サポートを受ける

お電話でのご登録・ご相談も承っております。

フリーコール 0120-332-290

月~金曜(祝・祭日を除く) 9:00~20:00

  1. 薬剤師の求人・転職情報ならアポプラス薬剤師
  2. 薬剤師の転職お役立ち情報
  3. 薬剤師の年収リアル
  4. 派遣薬剤師の平均年収は?他の雇用形態との違いや年収アップの方法を解説

派遣薬剤師の平均年収は?他の雇用形態との違いや年収アップの方法を解説

登録日:

次の仕事が決まるまで自由度の高い派遣で働きたい、家庭との両立がしやすい働き方に興味があるといった理由で、派遣薬剤師という働き方に興味を持つ方は多くいます。

「派遣薬剤師の平均年収はどのくらい?」「正社員との違いやメリット・デメリットは?」など気になることも多いでしょう。

就業する前に、派遣薬剤師の働き方についても詳しく知っておきたいものです。

そこで本記事では、派遣薬剤師の平均年収、他の雇用形態との違いなどを詳しく解説していきます。

1. 派遣薬剤師の年収は?職場別の相場

派遣薬剤師の年収は?職場別の相場

派遣薬剤師として働く際、まず気になるのは年収でしょう。ここでは、以下の3つの職場別に、薬剤師の年収相場を解説します。

  • 調剤薬局
  • ドラッグストア
  • 病院

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

なお、ここで紹介する平均時給はアポプラス薬剤師の求人情報詳細を参照し、年収は時給の平均額に、2021年の国内年間総実労働時間の平均1,633時間(※1)を乗じて算出しています。

※1 出典:労働時間制度の現状等について|厚生労働省

1-1. 調剤薬局

調剤薬局で派遣薬剤師として働く際の平均時給は約2,400円〜3,000円、平均年収は約440万円(月平均労働時間136時間で算出)が相場です。

調剤薬局は、パート勤務の薬剤師よりも派遣薬剤師の方が高時給となる高いケースが多いです。そのため、年収をあげたいときにはパートよりも派遣薬剤師として勤務したほうが有利といえます。

ただし、時給が高い職場は忙しく、残業が発生する調剤薬局もあります。ワークライフバランスを重視したい方は、勤務条件や業務の内容を事前に確認しておきましょう。

1-2. ドラッグストア

ドラッグストアでの派遣薬剤師の時給は約2,500円〜3,000円、平均年収は約449万円(月平均労働時間136時間で算出)が相場です。

ドラッグストアには、調剤薬局が併設されている場合があります。派遣薬剤師として働く場合、主な業務は調剤業務とOTC(一般用医薬品)の接客販売になります。OTC(一般用医薬品)の販売では、顧客の状況を聞き、最適な製品を提案するため、コミュニケーション能力が重要です。

レジ操作、商品の陳列、売り場の整備など、薬剤師の専門業務以外の仕事に携わることもあります。

1-3. 病院

病院で働く派遣薬剤師の平均時給は、約2,500円〜3,000円、平均年収は約449万円(月平均労働時間136時間で算出)が相場です。原則として、病院は派遣法で派遣薬剤師が就業してはならない職場とされています。特例で産休・育休の代替要員や紹介予定派遣の場合は就業できるため、1年以内の勤務となるケースが多いです。

病院での派遣薬剤師の主な業務は、調剤業務や患者さまの対応ですが、勤務地によっては医薬品の発注や管理などの業務を担うこともあります。

2. 派遣薬剤師の年収を正社員・パートと比較

派遣薬剤師の年収を正社員・パートと比較

次に、派遣薬剤師の年収は、正社員やパートと比べてどう違うのでしょうか。月収は同じでも年収が異なるケースもあるようです。以下の表を見ながら派遣と正社員、パートの月収・年収などの違いを確認していきましょう。

派遣 正社員 パート
平均時給 約2,500円〜3,000円(※1) 約2,500円(※1)
労働時間 約136時間(※2) 約160時間 約79時間(※5)
平均月収 約37万円(※3) 約37万円 約19万円
平均年収 約449万円 約519万円(※4) 約240万円

