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薬剤師のよくある転職理由は?面接での上手な伝え方も解説

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多くの薬剤師が転職を考える主な理由として、給与や労働環境の問題、スキルやキャリアアップのためなどがあります。しかし、面接で転職理由をうまく伝える方法がわからないと悩む薬剤師は少なくありません。転職理由をどのように伝えるかは内定を得るために非常に重要です。

そこで今回は、薬剤師が転職を考える主な理由、面接での伝え方を詳しく解説していきます。転職活動を成功させたい薬剤師の方は必見です。

1. 薬剤師によくある転職理由6選

薬剤師によくある転職理由6選

薬剤師は一体どのような理由で転職したくなるのでしょうか。ここでは、薬剤師によくある転職理由の以下6つを解説します。

  • ・待遇や年収などに不満がある
  • ・人間関係がうまくいかない
  • ・スキルアップ・キャリアアップできない
  • ・長時間労働がつらい
  • ・ライフイベントによるもの
  • ・やりがいを感じない

1-1. 待遇や年収などに不満がある

薬剤師によくある転職理由の1つ目は、待遇や年収などに不満があることです。今よりも高い収入を求めて、転職を考える薬剤師は少なくありません。

とくに、病院薬剤師は夜勤などもあり仕事がハードであるにもかかわらず、他の職種の薬剤師と比較して給料が低いことがあります。男性で家庭を支える必要があるという理由で、病院薬剤師から調剤薬局やドラッグストアへ転職するケースも多く見られます。

とはいえ、病院では管理職に就く可能性もあり、昇進によって年収は大きく左右されます。そのため、今の病院から他の病院の管理職のポジションへと転職するケースもあります。

1-2. 人間関係がうまくいかない

薬剤師によくある転職理由の2つ目は、人間関係がうまくいかないことです。例えば、調剤薬局では、限られた人数と狭い作業空間で長い時間働くことが多く、人間関係が近くなりがちです。気が合わない人との距離が取りづらく、ストレスが積み重なってしまうことも少なくありません。

また、病院では多様な医療従事者と連携を取るため、複雑な人間関係に頭を悩ませることがあります。医師や看護師長にも配慮をする必要があり、上長と医師の間に挟まれて困ってしまうケースもあるでしょう。

そして、ドラッグストアは、店長や登録販売者、レジスタッフ、パート、アルバイト、美容担当者など、多様な職種の人々と一緒に働く職場です。雇用形態が違うと理解が難しいケースもあり、パートと正社員の間で人間関係に亀裂が生じることもあります。

1-3. スキルアップ・キャリアアップできない

薬剤師によくある転職理由の3つ目は、スキルアップ・キャリアアップができないことです。1つの薬局や病院に長期間勤務すると、似たような処方箋を手がけることになり、学ぶ機会が少なくなります。ルーティンワークの仕事を続ける中で、スキル向上を望む薬剤師が転職を希望するケースは少なくありません。

また、管理職や専門病院での仕事を求めて転職する場合もあります。職務範囲を広げたい人や専門性を高めたい人にとっては、転職はキャリアアップの手段の1つとして有効です。

1-4. 長時間労働がつらい

薬剤師によくある転職理由の4つ目は、長時間労働がつらいことです。患者さまの命にかかわる薬剤師の職務は、迅速かつ正確な行動が求められ、ミスの許されない雰囲気で満ちています。緊張感のある条件下で、患者さまに対する気配りも必要になるのは簡単なことではありません。

さらに、残業や休日勤務、夜勤、緊急対応などがあると、精神的な疲れだけでなく身体的な疲れも溜まってしまいます。薬剤師は資格があれば他の勤務先への転職も可能であるため、より働きやすい環境を求めて転職を希望することがあります。

1-5. ライフイベントによるもの

薬剤師によくある転職理由の5つ目は、ライフイベントによるものです。結婚や出産、子育てなど生活の変化により、転職する薬剤師もいます。とくに薬剤師は女性が多いため影響が大きいといえます。

例えば、結婚のタイミングで引っ越しをして退職する人もいます。大手グループの薬局やドラッグストアでも、転居先に系列の店舗がなければ転職せざるを得ないこともあるでしょう。

結婚・出産・子育てなどの生活の変化に対応して、非正規雇用で働ける職場に移ったり、通勤時間を短縮できる職場に転職したりするケースもしばしば見られます。ワークライフバランスを調整するために転職することは、人生をより充実させる手段の1つです。

