジションなどにも挑戦し、貴社の発展に貢献していきたいです。

4-3. 前職の経験を活かせる

ケース3:製薬会社から調剤薬局へ、前職での経験を活かせる職場への転職

【例文】
製薬会社の営業担当として4年間勤務し、医療者と医薬品の橋渡し役として、医薬品情報を正しく伝えることに努めて参りました。一方で、直接的に患者様と接する機会は少なかったため、医療従事者の一人として、より深く患者様をサポートしていきたいとの思いが強くなり、志望しました。患者様一人ひとりと向き合うという経営理念を掲げ、かかりつけ薬剤師制度にも力を入れている貴社であれば、これまでの仕事で得た医薬品や疾患に関する知識と、培ってきたコミュニケーション能力を発揮できると考えております。薬剤師として、患者様のニーズに応えられるよう精進していきます。

4-4. 人と接するのが好き

ケース4:ドラッグストアから調剤薬局へ、人と接するのが好きという持ち前の長所を活かすための転職

【例文】
新卒からの3年間、ドラッグストアでの勤務経験があります。貴社で調剤業務や服薬指導のスキルを身につけて、より一層のお客様の健康維持に貢献したいと思い、応募いたしました。もともと、友人や同級生の世話をするなど人と接するのが好きな性格で、相手の要望を汲み取る能力には自信があります。また、貴社では若手に管理薬剤師職を任命した実績が多いと伺いましたので、自身のキャリアを考えた際にチャレンジできる職場に身を置きながら、貴社の事業と地域の人たちに貢献していきたいです。

4-5. ブランクから復帰したい

ケース5:病院薬剤師から調剤薬局へ、結婚・出産による退職からの復帰を目指した転職

【例文】
大学卒業後、病院薬剤師として5年間勤務しておりました。調剤だけでなく、病棟での服薬指導などを通じて患者様と接する機会が多く、丁寧な説明と円滑な対応には自信があります。結婚、出産をきっかけにしばらく仕事から離れておりましたが、再び薬剤師として働くなら、地元に根ざした調剤薬局で働きたいと思っていたところ、自宅の近くで私自身も利用したことのある、貴社の調剤薬局の募集を知りました。これまでの薬剤師としての知識や経験に加えて出産や子育ての経験も活かしながら、地域の患者様に的確な情報を提供できるようになりたいと考えています。

4-6. パートとして働きたい

ケース6:複数の勤務経験から調剤薬局へ、介護と両立するためにパートを希望した転職

【例文】
これまで4つの職場を経験し、耳鼻科、内科、小児科での調剤経験と、ドラッグストアでの勤務経験があります。現在、両親と同居中で、介護と両立をしながら地域医療にも貢献したいと思い、貴社の調剤薬局を希望しました。在宅薬剤師として活躍できる環境が整っている貴社に、魅力を感じております。また、住み慣れた地域で人と人との信頼関係を築き、地域医療の充実を目指すという貴社の経営理念に強く共感し、地元の患者様とのつながりを大切にしながら薬剤師としての業務を行いたいという自分の希望とも合致したため、応募いたしました。

5. これはNG!調剤薬局の志望動機で気をつけたいポイント

これはNG!調剤薬局の志望動機で気をつけたいポイント

調剤薬局へ転職するときの志望動機の書き方では、何に気を付ければいいのでしょうか。注意すべきポイントは、以下の3つです。

  • 自分中心の書き方はしない
  • 収入や待遇面にだけ着目しない
  • 具体性のない書き方は避ける

それぞれのポイントをみていきましょう。

5-1. 自分中心の書き方はしない

してしまいがちですが、志望動機を書くときには、「成長したい」「学びたい」という主旨だけを記載するのはNGです。成長意欲があるのは素晴らしいことですが、企業はあなたを成長させるために存在しているわけではありません。

企業が社員に求めているのは、社員の労働を通して企業が成長することや、事業が拡大することです。

「成長したい」「学びたい」という意図を志望動機にするならば、「仕事を通じて成長し、学んだ知識を業務に活かして会社に貢献したい」という、会社とあなたの双方にメリットがあるという書き方をおすすめします。

5-2. 給料や待遇面にだけ着目しない

「給料が高く、福利厚生が充実している」「自宅から近く、残業も少なそう」というのは、一見すると立派な志望動機に思えます。しかし、採用担当者の立場からすると、給料や待遇がよければどこでもいいと言っているように聞こえてしまうのです。

また、入社後に、さらによい職場が見つかれば離職してしまうだろうと捉えられ、よい印象を与えません。

しかし、「ユニークな福利厚生のある貴社の社風に魅かれた」「幼いころから近所にある、貴社の薬局に親しみを感じる」といった、志望動機のきっかけとして福利厚生や待遇を取り上げる場合は、避ける必要はないでしょう。

5-3. 具体性のない書き方は避ける

「安定している大手企業だから」「薬剤師として社会の役に立ちたい」といった漠然とした志望動機も避けましょう。

ぱっと見では、特定の企業に限定しない書き方をすれば、どの調剤薬局に対しても使えて、便利なように感じます。しかし、どこにでも当てはまる理由を書いてしまうと、採用担当者に、「どうしてもこの薬局で働きたい」という熱意が伝わりません。

「企業理念に共感した」「精一杯努力を重ねたい」という書き方も、具体性がなく曖昧です。企業理念の何に共感したのか、あなたの目標は何なのか、というポイントを作るとよいでしょう。

6. 調剤薬局への志望動機で悩んだら転職エージェントに相談しよう

調剤薬局への志望動機で悩んだら転職エージェントに相談しよう

調剤薬局の薬剤師への転職を成功させるためには、採用担当者の印象に残る志望動機を書くことが重要です。本記事で紹介したポイントを押さえて、よい結果が得られる履歴書の作成に役立ててください。また、薬剤師として理想の職場に転職したいと思ったら、エージェントを活用するのもおすすめです。転職エージェントに相談することで、これまで自分でも気づかなかった職歴や功績の強みを活かし、薬剤師としてどのような働き方ができるのかについてのヒントが得られるかもしれません。

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