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薬剤師が日々感じているストレスの原因は?対処法も解説!

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薬剤師は他の職業と比べると、ストレスを感じやすい人が多い傾向にあります。業務の性質上、間違いが許されない仕事であり、薬局内という狭い環境で1日中過ごすことも関係しているのでしょう。

「職場での人付き合いに疲れてしまう」「仕事の責任が重くて、終わるとぐったりしている」などストレスを抱える薬剤師も可能性も少なくありません。

そこで今回の記事では、薬剤師が抱えるストレスについて、原因と職場での解決法、発散する方法を詳しく解説していきます。

1. 薬剤師が抱えるストレスの7つの原因

 薬剤師が抱えるストレスの7つの原因

では、薬剤師が仕事上で精神的負担に感じることとは一体何なのでしょうか。薬剤師がストレスを感じる原因には、以下の7つが考えられます。

  • 職場での人間関係があわない
  • 疑義照会が思うようにいかない
  • 業務内容に不満を感じる
  • 給与や待遇面が満足できない
  • ワークライフバランスが取れない
  • 売り上げ目標に追われる
  • やりがいを感じない

それぞれの原因について、詳しく解説していきます。

1-1. 職場での人間関係があわない

職場での人間関係に悩んでいるという薬剤師は珍しくありません。人間関係がギクシャクすると、仕事にも影響が出てしまいます。

調剤薬局などでは、狭い空間の中で仕事仲間と長い時間を過ごします。同じ薬局内で、相性がよくない人と毎日顔を合わせなければならないのは、ストレスの引き金となってしまうでしょう。

また、病院内の薬局で働く薬剤師も例外ではありません。病院内に、派閥や職場カーストがあることも考えられます。病院薬局内は、ドラッグストアや調剤薬局と違い、人事異動があまり起こらない職場です。一度人間関係が崩れてしまうと、解決策を見つけられずに行き詰まってしまうことも少なくありません。

製薬会社のMR(医薬情報担当者)やMS(医薬品卸販売担当者)は、担当の医師や調剤薬局の薬剤師とのつきあいが重要です。コミュニケーション能力や交渉力が、営業職には求められ、仕事上の人間関係が営業成績につながることも少なくありません。反りが合わなくても無理して付き合わなければならず、ストレスに感じることもあるでしょう。

調剤薬局・ドラッグストア・病院内の薬局・製薬会社など、職場がどこであっても薬剤師にとって人間関係は避けることができません。コミュニケーション術を身に付けて、人間関係をうまく構築できるようにすることが対処法となるでしょう。

1-2. 疑義照会が思うようにいかない

薬剤師の業務の中で、特殊ともいえるのが疑義照会です。疑義照会が思うようにいかないと、ストレスを感じる薬剤師も少なくありません。「疑義照会で処方医が取り合ってくれない」「処方箋に疑問があるから聞いたのに、面倒がられた」など、薬剤師にとってトラブルやストレスが起こりやすい業務の一つでもあります。

法律上でも、薬剤師は初見で感じた処方箋の疑問点を解消せずに、調剤を行うことはできないと定められています。加えて、処方箋を作成した医師も、疑義照会には対応しなければならないはずです。しかし、実際の現場では、疑義照会中に医師から薬剤師が非難を受けるのは、決して珍しいケースではありません。門前薬局などで医師との関係がギクシャクすると、仕事がやりにくいと感じる薬剤師も多いでしょう。

また、病院によっては、調剤薬局の薬剤師からは直接医師に電話で疑義照会が行えないこともあります。その場合は、病院薬剤師を通して病院内の医師に疑義照会をして回答します。医師と対面する病院薬剤師の側では、疑義照会のストレスの矛先を向けられてしまうこともあるでしょう。

疑義照会での医師とのやりとりは、言葉の選び方ひとつでスムーズにいくことも考えられます。要点を事前にまとめて伝える内容を整理しておくなどの工夫をすると、円滑に業務が進むことも考えられます。

1-3. 業務内容に不満を感じる

薬剤師にありがちなストレスには、業務内容へのストレスもあります。調剤薬局やドラッグストアで働く薬剤師は、業務の性質上、決してミスが許されない仕事です。そのような業務上の責任を、負担に思う薬剤師も少なくありません。

一方で、ドラッグストアでは調剤だけでなくレジの仕事や品出しに在庫管理など、薬剤師とは直接関係のない業務まで行わなければならず、仕事内容や業務量に不満を感じることもあるでしょう。

また、調剤薬局でもドラッグストアでも病院薬剤師でも、基本は接客業であるため、患者様とコミュニケーションを取らなければなりません。病気を抱えてイライラしている人や、気難しい人が来店し、対応に苦慮することもあるでしょう。

もし、特定の業務が苦手でどうしても辛いと思うならば、その業務を避けたり、減らしたりすることはできないか直属の上司に相談してみるのも一つの方法です。薬剤師の仕事内容は多岐に渡るため、上司に相談することで対処法がみつかるかもしれません。