※1 アポプラス薬剤師求人サイトに掲載されている求人データを参考に算出

※2 出典:労働時間制度の現状等について|厚生労働省

※3 年収を12カ月で除して算出

※4 出典:賃金構造基本統計調査 / 令和3年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種|厚生労働省 ※5 出典:毎月勤労統計調査|厚生労働省

上表をみると派遣と正社員の平均月収の差はほとんどありませんが、平均年収に差があります。ここでは、この理由を詳しく説明していきます。

2-1. 正社員との違い

厚生労働省の調査データによる正社員と派遣社員の給与を比べると、月収は正社員と変わらないと感じるかもしれません。しかし、派遣社員は通常、ボーナスや退職金の支給がないことが多いです。

そのため年収は、派遣社員に比べて、正社員のほうが57万円ほど高くなります。

また、派遣社員には昇給制度が存在しないことが多いため、将来的な収入アップの見込みは限られています。さらに、通勤手当などの福利厚生も、正社員のほうが充実している傾向があります。

2-2. パートとの違い

アポプラス薬剤師に掲載されている求人情報によれば、パート勤務の薬剤師の時給は約2,500円です。この時給にパート労働者の月間実労働時間の平均である約79時間をかけて計算すると、1カ月の収入は約19万円、年収は約240万円です。

前述した派遣薬剤師の年収約449万円(月平均労働時間136時間で算出)とパートの年収を比べると、派遣薬剤師のほうが1年間で約209万円高いです。平均の労働時間が長く、時給も高く設定されているためでしょう。

働く時間を短くしてプライベートを充実させるためにパートを選ぶか、より高い収入を求めて派遣を選ぶか、自分の希望する働き方にあわせて選択してください。

3. 派遣薬剤師の年収が高い理由

派遣薬剤師の年収が高い理由

派遣薬剤師は、臨時の人手を補充する役割を果たすため、即戦力を期待されることが多いです。十分なスキルと知識が必要で、需要も高いため、時給が比較的高く設定されています。

加えて、専門薬剤師などの特定の資格や、在宅医療などの実務経験が求められているケースもあるため、平均的に時給が高くなりやすいです。

薬剤師の時給相場は?パート薬剤師の月収シミュレーションと給料アップの方法も解説

薬剤師の時給相場を職場別に解説していきます。また、扶養や時給で働くメリット・デメリット、給料を上げる方法も紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

4. 派遣薬剤師が年収アップするための3つの方法

派遣薬剤師が年収アップするための3つの方法

派遣薬剤師が年収アップするための方法には、以下の3つがあります。

  • 勤務地を問わず職場を選ぶ
  • 夜間求人を狙う
  • ニーズの高い職種を選ぶ

それぞれについて、詳しく解説します。

4-1. 勤務地を問わず職場を選ぶ

派遣薬剤師が年収アップするには、勤務地を問わず職場を選ぶ方法があります。都市部と地方では、薬剤師の需要に大きな違いがあるためです。とくに、薬剤師不足に悩む地方では、薬剤師の需要が高く、高時給の求人が出ていることがあります。

また、交通アクセスが悪い地域では人手不足が生じやすく、時給の高い求人が増える傾向にあります。もし派遣薬剤師として高時給で働きたいと思うなら、勤務地の条件の幅を広げてみましょう。

4-2. 夜間求人を狙う

夜間や休日勤務は、敬遠されがちな時間帯であるため、高時給や手当てが付くのが一般的です。そのため、年収アップに直結します。

とくに、救急対応をしている病院の近くの調剤薬局では、夜間勤務含めた高時給の求人が出ているケースがあります。

夜間勤務は体調管理や私生活とのバランスが取りづらくなるため、自身の健康やライフスタイルに合わせて選びましょう。

4-3. ニーズの高い職種を選ぶ

派遣薬剤師が年収をあげるには、ニーズの高い在宅医療薬剤師などの職種を選ぶ方法があります。近年、在宅医療の需要が増加しているため、専門知識や経験を持つ薬剤師はスキルを高く評価される傾向にあります。

