薬剤師関連ニュースまとめ(2019年1月1日~31日)
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こんにちは、薬剤師転職のアポプラス薬剤師ライターチームです。
毎月の薬剤師の業界ニュースをご紹介します。薬剤師関連ニュースまとめ(2019年1月1日~31日)
<新薬・新製品・ジェネリック>
●インフルエンザの新薬ゾフルーザは"早く楽になる"
ウイルスの消失が速く、家族内感染を減らせる可能性
https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/15/122200053/121700048/
<調剤薬局業界>
●[調剤薬局業界のM&A] 平成30年4月は薬局業界の大きな節目に
大手はM&Aを進めて収益力を高め、新たなサービスを生み出そうと必死だ。業界再編により、今までになかったような患者様獲得の競争にさらされることとなり、生き残る薬局とそうでない薬局の差の拡大が予想されている。
https://maonline.jp/articles/pharmacy
●クオールが漢方専門店 東京・神田に 店頭で漢方薬の煎茶も販売
調剤薬局大手のクオールホールディングス(HD)は25日、新業態の漢方専門店「QOLサポート美健漢方クオール」を開店した。約100種類の漢方のほか、大衆薬やサプリメントをそろえる。冷え性や便秘など、軽度の不調に効く薬を店員が提案するとともに、店頭で漢方薬の煎茶も販売する。来店客がカフェ感覚で気軽に立ち寄って漢方を楽しめる店を目指す。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO39397880W8A221C1H53A00?n_cid=TPRN0003&s=0
●薬機法などの改正「薬局が新たな一歩踏み出す契機」 日薬が見解、厚科審部会の取りまとめ受け
日本薬剤師会(日薬)は、厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会が公表した議論の取りまとめに対する見解を示した。取りまとめについて、薬局の機能や開設に関わる「思想」を時代の要請に応え得るよう大きく転換する画期的な内容だとし、「新たな一歩を踏み出す契機として受け止めたい」としている。
https://www.cbnews.jp/news/entry/20190107182750
●宮本医薬局長、薬機法改正周知に協力要請‐都道府県と議論の場設置へ
厚生労働省の宮本真司医薬・生活衛生局長は18日、全国厚生労働関係部局長会議で、今通常国会への法案提出を予定する薬機法改正案について、「施行期日は検討中だが、自治体が十分に周知できるよう配慮したい」との考えを示した。
https://www.yakuji.co.jp/entry69640.html
●薬剤師が患者の訴え放置せず、メーカーや主治医に連絡し不整脈など発見できた好事例―医療機能評価機構
日本医療機能評価機構は12月26日に、保険薬局(調剤薬局)からこのようなヒヤリ・ハット事例が報告されたことを公表しました。
https://www.medwatch.jp/?p=24253
<かかりつけ薬剤師・在宅医療>
●市販薬でも「お薬手帳」に記載を 医療ミス防ぎ患者を守る
OTC医薬品やスイッチOTC医薬品の中でも身近な「解熱鎮痛薬」には、「商品名が同じでも成分が異なる」ことがあります。これは薬を選ぶ患者さんだけでなく、医療者側も困惑させます。OTC医薬品を飲んでいる患者さんの治療にあたる際、重篤な事故につながる可能性があるからです。
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/245519
●薬剤師足りない 在宅訪問見据え需要増
鳥取県内で薬剤師不足の深刻化が懸念されている。医療ニーズの受け皿を入院から在宅医療に切り替える国の方針を踏まえ、薬剤師の業務も在宅患者を訪問するケースが増えるとみられる。
http://www.nnn.co.jp/news/190111/20190111063.html
<行政情報>
●初・再診料等の【妊婦加算】、1月1日より算定不可―厚労省
厚生労働省は12月28日に通知「妊婦加算の取扱いについて」を発出し、本年(2019年)1月1日から、初診料・再診料・外来診療料における【妊婦加算】などの算定を次のように不可とする旨を明確にしました
https://www.medwatch.jp/?p=24208
●薬局「地域密着型」を新設 専門型と区分、服薬一元管理 国会提出へ
医師と薬剤師が分担する「医薬分業」のあり方に関する厚生労働省の報告書の全容が13日、分かった。薬局の機能について、薬物療法を一元管理する「地域密着型」と、高い専門性を持つ「高度専門型」の2類型に区分し、法制化する。
https://www.sankei.com/life/news/190113/lif1901130048-n1.htm
●薬剤師免許証、旧姓の併記が可能に 厚生労働省、薬剤師法施行規則改正の省令案
厚生労働省は、 薬剤師法施行規則の一部を改正する省令案をまとめた。 薬剤師免許の申請書について、旧姓併記の希望の有無や旧姓の記入欄を設ける。 旧姓を使う女性薬剤師らに配慮したい考えで、 免許証に現在の姓と旧姓の併記が可能となる見通しだ。
https://www.cbnews.jp/news/entry/20181227182024
●【文科省・19年度予算案】医療データ人材育成に2億円‐先端バイオ創薬技術開発も
文部科学省の2019年度予算案で、文部科学関係予算は2349億円増の5兆5287億円、科学技術予算は235億円増の9861億円となった。新規事業として、大規模な医療データの活用基盤を構築・運営する人材を育てる「医療データ人材育成拠点形成事業」に2億円を計上。バイオ創薬や遺伝子治療の革新的基盤技術を開発する「先端的バイオ創薬等基盤技術開発事業」に12億6100万円を盛り込んだ。