1-6. やりがいを感じない

薬剤師によくある転職理由の6つ目は、やりがいを感じないことです。何年も勉強して薬学部を卒業し、国家試験に合格したにもかかわらず、薬学の知識やスキルを存分に使えず、仕事に対するやりがいがなくなってしまうことがあります。

専門的な業務に取り組めず、単調な作業が続くことに不満を感じ、やりがいを求めて研究分野で働く道を選ぶ人もいます。

2. 【例文あり】面接で好印象を与える薬剤師の転職理由の伝え方

 【例文あり】面接で好印象を与える薬剤師の転職理由の伝え方

これまで見てきた通り、薬剤師が転職するときにはさまざまな理由が考えられますが、伝え方に迷うこともあるでしょう。ここでは、面接で好印象を与える転職理由の伝え方を、以下の6つのケースに分けて解説します。

  • ・待遇・年収が理由の場合
  • ・人間関係が理由の場合
  • ・スキルアップ・キャリアアップが理由の場合
  • ・労働環境が理由の場合
  • ・ライフイベントが理由の場合
  • ・やりがいなど仕事内容が理由の場合

2-1. 待遇・年収が理由の場合

【伝え方の例】

以前の勤務では、設定された目標を達成しても、それが報酬や昇進に直結することのない職場でした。また、評価の基準が不明瞭で、具体的な説明を受けたことはありません。

今後は、成果をしっかりと上げて高い意欲を持って働くためにも、御社のような評価体制が整っている環境で力を発揮したいと考えています。

【ポイント】

「給料が低いから転職したい」というと、「お金さえもらえればどこでもいいのかな?」と解釈されかねません。自分が企業に貢献して、その対価として適正な報酬や昇進の機会がある場所で働きたいと希望を明確に伝えましょう。

2-2. 人間関係が理由の場合

【伝え方の例】

私は将来的にはリーダーのポジションを目指しており、そのためにはチームワークが不可欠だと考えています。以前の職場では、各個人が集中して職務を進めることでミスを減らすべきだという上司の考えがありました。上司の仕事に対する姿勢はもっともではありますが、私は周囲の人と連携を取りながら仕事を進めていきたい思いがあるため、次第に転職を考えるようになりました。

御社に薬剤師として入社した際には、職場の人と連携を取りながら、効率的な業務遂行を目指しつつ、自己成長したいと考えています。

【ポイント】

もし人間関係が転職を考える動機であるならば、それを「チームワークを重視している」として表現しましょう。人間関係に問題があった事実をそのまま話すと「応募者自身に問題があるのか?」と疑われる可能性があります。

人間関係に問題があったとしても「他のスタッフと協力的に働きたい」と言い換えれば、それは嘘ではなく、また採用側にも悪い印象を与えることはありません。

2-3. スキルアップ・キャリアアップが理由の場合

【伝え方の例】

以前は、内科と整形外科専門の薬局で働いていたのですが、周囲の薬局も同様に小規模な医療施設を対象としていました。大学の頃から、がんの薬物治療に強い関心を持っており、将来的には外来がん治療に特化した認定薬剤師の資格を取得したいと思っていました。

しかし、前職ではそのような機会はなかったため、新たな道を探すことに決めました。貴院は、多くの大学病院や総合病院と連携しており、多種多様な処方箋に触れることができる環境だと感じました。さらに、認定薬剤師への道をサポートし、勉強会などを開催していると聞いています。

私も貴院の環境で専門資格を取得し、患者さまのケアに貢献できる専門家として活躍したいと考えています。

【ポイント】

1つの薬局や特定の診療科に対応する調剤薬局で長年勤務していると、専門的なスキルを高められずに転職するケースがあります。調剤薬局から病院への転職では、キャリアアップを目的としている人も少なくありません。

「他の医療従事者と連携して、チーム医療に参加したい」「認定薬剤師になって専門的なスキルを磨きたい」などのように、病院でしか経験できない仕事がしたいという点をアピールするとよいでしょう。

2-4. 労働環境が理由の場合

【伝え方の例】

前の職場では、月平均で60時間以上の残業がありました。作業手順の改善やパート勤務のスタッフの増員など、いくつかの改善案を提案したものの、受け入れられることはありませんでした。

御社では、業務効率化のための取り組みが進んでいる結果、従業員の平均残業時間が10時間以下だと聞きました。専門スキルを高めるための自己研鑽をする時間も確保できそうだと感じます。また、認定薬剤師になるためのサポートが充実している御社で、専門的な分野で貢献したいと考え、入社を志望します。

【ポイント】

過度な残業が続いたことを伝えるときには、具体的な時間数を伝えるのがポイントです。また、改善に取り組んだが問題が解消されなかったなどの事実を、不満を話さずに伝えるのもよいでしょう。