在宅医療薬剤師は、患者さまの自宅で薬の管理や服薬指導をおこなうなど、特別なスキルが求められます。

在宅医療の経験があると一般の薬局勤務よりも高い報酬を期待できるため、プライベートも、時給も妥協したくない薬剤師にとって魅力的な選択肢といえるでしょう。

在宅医療での薬剤師の役割と業務内容は?必要なスキルや注意点も解説

在宅医療での薬剤師の役割、業務内容、必要なスキルや資格について解説します。

5. 派遣薬剤師として働くときの注意点

派遣薬剤師として働くときの注意点

派遣薬剤師として働くときの注意点には、以下の2つがあります。

  • 休んだ分だけ年収が下がる
  • 契約が切れて仕事がなくなる可能性がある

それぞれについて、詳しく解説します。

5-1. 休んだ分だけ年収が下がる

派遣薬剤師は、実際に働いた時間に応じて時給が支払われるため、休むとその分収入が減少します。とくに、ゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇があるときは、収入への影響はより大きくなるでしょう。

もちろん、派遣薬剤師にも有給休暇の制度はありますが、休暇を取ることによる給与への影響は正社員と比べると大きいものです。

そのため、自身でどれくらい働くか決め、収入を管理する必要があります。安定した収入を得るための労働時間とプライベートの時間を比較して、納得のいくバランスを見つけることが大切です。

5-2. 契約が切れて仕事がなくなる可能性がある

慢性的な薬剤師不足や急な職員の退職などで、派遣薬剤師の需要があることは確かです。しかし、正社員やパート薬剤師が確保できると、経費削減のために派遣薬剤師が先に契約満了で雇用終了になることもあります。

契約期間終了後に次の仕事がすぐに見つからなかった場合は、年収が減少するリスクもあります。派遣薬剤師として働くときには、契約満了の時期が来る可能性があることと、次の求人がすぐに見つかるとは限らない場合があることを理解しておきましょう。

6. 年収の高い派遣薬剤師を目指そう

年収の高い派遣薬剤師を目指そう

派遣薬剤師は、フルタイム勤務の場合、正社員やパートよりも年収が高くなることがあります。ただ、原則として派遣は契約期間が限られているため、常に次の仕事を探さなければならないリスクがあるとこも頭に入れておきましょう。

一定期間だけ働きたい、家事・育児も大切にしたい薬剤師にとって、派遣の働き方はおすすめです。働き方を選ぶときには、収入だけでなく、勤務条件やライフスタイルも考慮しましょう。

自分に合った働き方を模索している薬剤師の方は、薬剤師専門の転職エージェント「アポプラス薬剤師」に相談してみませんか。専門のコンサルタントが、あなたの希望の求人をご紹介します。理想の働き方を見つけるための第一歩を、アポプラス薬剤師と一緒に踏み出しましょう。

「無料」でキャリア相談!

転職サポートに登録

メモアイコン

アポプラス薬剤師編集部

薬剤師のキャリアや働き方、薬剤師のお悩みや転職事情など、様々なテーマで薬剤師の皆様にお役立ちする情報をお届けいたします。ぜひ、定期的にチェックして、日々の情報収集にお役立てください。

 派遣薬剤師の
おすすめの求人は?
転職のタイミングにあわせて求人をチェック

「アポプラス薬剤師」では、全国から集まる4万件以上の求人を紹介中。時給の高い派遣薬剤師の求人も多数!

新着記事一覧を見る >

薬剤師専門の転職サポート!30年の実績!

転職サポートに登録(無料)
過去の記事 調剤薬局の薬剤師の年収は?年収を決める要素や年収アップの方法を解説
新しい記事 薬剤師の平均年収はいくら?都道府県別から業種別まで詳しく解説!

アポプラスキャリアの登録メリット

  1. 1
    「登録者限定求人」をすぐにご紹介します! 全体の80%以上がWEB公開していない求人。登録後、人気求人を優先的にご紹介します。
  2. 2
    あなたの希望条件により近づける調整をします! 求人条件はあなたの「最終条件」ではありません。より希望に近づける調整が可能です。
  3. 3
    応募から面接、就業条件の交渉まで全てお任せ! 就業中・育児中でもラクラク。企業とのやりとりは全てコンサルタントにお任せください。