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薬剤師の転職成功事例7選!成功させるポイントやスキルも解説

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薬剤師として働く中で、転職を考えている人は少なくありません。「今の職場でいいのだろうか」「もっといい環境で、薬剤師としてキャリアアップしていきたい」このように考えている人も多いでしょう。転職して理想の生活を実現させるためには、成功するためのコツを事前に知ることが大切です。

そこで今回の記事では、実際に転職に成功した薬剤師の方々の事例を7つと、転職を成功させるためのポイントやスキルを解説します。

転職は大きな決断ですが、同じ道を歩んだ仲間たちの成功例を知ることで、モチベーション や勇気が湧くはずです。転職への一歩を踏み出すためのヒントが盛り込まれているため、ぜひご一読ください。

目次アイコン目次

薬剤師の転職成功事例7選!成功させるポイントやスキルも解説

1. 薬剤師の転職!成功事例7選

薬剤師の転職!成功事例7選

薬剤師として転職を実現させるためには、同じように薬剤師として転職に成功した人たちの事例を見ると参考になります。ここでは、以下7つのパターンの違う転職事例を見ていきましょう。

  • ・キャリアアップのためにドラッグストアから病院薬剤師へ転職
  • ・プライベートを充実させるため製薬会社から調剤薬局へ転職
  • ・より良い職場環境を求めて調剤薬局から調剤薬局へ転職
  • ・製薬会社の定年退職後、未経験のドラッグストアへ転職
  • ・地方から東京の調剤薬局へ転職
  • ・都市部の調剤薬局から実家のある地方のドラッグストアへ転職
  • ・ブランク20年の専業主婦から調剤薬局へ就職

それぞれの成功事例を、詳しく紹介していきます。

1-1. キャリアアップのためにドラッグストアから病院薬剤師へ転職

  
Aさん【20代男性】
Aさん20代男性
転職前
転職後
勤務先
ドラッグストア
病院
勤務地
東京都
東京都
雇用形態
正社員
正社員
年収
450万円
400万円
転職にかかった期間
3か月

Aさんは、新卒でドラッグストアの調剤薬局に就職しました。しかし「病院薬剤師としてのスキルを伸ばしたい」という強い意志から、転職エージェントに登録しました。

学生時代に薬剤師の国家試験に向けて一生懸命に勉強していたこともあり、就職活動が満足にできず、後悔の念が残っていたことが転職理由です。

転職活動をしながら自己分析を進めるうちに、「病院薬剤師として、薬物治療のエキスパートになりたい」という意志が鮮明になってきました。現職のドラッグストアでは、さまざまな科目の処方箋を取り扱うことができますが、直接、入院患者様に服薬指導などを行うことはできません。

医療チームの一員として入院患者様とコミュニケーションを取り、薬剤師としてのスキルを磨きたいという強い気持ちを持つようになったのです。そこで、夢を実現するための病院探しが始まりました。

病院薬剤師の求人は、タイミングも非常に重要です。Aさんが転職活動を始めたとき、薬剤師教育に力を入れている総合病院の求人がちょうど出てきたのです。

面接でAさんは、「薬物治療の専門性をより高めながら、他職種の方とも協働して患者様に貢献したい。薬剤師教育に力を入れている貴院で実現したい」と、はっきりと表現しました。社会人生活や薬剤師としての経験がまだ浅い段階で始めた転職活動でしたが、その情熱を病院側も高く評価し、見事に内定を獲得したのです。

現在は総合病院の薬剤師として充実した日々を送っています。

1-2. プライベートを充実させるため製薬会社から調剤薬局へ転職

  
Bさん【40代男性】
Bさん40代男性
転職前
転職後
勤務先
製薬会社
調剤薬局
勤務地
東京都
東京都
雇用形態
正社員
正社員
年収
650万円
500万円
転職にかかった期間
約1か月

Bさんは大学卒業後、大手製薬会社に入社しました。転職を考え始めたのは自社製品の売上向上を目指すMRのポジションに就き、8年目を過ぎた頃のことです。平日は営業で病院を巡り、休日も主に仕事の準備、他社製品の研究、学会参加などに時間を費やす多忙な日々を送っていました。

売り上げが大幅に低下することもなく順調に成績を伸ばし、各種手当を含むと年収は約650万円になっていました。しかし、全国転勤のストレスと企業内での競争が厳しさを増す中、調剤薬局への転職を考えるようになったのです。