1-4. 給与や待遇面が満足できない

薬剤師が抱えるストレスの原因の一つに、給与や待遇面の不満があります。一般的な仕事に比べれば、薬剤師は給与が高い職業です。

しかし、決してミスが許されない責任の重さと人の命や健康に関わる職業であることを考えると、見合った報酬を得られていないと感じてしまう人もいます。

また、学生時代に必死で勉強して国家試験に合格したのに、就職してからも新しい医療情報や新薬の情報を取り入れていかなければならないことも「苦労しているのに報われない」と感じることもあるでしょう。

1-5. ワークライフバランスが取れない

薬剤師のストレスの原因には、ワークライフバランスが取りづらいことも考えられます。たとえば、年中無休で営業しているドラッグストアの薬剤師では、配置人員に余裕がないと休みが少なく、休日が家族とあわせられないという方もいるでしょう。

また、病院薬剤師も病院によっては休日も入院患者様への処方薬の変更や、臨時処方に対応しなければならず、プライベートが確保しづらい傾向にあります。製薬企業のMRも、期末や繁忙期の休日にはいつも出勤していることもあるでしょう。

仕事が忙しくて休みが取れないと、ストレスを解消する機会がないまま平日の仕事に追われて、悪循環に陥ることも考えられます。

1-6. 売り上げ目標に追われる

売り上げ目標に追われるということに、ストレスを感じる薬剤師もいます。ドラッグストアで働く管理薬剤師などは、店舗の売り上げ目標を達成しなければならないことがあります。

調剤薬局やドラッグストアの経営側は収益を上げることに着目しており、現場での業務態度よりも、実績を求められたり数字で評価されたりすることに不満を感じる薬剤師もいるでしょう。さらに、かかりつけ薬剤師の同意書数のノルマが設定されているところもあり、患者様に営業をしなければならないことが嫌だと思う人も珍しくありません。

製薬会社のMRでは、営業の業績が伸びないとプレッシャーを感じたり、目標が未達であることで上司から詰められたりすることもあります。

1-7. やりがいを感じない

薬剤師の感じるストレスの中には、やりがいを感じなくなることも挙げられます。調剤薬局などの業務はルーチン化しがちで、単調すぎてつらいと感じる人も少なくありません。

門前薬局などでは、ほとんど説明内容も処方する薬も決まっており、業務に慣れてしまうとひたすらミスを起こさずに量を行うだけの毎日です。仕事に慣れるにつれ刺激がなくなり、自分の成長が止まってしまったと感じることがあります。

高い志を持って国家資格を取り薬局に就職したのに、「このままでいいのかな」と、思いつめてしまう人もいるでしょう。

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2. 薬剤師のストレスを解決する4つの方法

薬剤師のストレスを解決する4つの方法

悩みや不安が解消されないでいると職場に向かう足が重くなり、さらに職場でストレスが溜まるという負のスパイラルに陥ってしまいます。できれば、ストレスをうまく解決する方法を知りたいものです。薬剤師のストレスを解決する具体的な方法には、以下の4つがあります。

  • 職場の上司や同僚に相談する
  • 薬局のルールを作って守る
  • 一人で悩みを抱え込まない
  • 異動や転職を検討する

それぞれの解決法を解説していきましょう。

2-1. 職場の上司や同僚に相談する

人間関係が悩みの原因であるときは、上司や同僚に相談してみてはいかがでしょうか。苦手な同僚がいる場合には、関わり合いの少なくなる環境を上司に作ってもらうことで、関係が改善されることも考えられます。

たとえば、営業時間が長いドラッグストアなどでは、勤務の時間帯が少しずれると接する機会は少なくなり、ストレスが軽減されることもあるでしょう。

上司や同僚に、職場内で感じた小さなことでも話しかけやすい環境作りをサポートしてもらうことも有効です。薬局内のコミュニケーションが増え、「苦手だと感じていた先輩は、打ち解けてみたら話しやすい人だった」と、印象が変わるケースもあります。

また、同僚に相談すると、苦手な相手と対峙したときにサポートしてもらえるかもしれません。直接話しにくい人には、誰かに間に入ってもらい伝達したほうがよい場合もあるでしょう。

2-2. 薬局のルールを制定して守る

薬剤師として働くうえで感じるストレスを軽減させるためには、薬局のルールを制定してルールを守ることをおすすめします。

同じ職場で薬剤師という立場で働いていたとしても、一人ひとり、仕事の仕方や考え方、業務の捉え方は異なるものです。個人ごとのズレが生じると、意図せずとも職場内でお互いの悩みの種を蒔いてしまうことも珍しくありません。

思い違いや捉え違いをなくすためにも、薬局のルールを制定して、ルールを守っていくことで、業務の円滑化が図れます。

たとえば、調剤のルールを再確認し、「10錠シートと14錠シートは同じ引き出しの中にしまわない」「シールを切る時に使ったハサミの置き場所は、棚の上」など、細かいことでも構いません。曖昧なルールにすると、個人ごとに捉え方が異なってしまいます。また、決まりを作っておくことで動作の迷いも少なくなり、作業効率が上がることも期待できます。