2-5. ライフイベントが理由の場合

【伝え方の例】

結婚(出産)を機にワークライフバランスを重視した働き方をしたいと思い、志望しました。働く時間は限られていますが、仕事と家庭を両立しながらも会社に貢献して成長していきたいと考えています。

【ポイント】

転職の動機がプライベートや家庭環境だった場合は、事実を素直に伝えても問題ありません。ライフイベントによる転職理由は、多くの場合、面接官からも容認されやすいためです。しかし、勤務時間に制約がある場合は、「週に4日以内、17時まで出勤可能です」といった詳細を伝えておくとよいでしょう。

2-6. やりがいなど仕事内容が理由の場合

【伝え方の例】

現在の職場での知見を基に、がん診療の専門薬剤師を目指しています。御社では、がん治療や在宅医療など、先進的な診療に力を入れていると聞きました。そのような環境で、患者さまの生活の質を高められるように、全力で取り組むことが私の目標です。

【ポイント】

現職での不満については明示する必要はないため、「転職で何を成し遂げたいのか」に焦点を当てることをおすすめします。仕事内容での不満が転職の動機であったとしても、「自分自身のスキルアップ」や「キャリアアップ」が希望だと伝えることで、より肯定的な印象を与えられます。

3. 薬剤師が面接で転職理由を伝えるときのコツ

薬剤師が面接で転職理由を伝えるときのコツ

薬剤師が面接で転職理由を伝えるときには、以下の4つのコツがあります。

  • ・ネガティブな理由でもポジティブに言い換える
  • ・志望動機と転職理由の一貫性を持つ
  • ・前の職場の悪口になる言い方は避ける
  • ・前職でのトラブルはすべてを伝える必要はない

それぞれのコツを、詳しく解説していきます。

3-1. ネガティブな理由でもポジティブに言い換える

薬剤師が面接で転職理由を伝えるときのコツの1つ目は、ネガティブな理由でもポジティブに言い換えることです。ポジティブな理由に言い換えることで、前向きな姿勢で新しい職場を探している印象を面接官に与えることができます。

転職の動機が「収入が全然増えない」「評価されていない」といった場合でも、面接での理由を「年齢に関係なく、努力と実績が評価される環境でさらに挑戦したい」とポジティブに表現しましょう。

3-2. 志望動機と転職理由の一貫性を持つ

薬剤師が面接で転職理由を伝えるときのコツの2つ目は、志望動機と転職理由の一貫性を持つことです。例えば、収入が低いことが理由だった場合は、単純に伝えるだけで終わらせずに、「御社の報酬制度や年齢を問わずにポジションが割り当てられる人事戦略に感銘を受け、この場で充実感を感じながら成長できると思った」と、志望動機を伝えるのも1つの方法です。

転職理由と志望動機に一貫性があれば、面接官は納得感を得られるでしょう。

3-3. 前の職場の悪口になる言い方は避ける

薬剤師が面接で転職理由を伝えるときのコツの3つ目は、前の職場の悪口になる言い方は避けることです。例えば、給料や労働時間が長いなどが転職理由になるケースも少なくありません。しかし、不満があった点を過度に強調せず、素直に伝えすぎないように注意しましょう。

3-4. 前職でのトラブルはすべてを伝える必要はない

人間関係の問題が転職理由といったケースもしばしばあります。しかし、もし面接で人間関係の悩みが転職の理由であったと伝えると、「次もトラブルを引き起こす可能性がある」と見られかねません。前職でのトラブルを伝えたところで応募者にとって何のメリットもないため、多くの場合、口にしないほうが無難です。

4. 薬剤師は納得感のある転職理由を伝えて転職を成功させよう

薬剤師は納得感のある転職理由を伝えて転職を成功させよう

薬剤師として転職を考える際、納得感のある転職理由を明確にしておくことが成功への第一歩です。採用面接は、あなたの価値観や人柄を見るためのものでもあることから、自分自身が納得する転職理由をしっかりと伝えられるかどうかがポイントです。

また、転職を成功させるためには、事前の準備として職務経歴書の充実や志望動機を明確にしておくことも重要です。転職の準備に不安があるときには、薬剤師専門の転職エージェント「アポプラス薬剤師」に相談してみませんか。

「アポプラス薬剤師」を活用すれば、コンサルタントのサポートを受けながら転職活動がおこなえます。プロのアドバイスを受けて、納得感のある転職理由を考えることも可能です。ぜひ一度、「アポプラス薬剤師」への相談を検討してみてください。

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