結婚を機に、休日を家族と過ごす時間や趣味の時間を大切にしたかったことも、その決断に影響したのでしょう。そこで、ワークライフバランスの取りやすい調剤薬局へと転職を希望しました。転職後の年収は500万円程度からのスタートでしたが、仕事とプライベートのバランスが向上したそうです。節約生活を始めたことで、年収の減少による影響はそれほど感じなくて済んでいるそうです。

入社後、Bさんは短期的な目標として管理薬剤師へのキャリアアップを目指しています。年収550万円を目指し、スタッフからの信頼を獲得できるよう、調剤薬局での日々の業務に励み、充実した毎日を送っています。

1-3. より良い職場環境を求めて調剤薬局から調剤薬局へ転職

  
Cさん【40代男性】
Cさん40代男性
転職前
転職後
勤務先
調剤薬局
調剤薬局
勤務地
東京都
東京都
雇用形態
正社員
正社員
年収
770万円
840万円
転職にかかった期間
約4か月

Cさんは中規模の調剤薬局チェーンでエリアマネージャーを務めており、週6~7日の出勤と深夜までの長時間労働が常態化していました。しかし、彼が問題に感じていたのは、多忙な労働時間そのものではなく、仕事内容と収入が見合っていないと感じる点でした。

エリアマネージャーとしての彼の役割には充実感を感じていたため、転職活動を始めた頃は、「もしより良い環境があれば」というスタンスでした。そのような中、転職エージェントから提案されたのは、近郊エリアで約60店舗を運営する中規模の調剤薬局でした。

この調剤薬局は創業10年、ベンチャー精神に満ち溢れ、革新的な事業展開により急成長を遂げている会社です。Cさんと代表の相性が良いと感じた転職エージェントは、面接には代表も参加するよう依頼しました。

予想通り、Cさんと代表は面接で意気投合し、リラックスした雰囲気の中で薬局経営について議論し、代表から「将来、経営陣の一員として迎えたい」という強い意向を示されました。

Cさんも「この会社なら、共に成長しながら事業を築いていくやりがいがある」と感じ、入社後は管理薬剤師として現場で働きながら、教育システムの整備などを担当することになりました。

元の職場では現状に不満を抱きつつも、「今を超える職場は、なかなかないだろう」と転職を諦めることもあったそうです。しかし、新たな職場が見つかってからは「一日でも早く新しい職場で働きたい」とやる気に満ちているそうです。

1-4. 製薬会社の定年退職後、未経験のドラッグストアへ転職

  
Dさん【60代男性】
Dさん60代男性
転職前
転職後
勤務先
調剤薬局
ドラッグストア(OTCのみ)
勤務地
非公開
非公開
雇用形態
正社員
正社員
年収
非公開
600万円
転職にかかった期間
非公開

Dさんは、3か月後に製薬会社での定年退職を控えていましたが、退職後も長く働くつもりで転職活動を開始しました。調剤薬局やドラッグストアでの勤務経験はないものの、お薬の販売や服薬指導に関わることを希望していました。また、年収を大幅に落としたくないというのも条件の1つでした。

お子さんはすでに成人していて、Dさんの奥様も新しい職種への挑戦を応援しているとのことでした。未経験ということで不安もありましたが、研修制度が整っている会社を優先し、キャリアアップも視野に入れつつ就職先を探すことにしたのです。

そこで転職エージェントは、Dさんの希望や条件を考慮し、「土日も働ける」「研修制度が整っている」「年収を大幅に下げたくない」というポイントから、大手ドラッグストアのOTC業務を提案しました。

提案したドラッグストアは休日出勤が多い職種ですが、週休2日制で夏冬の休暇もしっかり確保できる環境がありました。勤務する店舗での研修制度もあり、年収は若干下がるものの、600万円台を維持できる条件で転職できたのです。また、体力さえ続く限り働き続けられる環境も確保できました。

Dさんのように定年退職後に再スタートを切ることは、薬剤師であれば決して難しくありません。年齢を理由に退職しなければならない場合は、新たな一歩を踏み出す勇気を持つことも大切です。

1-5. 地方から東京の調剤薬局へ転職

  
【30代女性】
30代女性
転職前
転職後
勤務先
調剤薬局
調剤薬局
勤務地
群馬県
東京都
雇用形態
休職
正社員
年収
休職
420万円
転職にかかった期間
非公開