2-3. 一人で悩みを抱え込まない

薬剤師のストレスを解決するには、一人で悩みを抱え込まないことも大切です。「仕事をきちんとやりたい」「責任を持って最後まで担当したい」と思っていても、一人でできることには限界があるものです。

特に、管理薬剤師などで、薬局内やドラッグストア内の責任者になると、本社や本部からの指示とスタッフの間で、板挟みになってしまうこともあります。一人で業務や責任を抱え込まず、同僚や部下を信頼して、業務を手助けしてもらうことも考えましょう。

2-4. 異動や転職を検討する

薬剤師のストレスを解消するには、異動や転職を検討するのも一つの方法です。複数の支店がある職場なら、他の店舗への異動を申し出てみてはいかがでしょうか。

悪化した人間関係を修復しようと試みても、どうしても上手くいかない場合は異動することで、一度リセットできます。

待遇面や業務内容に不満がある場合は、転職することで希望の働き方ができることもあります。ノルマや待遇など、企業内で異動しても変化がない部分にストレスの原因がある場合や、単独の店舗で勤務していると、異動では回避できなかったり異動そのものが実現しなかったりするものです。他の薬局への転職や、調剤薬局から製薬会社への転職なども検討してみましょう。

3. 薬剤師のストレスを発散する4つの方法

薬剤師のストレスを発散する4つの方法

職場での悩みを解決しようと試みても、問題がすぐに解決しないこともあるでしょう。ストレスフルな状態をうまく切り抜けていくためには、ストレスをうまく発散しながら仕事を続けていく方法を見いだすことをおすすめします。ストレスを発散するには、以下の4つの方法があります。

  • 友人や知人に話を聞いてもらう
  • しっかり睡眠をとる
  • 体を動かしてリフレッシュする
  • 趣味を楽しむ

それぞれの方法を詳しく解説していきます。

3-1. 友人や知人に話を聞いてもらう

職場でのストレスを発散するには、友人や知人に話を聞いてもらいましょう。特に、薬学部時代の友人や先輩・後輩と話してみるのもいいかもしれません。同じ薬剤師として、業務上の責任を理解していることで、第三者の立場から新たな視点を与えてくれるかもしれません。

また、家族や友人に話を聞いてもらうのもおすすめです。薬剤師という仕事の特性を知らない人でも、話を聞いてもらう中で、自分の気持ちや考えが整理されていくことがあるでしょう。

3-2. しっかり睡眠をとる

仕事で精神的な疲れを感じたときには、しっかりと睡眠をとって体を休ませましょう。無理に活動せずに、横になって休息を取ることが大切です。残業がなく早く切り上げられそうな日には、早々に帰宅し、早めに就寝することをおすすめします。

反対に、睡眠不足が続くと仕事中にミスが起こりやすく、上司や同僚からも指摘されることで、新たなストレスを受けるといった悪循環に陥ってしまいます。

しっかりと睡眠をとり、心身ともにすっきりすると、気持ちの切り替えもしやすくなるでしょう。

3-3. 体を動かしてリフレッシュする

休日や空いた時間に、体を動かしてリフレッシュするのもストレス解消にはおすすめです。夜、眠りにつきにくい人は、日中に運動することで睡眠リズムが改善されることもあります。

ランニング・サイクリング・ウォーキング・トレッキングなどは、景色を眺めて変化を楽しむことも、気分転換になるという人が多い活動です。運動に自信がない人は、ヨガやストレッチなど、ゆったりと体を動かしてみてもよいでしょう。

運動した後にぬるめのお湯にゆっくりと浸かれば、リラックス効果も得られて、その後の睡眠にもよい影響をもたらすでしょう。

3-4. 趣味を楽しむ

ストレスを解消するには、趣味を楽しんでみてはいかがでしょうか。どうしても職場での悩みがあると、考え込んだり悩み込んだりしてしまいがちです。職場を離れたら気持ちを切り替えて、忘れられるようにしたほうがストレスは軽減されます。

たとえば、非日常感を味わえる旅行などは、ストレス解消に向く趣味だともいわれます。プライベートを充実させることは、「休みのために日々の仕事を乗り切ろう」という活力にもなるでしょう。

4. ストレスが軽減される薬剤師の職場をみつけよう

ストレスが軽減される薬剤師の職場をみつけよう

薬剤師がストレスを抱える原因には、職場での人間関係や疑義照会、業務内容や待遇に関する不満など、さまざまなものが考えられます。一人で悩みを抱え込まずに、職場の上司や同僚に相談するのも方法の一つです。企業内にいくつかの店舗がある場合などでは、異動を申し出るのもよいでしょう。それでもどうにもできないと感じたら、転職してみてはいかがでしょうか。

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