https://www.yakuji.co.jp/entry69436.html
<その他関連情報>
●年頭所感
日薬連と製薬協、イノベーション創出環境整備強く求める 卸連は流通改善「前進あるのみ」
https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/66834/Default.aspx
●武田ウェバー社長「血液製剤で成長」 買収完了へ会見
武田薬品工業は7日、アイルランドの製薬大手シャイアーの買収に関して、都内で記者会見を開いた。買収は8日に完了する予定で、世界8位となる巨大製薬企業が誕生する
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3970046007012019X13000/
●服薬指導だけじゃなく... 薬剤師の「よろず相談」が人気
千葉県木更津市の薬剤師が、市内の公民館で「健康よろず相談室」を始めた。服薬指導から健康問題、介護、子育てまで幅広い相談に応じ、専門機関も紹介する。毎月1度の予定で、参加者からは「本当に助かる」「ぜひ広めて」と評価する声が上がっている。
https://www.asahi.com/articles/ASM18558QM18UBQU00L.html
●製薬企業コールセンター 年間平均利用回数最多は「1~5回未満」 薬剤師意識調査
薬剤師を対象としたプロモーションや調査などを行うネグジット総研はこのほど、薬剤師の95.8%が製薬企業のコールセンターを年1回以上利用しているとの薬剤師意識調査結果をまとめた。コールセンターの年間平均利用回数を区分別にみると、「1~5回未満」が49.2%と最も多く、次いで、「5~10回」(21.5%)となった。
https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/66898/Default.aspx
●「薬剤師を大事にしているメーカー」
1位は沢井 訪問頻度と24時間コールセンターに好感 薬剤師調査
https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/66795/Default.aspx
●薬剤師が主人公の医療漫画『アンサングシンデレラ』が大好評!
薬剤師を主人公とした新たな医療漫画『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』の第1巻が、2018年11月20日(火)に発売された。一般の読者だけでなく医療関係者の間でも広まっており、「共感できるし勉強にもなる素晴らしい作品!」と絶賛されている。
https://ddnavi.com/news/509777/a/
●冬の健康を保つ理にかなっている? みかんの力を薬剤師に聞く
スーパーマーケットや八百屋の店先で見かける温州みかん。あのつやつやした色を見るとしみじみ冬を実感する方が多いかもしれない。この冬の風物詩ともいえる温州みかんは、実は冬を健康に乗りきるために理にかなった食べ物である。西洋医学的な面と東洋医学的な面から見てみよう。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2019/01/post-136.php
<総評>
2019年1月1日から31日配信分で注目したい記事はこの2つです。
●クオールが漢方専門店 東京・神田に 店頭で漢方薬の煎茶も販売
クオールグループの漢方専門店が東京・神田に登場しました。漢方薬に興味があっても、日常生活に取り入れる接点はなかなか見つけにくいものですが、最近は百貨店でおしゃれな漢方薬販売カウンターを展開したり、店先で漢方薬の煎茶をいただける簡易カフェ併設の漢方薬店を見かけるようになりました。こういったお店がどんどん増えることで、漢方薬と出会うチャンスが増えそうです。
●服薬指導だけじゃなく... 薬剤師の「よろず相談」が人気
千葉県木更津市の薬剤師が、公民館でよろず相談を始めたというニュースがありました。服薬指導だけでなく、幅広い相談にのってくれると評判だそうです。地域包括ケアへの取組みが広まる中、高齢者や患者さんが家から出て話をできる場というのは、認知症予防や運動機能維持のためにとても効果があるとされています。
●薬剤師が患者の訴え放置せず、メーカーや主治医に連絡し不整脈など発見できた好事例―医療機能評価機構
2018年12月26日、日本医療機能評価機構は、保険薬局(調剤薬局)から報告された「ヒヤリ・ハット事例」を公表しました。調剤ミスや過誤を直前回避した「ヒヤリ事例」としては「薬剤の予製ボトルに他の薬剤が混入してしまった」というケースが挙げられています。
薬剤師がハッと気付いてあげることで患者さんの健康が守られた「ハット事例」には、「同じ効能効果を持つ薬剤の重複処方を防いだ」「必要以上に長期間の薬剤投与が回避された」など、薬剤師の積極的な疑義照会により、患者さんの正しい服薬や健康が守られたケースが挙げられました。このほかのハット事例には、「患者さんが注射薬を正しく使用できていないと指摘をした」「患者さんに高血圧・不整脈の可能性があると気付いて医療機関の受診をすすめた」など、看護師や医師との緊密な連携が報告されています。
●薬剤師が主人公の医療漫画『アンサングシンデレラ』が大好評!
薬剤師を主人公とした医療マンガが、大きな話題になっているというニュースです。地域包括ケアシステムやかかりつけ薬剤師の導入など、日本の医療における薬剤師は存在感を増しています。しかし、一般の人が、薬剤師が医療において担っている役割を、きちんと学び知る機会はほとんどありません。薬剤師が主人公の有名マンガ作品は少なかったため、「アンサングシンデレラ」のような作品が登場し、広く人気を得ることで薬剤師への一般の理解も進むことが期待されます。
※この記事内の情報は、すべて掲載時点のものです。
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