Eさんは、群馬から東京へ単身移住した薬剤師です。新生活をスタートするための就職活動に挑戦していましたが、土地勘のない中での情報収集は難しく、良い職場を見つけることに不安を感じていました。希望としては、未経験の科目を取り扱う調剤薬局での勉強と、教育体制が整っている環境の2点を挙げていました。

相談した転職エージェントのコンサルタントは地域特化型で、それぞれが専門のエリアを持っています。そのため、新しい土地に馴染みがなくても、求職者の希望が明確であれば適切な求人情報を探すことが可能です。

「教育体制がしっかりしている職場」というEさんの条件に沿って、OJT研修のある調剤薬局を中心に職場を探しました。また、「未経験の調剤分野」については、Eさんの高い学習意欲が採用側に伝われば問題ないとアドバイスしました。

結果的に、Eさんは面接で積極性を十分に伝え、「未経験でも学ぶ意欲があるなら歓迎する」という理解のある職場に就職できました。新しい職場では4人体制の薬剤師チームがあり、総合的な調剤を学ぶことができます。

Eさんの転職が成功したポイントは、各地域に特化した転職エージェントを活用したことです。新たな地域での就職活動にも自信を持つことができます。引っ越し直後で転職に不安を感じている方は、そのエリアに詳しいコンサルタントに相談するのも1つの方法です。

1-6. 都市部の調剤薬局から実家のある地方のドラッグストアへ転職

  
【40代女性】
40代女性
転職前
転職後
勤務先
調剤薬局
調剤併設型ドラッグストア
勤務地
東京都
九州
雇用形態
正社員
正社員
年収
600万円
630万円
転職にかかった期間
約2か月

Fさんの転職動機は、故郷の九州へ戻ることでした。当時、彼女は調剤薬局に勤務しており、広範囲な知識を身につけることができる、調剤併設型のドラッグストアを希望されました。

彼女の要望は年収を維持することと、エリアマネージャーとして多店舗を行き来しながら働きたい、という2点。

そこで、九州内で比較的大きな規模を持つ、十数店舗以上展開している会社を候補に入れたのです。2社のドラッグストア併設の薬局のうち、1社は全国的に展開している大規模な企業でしたが、Fさんはもう一方の地元に根ざした30店舗近く展開している薬局を選びました。

「規模的にちょうどよく、将来のキャリアパスも明確にイメージできる」「現場から経営トップまでのコミュニケーションがスムーズで、自由に働ける社風が魅力的」というのが選んだ理由です。

企業側もFさんの意欲を高く評価をし、調剤業務だけでなくマネージャー業務などの運営にも積極的に取り組みたいという希望を尊重しました。年収もFさんの希望を上回る形で実現したのです。

「故郷に戻って働きたい」または「配偶者の転勤で別の県で働きたい」といった方は案外多いものです。このような場合、全国の求人を扱う転職エージェントに登録するのがポイントといえるでしょう。

1-7. ブランク20年の専業主婦から調剤薬局へ就職

  
【40代女性】
40代女性_2
転職前
転職後
勤務先
専業主婦
調剤薬局
勤務地
-
東京都
雇用形態
-
正社員
年収
-
400万円
転職にかかった期間
約3か月

Gさんは結婚後、約20年間は専業主婦として家事と子育てに専念していました。しかし、子供たちが成長し時間に余裕ができたことから、復職を決意し就職活動を開始しました。

調剤の経験はありませんでしたが、強い希望として「調剤を行いたい」という思いがありました。また、家事との両立を考え、週2〜3日の午前中に家の近くで働くというのも譲れない条件の1つです。

ただし、約20年のブランクと調剤未経験であることから、「調剤を学ぶ環境があるのか」という不安が最大の懸念でした。最初は不安が拭いきれない様子でしたが、転職エージェントからは、「調剤を行いたいという強い意思と学びを仕事に活かしたい意欲があれば、未経験でも十分に通用するはず」と励まされ、不安は次第に解消されていったのです。

また、転職エージェントから「企業に自分の調剤に対する思いと、希望の働き方を直接伝えてみてください」とアドバイスをもらったことで面接に臨む心構えもできました。その後、未経験者を受け入れるための研修制度を整備している調剤薬局企業の内定をもらい、再就職が実現しました。

