薬剤師関連ニュースまとめ(2018年10月1日~15日)
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こんにちは、薬剤師転職のアポプラス薬剤師ライターチームです。
毎月の薬剤師の業界ニュースをご紹介します。薬剤師関連ニュースまとめ(2018年10月1日~15日)
<新薬・新製品・ジェネリック>
●今年のインフルエンザ対策 新薬『ゾフルーザ』が登場
「ウイルスの増殖を直接抑える、今までになかったタイプの薬が『ゾフルーザ』です。1日2回、5日間飲み続けるタミフルなどと違って、1回飲むだけでいい。」
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/237921?page=1
●薬剤師向け服薬指導用ソフトウェア「薬歴アシスト」販売開始
PHC株式会社(以下「PHC」)は、薬剤師向け服薬指導用ソフトウェア「薬歴アシスト」を9月28日より販売開始いたします。
https://www.phchd.com/jp/news/2018/0920
<調剤薬局業界>
●群馬県内ドラッグストア「セルフメディケーション税制」認知度が低調
軽い病気は自分でケアして減税を―。一部の市販薬の購入で、税負担を軽減する医療費控除の特例制度「セルフメディケーション税制」の認知度が低調だ。
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/80135
<かかりつけ薬剤師・在宅医療>
●薬剤師が患者宅に電話 投薬後の状態をフォロー
薬剤師が患者宅に電話を掛けて投薬後の体調変化などを確認する、テレフォントレースが、患者の不安解消や体調の悪化防止に有用であることが示された。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/201809/557923.html?n_cid=nbpnmo_twbn
<医療費・診療(調剤)報酬改定関連>
●17年度医療費、過去最高42.2兆円
厚生労働省は21日、2017年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費の概算が前年度比2.3%増の42兆2000億円に達し、2年ぶりに過去最高を更新したと発表。
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180922/mca1809220500005-n1.htm
●がん治療薬「オプジーボ」などの高額ぶり 医療保険財政を圧迫
日本では今、小野薬品が開発した「オプジーボ」(写真)に代表されるがん治療薬のあまりの高額ぶりが問題になっている。新薬の開発にはふつう数百億円の費用と10数年の年月がかかり、失敗するリスクも高い。それを回収しようと思えば、薬価は当然高くなり、それをみんなが使えば医療保険財政を圧迫する。
https://webronza.asahi.com/business/articles/2018100200003.html
●ノーベル賞で急騰した「小野薬品」の株価が伸び悩んだワケ
小野薬品の株価は当時、オプジーボの成功を好感して、2016年4月には一時5,880円まで上昇しました。今月2日の終値3,308円は、その時の高値から44%も低い水準です。今回のノーベル賞受賞で、本庶氏と小野薬品の功績の大きさは再確認されました。それでも、小野薬品株への当時の熱狂が株式市場に戻ることは、ないかもしれません。
https://moneyforward.com/media/career/71584/
●社会保障費抑制へ 高額医薬品は保険の対象外
財務省は9日、「財政制度等審議会(財務相の諮問機関)」の分科会を開き、社会保障費の抑制に向けた改革案を示した。高額な医薬品については、費用対効果を勘案し公的保険の対象から外すことも検討するよう提案。
https://www.sankei.com/economy/news/181009/ecn1810090023-n1.html
<行政情報>
●高齢者の医薬品適正使用指針、「追補」名称変更へ
厚生労働省の「高齢者医薬品適正使用検討会」は26日の会合で、「高齢者の医薬品適正使用の指針(追補)」の骨子案について議論した。厚労省は、「追補」のコンセプトとして、「外来・在宅医療」「回復期・慢性期等入院医療」「その他の療養環境」を提示。
https://www.cbnews.jp/news/entry/20180927113017
<総評>
10月1日~15日配信分で注目したい記事はこの2つです。
●がん治療薬「オプジーボ」などの高額ぶり 医療保険財政を圧迫
●薬剤師が患者宅に電話 投薬後の状態をフォロー
京都大学高等研究院の本庶佑特別教授がノーベル賞を受賞したため「オプジーボ」に注目が集まりましたが、高額ながん治療の新薬は医療保険財政を圧迫するのではないかと、疑問を投げかける記事でした。ほぼ同時期に、2017年度医療費が過去最高の42.2兆円だったことも発表され、高額な医薬品については、公的保険の対象から外すことも検討が始まっています。
2つ目の注目記事は、薬剤師によるテレフォントレースに関するニュースです。テレフォントレースとは、調剤を担当した薬剤師が投薬から約1週間後に、調剤を受けた患者さん宅に電話をかけ、服用後の効果や副作用などを確認することです。
薬剤師から電話を受けた患者さんには、不安の解消や体調悪化の防止などの良い効果が見られました。調剤薬局薬剤師の役割が再認識されるようなニュースといえます。
※この記事内の情報は、すべて掲載時点のものです。
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