2. 薬剤師の転職を成功させる5つのポイント

薬剤師の転職を成功させる5つのポイント

薬剤師は、職種によって業務内容が大きく異なることから、転職するときにはさまざまな不安を持つこともあるでしょう。経験転職を成功させるためには、ここで紹介する5つのポイントを押さえることが重要です。

  • ・希望条件の軸を見つける
  • ・積極性をアピールする
  • ・自分のスキル・経験が活かせることを伝える
  • ・転職する理由を前向きに伝える
  • ・職歴とキャリアプランの一貫性を持たせる

それぞれのポイントを、詳しく解説していきます。

2-1. 希望条件の軸を見つける

薬剤師の転職を成功させるポイントの1つ目は、希望条件の軸を見つけることです。「どのような環境が理想の職場か」を考えるとき、「残業時間が少ない」「給与が高い」「通勤距離が短い」といったさまざまな条件が次々に浮かんでくるものです。全ての条件が満たされる職場が存在すればよいですが、なかなか見つからないのが現実です。

そのようなときには、自身の希望条件に「優先度」を設定しましょう。例えば、年収と通勤時間であれば、どちらが重要なのか、残業がなければ遠い場所でも耐えられるか、などを考慮し、希望条件に優先順位をつけていきます。

複数の項目が重要で順位をつけるのが難しいと感じる場合は、視点を少し変えて、現職で経験している不満や悩みをリスト化するのもよいでしょう。見比べていくことで、自分が何を一番重視しているのか、徐々に明らかになるはずです。

優先度が明確になれば、「転職を考える上で何を最優先にすべきか」も明確になり、転職先の選択がしやすくなります。優先度の高い事項を実現させるために、それほど重視していない条件は妥協できるようになります。

どのように優先順位を決めるべきか、自分で決めた優先順位が適切かどうか不安な方は、薬剤師の転職を専門に扱うコンサルタントに手助けしてもらうのもおすすめです。

2-2. 積極性をアピールする

薬剤師の転職を成功させるポイントの2つ目は、積極性をアピールすることです。「自分には調剤の経験がない」「最新の在宅医療についての知識が不足している」などと感じている方も多いかもしれませんが、企業が重視するのはあなたの現有のスキルや経験よりもポテンシャルです。

過去のキャリアに不安を抱いていても、新たな分野に挑戦する意欲があれば、その思いが評価されます。自発的に学び、自己成長を続ける能力があると認識されれば、経験が少ない人でも高い評価を得られるのです。

特に近年の面接は、コミュニケーション能力の評価が重要な項目になりつつあります。ただし、入社後の行動が面接時の話と一致しない場合、問題を引き起こす可能性があるので大げさにアピールするのは避けましょう。

2-3. 自分のスキル・経験が活かせることを伝える

薬剤師の転職を成功させるポイントの3つ目は、自分のスキル・経験が活かせることを伝えることです。今の職場で得たスキルや経験を、自身のアピールポイントとして他の候補者との差別化を図りましょう。

  • ・薬局の管理薬剤師としての経験がある
  • ・病院勤務により全体的な医療知識を深めた
  • ・大量の処方箋を処理した経験がある

このように、自分が仕事を通じて学んだ知識や能力、役職があれば、ぜひ積極的にアピールしてください。多くの企業は中途採用時に、即戦力としてすぐに業務に取り組める人材を求めています。

そのため、自分の経歴を通じて「このような点で、ここまで企業に貢献できる」というメッセージを伝えることが、成功へのカギといえます。

2-4. 転職する理由を前向きに伝える

薬剤師の転職を成功させるポイントの4つ目は、転職する理由を前向きに伝えることです。
「配偶者の転勤」「結婚・出産・育児」や「店舗の閉鎖」のような自己都合ではない転職理由は、面接でマイナスになることはありません。

しかし、「過度な労働」「職場の人間関係」などの理由は否定的な印象を与えかねないため注意が必要です。現状の不満点をそのまま転職理由として述べるのではなく、「仕事をし続けられない理由が発生したため」転職を考えている、と表現すると良いでしょう。

例えば、薬剤師の退職理由として「職場の人間関係があわなかった」というのはよくあることです。実際の面接で回答するときには、以下のように答えましょう。

「以前の勤務先では、各々が個々に業務を進める傾向がありました。しかし、私は他のメンバーと連携して仕事を進める方が得意です。チーム一丸となって患者様のために尽力できる職場で働きたいという気持ちが強くなり、転職を決断しました。」

マイナスの理由があっても、それをどうやって肯定的に捉えて次のステップに活かすのかを、採用者は評価します。

2-5. 職歴とキャリアプランの一貫性を持たせる

薬剤師の転職を成功させるポイントの5つ目は、職歴とキャリアプランの一貫性を持たせることです。まず転職活動を開始するときには、「キャリアの見直し」を行いましょう。キャリアの見直しとは、これまで関わってきた全ての仕事をリストアップし、整理することです。

これまでの経験を基に、「私のキャリア計画はこうであり、そのためにこれまでの職務経験が重要だった」という一貫性を持った説明を準備しておくことが必要です。

例えば、過去にも転職した経歴があれば「患者様により広く貢献するために転職が必要だった」と説明することが可能です。下記に例文を紹介します。

私は○○大学の薬学部を卒業後、薬剤師として5年間働いてきました。

最初の2年間は調剤薬局で働き、その後、OTC医薬品のアドバイスも行いたいという思いからドラッグストアへの転職を決意しました。

その2年間、通常の調剤業務に加えて、OTC医薬品の販売なども行いました。患者様が最初に訪れる場所がドラッグストアであると想定し、最初の接点で役立つ薬剤師になることを目指し、コミュニケーションを重視した対応を行ってきました。

その結果、一般用医薬品の売り上げが20%増加し、昨年はチームリーダーを務めることになりました。

チームリーダーとしての役割は、職場の雰囲気やメンバーの満足度に大きな影響を与え、患者様の満足度にも大きく影響することを実感しています。そこで、これまでのチームリーダーの経験を基に、更に多くの患者様に貢献し、御社の成長に貢献したいと考え、今回応募しました。

また、転職理由がスキルアップの場合、転職先での貢献を通じてキャリア目標を達成したいという意図を伝えるのもよいでしょう。

3. 薬剤師の転職を成功させるために活用したいスキル・経験

薬剤師の転職を成功させるために活用したいスキル・経験

薬剤師転職市場での求人情報を見てみると、特定のスキルや経験があると他の候補者との差別化を図ることができます。転職時に役立つ薬剤師の資格や経験には、以下の3つがあります。

  • ・認定薬剤師・専門薬剤師の資格
  • ・在宅医療の経験
  • ・管理薬剤師など管理職経験

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

3-1. 認定薬剤師・専門薬剤師の資格

薬剤師の転職を成功させるために活用したいスキル・経験の1つ目は、認定薬剤師・専門薬剤師の資格です。例えば、漢方薬・生薬認定薬剤師や救急認定薬剤師といった、薬剤師の専門資格を持っていると、転職時に有利に働くことがあります。

薬剤師向けの資格は、大きく分けて「認定薬剤師」と「専門薬剤師」の2つがあり、一般的に認定薬剤師の資格の方が取得しやすいとされています。認定薬剤師の資格は、癌や感染症など、さまざまな分野に特化したものが存在しているので、強みや関心のある分野を深く掘り下げていくとよいでしょう。

3-2. 在宅医療の経験

薬剤師の転職を成功させるために活用したいスキル・経験の2つ目は、在宅医療の経験です。在宅医療の経験を持っている場合、薬剤師の転職をスムーズに進められる可能性があります。

在宅医療は、自宅や高齢者向けの施設で治療を受けている人々の支援が主な目的です。最近では高齢化社会の背景があり、在宅医療に特化した調剤薬局が増えています。職場を探すエリアが高齢者の多い地域で在宅医療の経験があれば、転職活動はより良い方向に向かう可能性があるでしょう。

3-3. 管理薬剤師など管理職経験

薬剤師の転職を成功させるために活用したいスキル・経験の3つ目は、管理薬剤師など管理職経験です。

管理薬剤師や薬局長の経験を持つ薬剤師は、薬局や医療機関の経営やチームのマネジメントに関わる責任者としてのスキルや知識を身につけていると評価されます。

薬局や病院などの経営や運営に関わる業務に携わった経験は、新しい職場でのリーダーシップやチームワークの構築において役立つと考えられることが多いでしょう。また、人材管理や予算管理などの経験も積んでいるため、経営側からの期待も高くなります。

さらに、管理薬剤師や薬局長の経験を持つことで、専門的な知識や実務スキルの幅も広がります。医薬品管理や医療安全管理、医療品質の向上など、より高度な業務に携わることができるためです。

そのため、管理薬剤師や薬局長の経験があると、転職するときに優位なポジションを築ける傾向にあります。転職時には積極的に自身の経験をアピールし、新たな職場で力を発揮したいと伝えましょう。

4. 薬剤師が成功するための転職サイト・転職エージェントの選び方

薬剤師の転職成功を目指すときには、まず転職サイトの選び方が重要です。転職サイトは、一般的なものから薬剤師専門のものまでさまざまあります。転職サイトを選ぶときには、以下のポイントに注意しましょう。

  • ・薬剤師専門で求人情報が豊富か
  • ・実績があり評判は良いか
  • ・非公開求人を扱っているか
  • ・自分と相性は良いか

それぞれのポイントを、詳しく解説します。

4-1. 薬剤師専門で求人情報が豊富か

転職サイト・転職エージェントを選ぶときには、薬剤師専門で求人情報が豊富かに注目しましょう。求人が多いということは、それだけ数多くの転職先から選択でき、比較することができます。
さらに、求人情報が豊富であれば、それだけ多くの企業が利用し、企業からも信頼を得ている証拠だともいえます。そのため、信頼に応える形で、転職サイトのコンサルタントも求職者のサポートを全力で行っていることが期待できます。

4-2. 実績があり評判は良いか

転職サイト・転職エージェントを選ぶときには、実績があり評判は良いか、その運営会社とその成果について確認しましょう。運営会社が大手であれば、実績が少なくても安心して利用できるというのが1つのポイントです。

反対に、小規模な会社が運営していても、転職成功の実績が多い場合は、信頼できる良い転職サイトであるといえるでしょう。

大手の会社や、豊富な転職成功の実績がある転職サイトを利用することで、そのサービスに対する信頼を基に転職活動に専念することが可能になります。

これにより、自分が目指す理想的なキャリア形成に専念できることでしょう。

4-3. 非公開求人を扱っているか

転職サイト・転職エージェントを選ぶときには、非公開求人を扱っているかを確認することも大切です。非公開求人とは、薬剤師転職サイトに登録したメンバーだけが閲覧可能な求人のことを指します。

良い条件や待遇の求人は、応募が多数集まるのを避けるために非公開で募集を行うことがあります。さらに、非公開求人を扱っている薬剤師転職サイトは、多くの場合、採用企業と強固な信頼関係を持っています。

そのため、病院や企業の情報に精通しており、転職後の不安や疑問に対して相談できることもあります。

4-4. 自分と相性は良いか

転職サイト・転職エージェントを選ぶときには、自分と相性は良いかを確かめましょう。「薬剤師の転職サイトってどれも一緒なのでは?」と思う人もいるかもしれません。

しかし、転職サイトにはそれぞれ特性や強みがあり、自分の希望と一致しているかどうかを見極める必要があります。例えば、調剤薬局への転職を考えているなら、調剤薬局の求人数が多く、転職に関する情報を提供するサイトを選ぶべきです。

それを知らずに、調剤薬局への強みがそれほどない転職サイトに登録してしまうと、望むような結果は得られません。サイトごとに求人の数や種類、転職エージェントのスキルには違いがあるためです。

なお、転職サイトは1つだけではなく、複数登録するのがおすすめです。転職サイトを1つだけに限定してしまうと、「希望する条件の求人が少ない」「エージェントとの相性が合わない」などの問題に直面したときに行き詰まってしまいます。

いくつか複数のサイトに登録し、自分に適した転職サイトや転職エージェントを選びましょう。

5. 薬剤師は転職エージェントに登録して転職を成功させよう

薬剤師は転職エージェントに登録して転職を成功させよう

本記事では薬剤師の転職成功事例7選を通じて、転職を成功させるポイントや必要なスキルについて解説しました。転職に成功するためには、自己分析や職場選び、他の経験やスキルの活かし方などがポイントです。

転職を考えたときには、薬剤師に特化した転職エージェント「アポプラス薬剤師」を活用してみませんか。転職エージェントは転職市場の動向や求人情報を熟知しており、あなたの希望に沿った転職先を見つける手助けをしてくれます。具体的な希望条件を伝えることで、コンサルタントもあなたの転職成功をサポートしやすくなるはずです。本記事を参考に、あなたにあった転職エージェントを探しましょう。

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